ウェストジャワ~4th Day

1997年9月18日(木)
鮮やかな青のビモ

今日は他のポイントに行く予定だったので、早く起きて男性陣はまたチマジャでサーフィンした。
さすがに朝早く(6時)にはサーファーは少なかったけれど、波のコンディションはいまいちで、なかなか割れないようだ。ビデオも撮ったけれど、ちょっとダンパ気味で初日みたいに長く乗れない。

ホテルに帰ってきて一休みし、ビモ(タクシーみたいなもの、通常は乗り合い)を貸し切り、4kmほど離れたビーチのポイントへ。今日の朝は子供たちがいないなぁと思っていたら、こっちでサーフィンしていたようだ。
彼らに言わせると、チマジャは満月の時がいいという。初日は満月だったからよかったようだ。チマジャはレギュラーの波だけど、ここのポイントはグーフィー。グーフィーが得意な私としては、ラッキーと思って張り切って入ったけれど、やはりパワーがあって、スープになるとボードを押さえているのがかなりつらい。
しかもその後まかれると、洗濯機状態。チマジャほどグリングリンではないけれど、日本の大きい波とは比べられないくらい、まかれる。フィンテザースがついているソックスを履いていたんだけれど、ソックスごとまかれたときに脱げてしまった。こないだ買ったばかりだから、あってよかった~!!
でもかなりイメージがバッドになってしまって昼寝をした後はサーフィンしないで、となりのレストランで食事したり、ビリヤードをしてゆっくりして、早めに寝てしまった。

ウェストジャワ~5th Day

1997年9月19日(金)

朝7時にチャーターしたビモでまずはチマジャから20kmにあるチバンバンへ。
でも、まったく波がないので昨日のカランパパ:Karang Papakへ。やはり地元の子供たちがサーフィンしている。早くあがってきたアリス君が通訳をしてくれて、ほかのサーフスポットに連れていってもらうことにした。

いい天気!

そのポイントはジュングルデン。クネクネの山道を2時間30分くらい走って山を越えて海沿いの道を20分くらい走るとそのポイントに着く。ポイントの目の前にはママスというホテル(ロスメン)があって、1人1泊3食付きで20000ルピアで泊まれるという。
サーファーも何人か泊まっているようだったけれど、ボードはまっぷたつに折れていた。けっこうヤバいところなのかもしれない。
結局、サーフィンはロータイドすぎてできず、残念だったけれど、南国らしいとてもきれいなところだったので、珊瑚を拾ったり、木陰で昼寝したりしてのんびりした。
夕方になればハイタイドになってサーフィンができるといわれたけれど、泊まる準備もしていないし、早めに帰ってチマジャでサーフィンすることにした。
帰りにアリス君の友達がちゃっかり同乗してきて、6人で乗ったのでちょっと窮屈だった。もしかしてこのためにここに連れてきたのかな~

ホテルに着いてすぐにチマジャへ。風がかなり強く、波はぐちゃぐちゃ気味、しかもサイズも小さく、腰から頭くらいだった。テイクオフしてちょっと横を走ると波が厚くなって終わってしまう感じの波だったが、まかれることもないし、楽ちんだった。

帰ってきてまた懲りずにビリヤードをして、明日は日の出とともにサーフィンだ!と意気込んで早く寝ることにした。

ウェストジャワ~6th Day

1997年9月20日(土)
いい波~

朝少し寝坊してしまって7時にチマジャへ。
かなりロータイドだった。ここはハイタイドの時がGOOD。朝8時くらいになるとだんだん満ちてきて、波が大きくなってくる。いいところから乗らないと波に捕まってしまって抜けられない。
しばらくしてマッチョなサーファーがまた入ってきたのでさっそくビデオをまわしてライディングを撮った。かなり上手い。ずっとビデオを撮っていると、子供たちが見せてくれ、と寄ってきた。喜んでみんな見ていた。
マッチョなサーファーは、子供たちのサーフィンの先生で、アマチュアコンテストで優勝したことがあるという。

今日は土曜日で、ホテルのレストランがイタリアンランチだということで行ってみた。メニューはツナコロッケとピザとアイスで1人20000ルピア。少々高かったけれど、家庭的な味でとてもおいしかった。
すると、週末だからか、オージーが20人くらいやってきた。今日からはチマジャは激戦区になりそう!!

チマジャのサンセット

夕方、チマジャへ行くと、やっぱりロータイド。昼にきたオージーがたくさん入っていて、しかも上手い、ときているから、ずーっと岸で彼らのサーフィンを見ていた。
夕食はとなりのレストランから出前。サテ、ビーフンゴレン、チャプチャイ、スパゲティ。とてもおいしい。とくにスパゲティは和風味(しょうゆ)でおいしかった。

夜遅く、同じホテルに泊まっていて、ジュングルデンへ泊まりでサーフィンに行っていた日本人3人組のサーファーたちが帰ってきて、話を聞く。
結局、昨日の夕方はロータイドのままで、サーフィンはできなかったらしい。でも、朝はジュングルデンから1kmほど走ったところにあるタートルスでサーフィンしたという。サイズは頭半くらいで、チマジャよりももっとパワーがあるグリグリの波だったと言っていた。

ウェストジャワ~7th Day

1997年9月21日(日)

朝、話し声が聞こえて目が覚めた。
まだ5時半でうす暗いのに、オージー軍団はもう板を抱えて出発のようだ。私たちは今行ってもたくさんサーファーがいるし、乗れないかもしれないので、時間をずらして行くことにした。

いい波~

しばらくして、レオンさんのベランダから波を見ると、かなり大きいことが分かった。
takaはリタイアし、kazuだけ板を持って、チマジャへ行くことに。やはりかなり大きい。ロータイドでダブルくらいあるので、まかれるとケガをしそうな感じ。
昨日ジュングルデンから帰ってきたサーファー達、オージー軍団、地元のサーファーと、かなり混んでいる。波はグリングリンのチューブで、サイズは頭半からダブル。みんな上手くチューブに入っている。気持ちよさそう!!

日本人のサーファーは、まかれて岩に激突したらしく、膝から大量の出血をしていて、すごく痛そうだった。後で会ったとき、歩けないくらい腫れ上がっていた。
kazuはチューブには入れなかったものの、けっこう乗っていた。今までで一番パワーがあって引きずられる、ヤバめの波だったという。ビデオを撮っていたらまた子供たちが寄ってきてみせろ、というのでさっさと退散して、ホテルのプールで遊んだ。

ウェストジャワ~8th Day

1997年9月22日(日)

今日は最終日。朝、チマジャでサーフィンし、見送ってくれるというアサップ君とアリス君がホテルまで付いて来る。
お別れ際に、もう着古したラッシュをあげると、喜んでいた。

チマジャそばの市場

ホテルを出発してジャカルタに向かう途中、ところどころの街で下車して市内観光。
ジャカルタの街では、デパートに寄ってもらって、お土産だの本だのを買う。
ガルーダはオーバーブッキングがひどいよ、とアドバイスをもらっていたので早めに空港に向かうことにした。空港には一番のりだったようで、誰もいない。少し早すぎたかな?

カウンターがあいて、さっそくチェックインに行くと、ナント!!すでにオーバーブッキングという。何?何で?だって私たち1番目じゃん!!って文句を言ったら、すでにデンパサールで満席とのこと。ひ、ひどい。
空港のそばのホテルでステイして、明日の便でと言われたけど、仕事があるからどーしても今日帰らなくてはと、しょうがなく名古屋経由で帰ることに。ま、ビジネスで帰れるからいいか。しかも新幹線も取ってくれるみたいだし。
…ということで、何とか帰れることになってひと安心。しかし、ガルーダ、やってくれるなぁ。