コスタリカは南北アメリカをつなぐ中央アメリカに位置する国。
豊かな自然に恵まれ、「中米の楽園」とも呼ばれています。 エコツーリズム先進国としても有名で、「火の鳥」のモデルともいわれている幻の鳥ケツァルや、ハチドリなんかが見れるとか。 映画「ジュラシック・パーク」の舞台としても有名です。
サーフィンでは「エンドレスサマー2」でおなじみ。コレを見てコスタリカに行きた~いって人も多いのでは!?
コスタリカのデータ
国名 / 首都 |
コスタリカ共和国 / サンホセ |
言語 |
スペイン語(英語も多少通じます) |
通貨 |
コロン(COLON) |
物価 |
やや安い |
時差 |
日本時間より-15時間 |
パスポート |
在日数以上が必要 |
ビザ |
90日以内の観光の場合は不要 |
為替レート |
1USドル=220C=125.7円 1C=0.56円 |
コスタリカまで
日本からコスタリカへの直行便はありません。ロサンゼルス経由が一般的ですが、そのほかにもヒューストンやマイアミなど、アメリカ各地や周辺国からさまざまな便が運航しています。
私はロス経由。日本からの便はほとんどが昼に到着で、コスタリカ便の出発は深夜なので、レンタカーを借りれば半日はショッピングが楽しめます。
ホテルと航空券
日本ではまだマイナーな場所なので、サーフィン専門のパッケージツアーはありません。アメリカではコスタリカへのサーフトリップは人気らしく、ロスで申し込むという手もありそうです。私の場合、個人旅行で行きました。宿は最初の1泊だけFAXで予約。その後は会った人に紹介してもらいながら旅しました。
両替
コロンへ両替しなくても、大きな店では米ドルが使えます。コロンに両替するなら、空港がよいですが、日曜日はお休みです。他には大きなホテルにも両替所がありました。
コスタリカ内の移動
各都市やおもなリゾート地へはバスが運行していますが、バスターミナルは治安が悪いらしいので、レンタカーがおすすめ。サーフポイントまでは、車だと6時間くらいかかるので、滞在時間が短い場合には飛行機がおすすめ。
食べもの
ローカル・フード(ティコ料理)は日本食っぽい味付けでなかなかでした。パンやイタリアンなども美味しかったです。ソーダ:sodaと呼ばれるカフェでは軽食がとれます。ファーストフード店はサンホセ以外では見かけませんでした。
サーフィン
ポイントはコスタリカ各地に点在しています。カリブ海側ではサメが出ることがあるらしいです。波は1年を通じてコンスタントにあり、特に雨季がよいのですが、ポイントへのアクセスが悪いため、雨季に行くなら4WD必須です。
持って行くとよいもの
虫除け…夕方になると蚊が大量発生!
日焼け止め、帽子、サングラス…陽射しはチョー強烈です。
ウィッチズ・ロック Playa Naranjo(Witch’s rock)
サンタ・ローザ国立公園内。施設が無いのでキャンプの準備と、4WDは必須。ボトムはリーフ。
プラヤ・グランデ Playa Grande
ラス・バウラス海洋公園内。Hotel Las Trotugasの前。ボトムはビーチ&リーフで主にレギュラー。ホレホレのチュービーな波。
プラヤ・ネグラ Playa Negra
タマリンドの南約35Km。Hotel Playa Negraの前。ボトムはリーフ。ロータイド時は要注意。
エステリロス・エステ Esterillos Este
ハコとケポスの間。ここ周辺の海岸一帯にはたくさんのポイントがあります。ボトムはビーチで九十九里のような波。一般的に満潮時がGOOD。
今回は「エンドレスサマー2」のロケ地のひとつ、コスタリカに行くことにした。
コスタリカは、中米にある、四国と九州を足したくらいの小さな国。危険だといわれている中米の国々の中では安全な国で、「中米のスイス」とも言われているらしい。
以前は電車があったみたいだけど、大地震で線路が壊れてしまったらしく、電車は走っていない。主な移動手段はバス。でも、バスターミナル付近はあまり治安がよくないらしいので、私たちはレンタカーを借りてタマリンドへ。
アメリカやヨーロッパではリゾート地として人気があるらしく、実際にツーリストも大勢いたけれど、若い人よりは年配の人のほうが多かったことが印象的だった。日本ではまだなじみが薄いせいか、日本人はほとんどいなかった。
サーフィン以外にも、コスタリカには自然がたくさん残っているので、ドライブだけでも楽しかった。
エコツアーなんかも今度は行きたいなぁ。
1997年3月8日(土)
今回利用した航空会社はマレーシア航空。食事、態度ともに大満足!!!初めてのビジネスクラスで、少しはしゃいでしまった。 快適なフライトの後、無事ロスには着いたものの、コスタリカへ向かう便が夜中0時発だったから、レンタカーを借りて時間つぶしをすることにする。
まず、ボードをロスで買うつもりで日本から持ってきていなかったので、さっそくLong Beach:ロングビーチへ。お気に入りの店KATIN:ケイティンで、ボード(アルメリック、$445)などを買う。
ここのTシャツやトランクスは、とってもかわいいデザインのものが多くて、一番のお気に入り。2年前に来たとき、スタッフがとっても親切だったこともあって、また寄ることにした。 前にも声を掛けてくれた日系人のおばあさん、サトさん(多分オーナー?)がまた、声をかけてくれて、なんだかとても懐かしく、嬉しくなってしまった。
そして空港近くのホテルでひと休みし、いざコスタリカに出発!!
…と意気込んで空港に向かったけれど、出発したのは2時間近く遅れて夜中の2時!!!! さらに、直行便だとばかり思っていたのに、Mexico City:メキシコシティでトランジット。しかも、飛行機に乗ったまま待たされて、、、
でも、ラクサ航空のスタッフはとても親切だったし、ボードのチャージがラウンドで35ドル。とても安くてびっくりした。
アメリカやヨーロッパではリゾート地として人気があるらしく、実際にツーリストも大勢いたけれど、若い人よりは年配の人のほうが多かったことが印象的だった。日本ではまだなじみが薄いせいか、日本人はほとんどいなかった。
サーフィン以外にも、コスタリカには自然がたくさん残っているので、ドライブだけでも楽しかった。
エコツアーなんかも今度は行きたいなぁ。
1997年3月9日(日)
ようやく、12:00にコスタリカに到着。
第一印象は、のどかだなぁという感じ。しかも、日曜日で、空港内の銀行まで閉まってる!!
日本では考えられないので、少々あきれる。
まぁ、こんなもんかな、とヤミ両替みたいなお兄さんに両替してもらったけれど、レートは銀行とほとんど一緒だった。($1→220C)
そして、レンタカーのオフィスへ。レンタカーなんて既に洗車してあるものだと思っていたのに、なんと、契約してから、洗車を始める。
なんとのんびりしていることか。
しかも助手席のドアが内側から開かないしダッシュボードは外れかかっているし。。。
またまた、こんなもんかな、と思いながら、いざ、Playa Grande:プラヤ・グランデへ!!
道は国道でも所々穴が空いているし、国道から少し離れると全く舗装されていない砂利道、ダート、といったひどい状態で、サバンナを走っている感じ。
300Km位しかない道のりを、6時間くらいかけてドライブ。
さらに、標識が全くといっていいほど、無い。とても大きな交差点でも、とても小さい。それから、信号が無い。
もちろん、大きな街にはあるんだろうけど、空港から、Playa Grande:プラヤ・グランデに行く途中には、Liberia:リベリアの交差点だけだった。
地図が無いまま、人に聞きながらやっと、LAS BAULAS:ラス・バウラス海洋国立公園が目印の「Hotel Las Tortugas:ホテル・ラス・トゥルガス」に到着。
まず、波チェック。サイズはダブルくらいで、ビーチとは思えない波だった。
1997年3月10日(月)
朝起きると、とても風が強かった。気温は40℃位あるのに、風が冷たいから日陰にいると、とてもここちいい。
ホテル前をチェックしたけどあまりよくないので、となりのポイントのPlaya Negra:プラヤ・ネグラへ行くことにする。
ここも場所がまったく分からなかったので、途中、幾人かに聞きながら、ようやく到着。
海岸沿いを走れないので、たった2kmほどのとなりのポイントへ行くにも、1時間くらいかかってしまう。
しかも、山を越えて、牛・馬・ニワトリ・イグアナ・ヤギ・ブタ・ヘビなど、いろんな動物たちに会いながら、、、
せっかくPlaya Negra:プラヤ・ネグラに着いたのに、ホテルにパワーコードを忘れて大ショック!風も強かったので、そのまま、ホテルにトンボ帰りした。(あー情けない!!)
結局、ホテル前で念願のコスタリカでの初サーフィン。
パワーはあまりなく、サイズも頭半くらい。日本の波に似てるけど、面ツルできれいにチューブを巻いていてなかなかのコンディションだった。
が、1ヶ月ぶりのサーフィンで体が重く、あまり乗れない!!(by taka)
サーフィンの後は、ホテルにあるハンモックで昼寝。とっても気持ちいい。
ホテルのレストランでの食事も、とてもムーディで味もとてもおいしかった。
1997年3月11日(火)
日の出からホテル前でサーフィン。今日も風は強いながら、なかなかのコンディション。
2時間ほど楽しんで、昨日入り損ねたPlaya Negra:プラヤ・ネグラへ。
Playa Negra:プラヤ・ネグラまでの道はデコボコ道で、途中は牛車あり、牛の行列あり、イグアナあり。。。しかも木の陰で休んでいるので車が通れないときた。
せっかくきたけれど、ロータイドでダメ。残念。せっかく来たのでポイントの目の前にあるホテルでランチをとる。雰囲気がバツグンのホテルだ。
サンドイッチを頼んだけれど、コスタリカのパンはとてもおいしくて、驚いた。
昼食後に少しサーフィンをした後、ホテルに戻って私もボディボードをレンタルし、2人で日が沈むまでサーフィン。サイズは頭くらいでいい波。最高~