パタゴニア~パタゴニアってどんなとこ?

パタゴニアは南米大陸の南緯40度以南、チリとアルゼンチンにまたがった地方のこと。日本からみるとちょうど地球の裏側です

日本とは季節が逆ですが、南極にも近いため、夏でも寒いです。 冬はハンパなく寒いそうです。もちろん、サーフポイントはありません

でも自然はたくさん 成田からパタゴニアまで、乗り換えや待ち時間を含めて2日半、気が遠くなるほどの長旅の後に見えるのは、どこまでも広がる空と延々と続くパンパ(草原)、地平線の彼方に見える雲 そして、半端なく強い風を切りながら一本道を走っていると、突如、現れる岩塔や氷河…

自然すぎてとっても“不自然”に感じてしまうほど、意図して作られたように完璧な自然に出会えます

パタゴニア(アルゼンチン)のデータ

国名 / 首都 アルゼンチン共和国 / ブエノス・アイレス
パタゴニア地方 コロラド川を境に、南緯40度以南の地方。(チリ側も含みます)
言語 スペイン語(英語はほとんど通じません)
通貨 アルゼンチン・ペソ(Peso)
物価 日本より多少安い程度(ビールは安く、約3Peso=100円)
カラファテの街は観光客だらけなので意外と物価は高いです。
時差 日本時間より-日本より-12時間
パスポート 帰国時までの残存期間が必要
ビザ 観光の場合は不要(入出国時カードの記入が必要)
為替レート 1Rp=0.0477円
1Peso=45.2円

パタゴニア~これだけは知っておこう

パタゴニアまで
日本からパタゴニアへの直行便はありません。北米経由の西回り、南アフリカ経由の東回りがあります。アメリカでは、9.11事件以来、トランジットでも入国審査&荷物の再検査があって手間がかかるとのことだったので、私たちは西回り、成田→クアラルンプール→ヨハネスブルグ→ケープタウン→ブエノスアイレスのルート(マレーシア航空)で行きました。乗り継ぎや待ち時間が多いので、ブエノスアイレスまで丸2日、そしてブエノスアイレスで1泊し、パタゴニアまで、さらに5時間のフライトです
今が何日の何時かも分からなくなるくらい飛行機に乗っているので、時差ボケしません
ホテルと航空券
あまりにも長~いフライトなので、とてもじゃないけどエコノミーはパス…ということで、格安チケットのビジネスクラスで。その代わり、宿のほうはバックパッカー向けの激安宿に泊まり、自炊しました
両替
カラファテやエル・チャルテンなど、観光地の大きな店では米ドルが使えます。ただし、米ドルのTCはほとんどの場所で使えません
両替所は、カラファテの街にもあったけれど、ツアーなどで毎日あちらこちらに動いていると、あいている時間には行けないので空港ですませたほうがgood ちなみに日本円からの両替もできます。
パタゴニア内の移動
パタゴニアではツアーが安くて一般的。たくさんのツアー会社のオフィスがカラファテにはあります。前日でも予約可能で、英語も通じます
クルーズに参加しようとして個人で直接、港に行っても乗れないことも多々あるそうなので、ツアーが無難。
食べもの
観光地だけあって様々な種類のレストランがあります。ローカルフードとしては、アサード(焼肉)が有名。エンパナーダという餃子のような形のパイは中身が肉やハム&チーズ、チキンなど数種類あって小腹が減ったときにGood
ビールはQuilmes(キルメス)という銘柄のビールばかり。大ビンが巨大で青いラベルが印象的です。ビールはすごく安くて、ジュースや水のほうが高い。ちなみに水はSin Gas(ガスなし)とCon Gas(ガス入り)の2種があります。
ちなみに、レストランでは10%程度のサービス料を払うのが一般的。勘定時に、サービス料は含まれていませんよ、と念を押されることもしばしば
持って行くとよいもの
日焼け止め、帽子、サングラス…雪の照り返し、陽射しが意外に強烈です。
トレッキングするなら、風を通さないヤッケのような上着が必須。

パタゴニア~1st Day

2006年12月23日(土)

さすがに3週間も休むとなるとやっておくことがたんまりあって、出発前はドタバタだった 結局、出かける直前まで仕事やら準備やら。本当に今日から旅行に行くの?というカンジ。

成田はクリスマス休暇で帰省するガイジンでごった返し、どこが最後尾かわからないほどにクネクネと荷物検査待ちの人が長蛇の列をなしていた。今回は遠出するとあって、大奮発してビジネスクラスにしたので、それほど並ばずにチェックインできた やっぱビジネスはいいなぁエヘ

まずはクアラルンプールまでの約8時間のフライト。マレーシア航空だと必ずサーブされる「サテ」も美味しかったけれど、カレーも辛くてなかなかイケた  食事が済んだらひたすら寝る寝る寝る。ここのところ寝不足だったから、気がついたらもうKLに到着する頃だった。シートもほぼフラットだし、快適快適

パタゴニア~2nd Day

2006年12月24日(日)

クアラルンプールのラウンジは成田のラウンジとは比べ物にならないくらいゴージャスで、ビジネスセンターはもちろん、マッサージ、ジム、シャワー、ビストロまでついてる やっぱり航空会社の本拠地のラウンジは力が入っているなぁ。
ビストロではヌードルをサーブしていて、なんともいえないいいにおい おなかいっぱいだったのに、貧乏性丸出しで、ワンタンスープとトムヤムヌードルを注文。激おいしい 昔ペナン島へ行ったとき屋台で食べた塩味のシンプルなヌードルを思い出すなぁ。
そんなこんなで、待ち時間の5時間はあっという間に過ぎ、次はヨハネスブルグまで10時間のフライト

ヨハネスブルグまでのフライトも、ひたすら寝て食べて寝て食べての繰り返し。あーきっと体重増えてるなぁ
ヨハネスブルグの空港は、朝早いせいか店がまったく開いていない 何もすることがなくてヒマだった。

次はケープタウンまでの2時間のフライト。さすがに席はガラガラ。
客数が少ないから、食べたと思ったら片付けに来て、なんだかせわしかった。朝食に出たストロベリードリンク(というよりいちごヨーグルト!?)が美味しかった。
ケープタウンではいくつかの店が開いていてフラフラとウィンドウショッピング。さすがアフリカ、動物をあしらったお土産品が多かった。

ビジネスラウンジでお茶をして、また8時間のフライト いよいよブエノスアイレスへ …でも、やっぱり寝て食べての繰り返し 我ながらこんなに食べれるのかと思うほど食べて寝た。

やっと、というか、とうとう、ブエノスアイレスに到着
ブエノスについて、まず両替。ラテンの国らしく、係員がおしゃべりしていてこちらにまったく気づかない。何度か「OLA!」と声をかけてようやく気づき、両替完了。ニセ札が出回っているらしく、見分け方のパンフレットをもらう。

外は熱気でムンムン、長袖にジーンズでは汗ばむ。
今日泊まる Victoria Hotel に行くためのバス停の場所を聞くにも、国際空港なのに、ほとんどの人が英語が話せない カタコトでも話せればよいんだけれど、まったくもってだめ。地図を片手にカタコトのスペイン語で身振り手振りでなんとかバス停へ到着したけれど、時刻表も路線図もない…。
しかたなく、また身振り手振りでバス待ちの人に声をかけてみた。84番のバスよ、と教えてもらうけれど、来るバスの番号をみても84番は来ず…このままではマズイかも…と、無難にリムジンで行くことにした。こちらはバス停もちゃんとしていて、係りのおじさんも英語が話せる人でした。ホッ。
セントロのリムジンのバス停で降りた後は、数台のクルマに分乗し、なんと、ホテルの目の前まで送ってくれた。もちろん料金はリムジン代に含まれていて、一人28ペソ、約1260円。

アルゼンチンに来たらタンゴでしょと思い、タンゴバーに行ってみたけれど、6時じゃ早すぎたようで、まだ開いていなかったので出直し でも、あまりにも長~い1日だったので、ベッドに横になったとたん、ふたりとも、すぐに寝てしまった

パタゴニア~3rd Day

2006年12月25日(月)

まだ暗いうちに宿を出発。もしタクシーが拾えなかったら…という心配をよそに、朝4時だというのに街には人がいっぱいいた 昨日はクリスマスイブだから朝まで飲んでて、タクシーを拾って家に帰るようだ。無事、数分でタクシーも拾え、エアロパルケ(国内空港の通称)へ

カラファテにようやく到着。空港を降りると肌寒い。今日泊まる宿のご主人、島藤さんのお迎えで街へ 街までの道はなーーんにもない ただパンパが広がっているだけ

この時間からいけるツアーがあるか尋ねたら、島藤さんがペリト・モレノだったら連れて行ってくれるといってくださったので、さっそく厚着して出発
公園の入り口で入園料(1人30ペソ=約1350円)を払って、そこからさらに20分くらい。すると突然目の前に氷河 わー。すごい さっそくクルマをとめて氷河をバックに記念撮影

でも、こんなの序の口だった。
その後、展望台まで行くと、目の前に、巨大な壁のような氷河。何 この色というような水色のカタマリが山の奥のほうまで続いている。あっけにとられてみていると、ゴゴゴ…と妙な音。そう、氷河が動いている音。そのうち雷が鳴ったようなゴロゴロゴロという音がして、氷河の一部分が崩落するのが見えた。ちょっとしか崩落していないように見えるのだけれど、音はすごい音量で迫力
島藤さんによると、今年の2月に、4年に1度しか見れないというトンネル部分の大崩落があったそう。きっとそのときは耳を覆うような音がしたんだろうなぁ。

カラファテの町にもどってきて、ツアー会社に行ってウプサラへのツアー(1人193ペソ=約8700円)に申し込む。帰りがてら町をお散歩。
にぎわっているピザ屋さん(LA LECHUZA)を覗いていると、食べ終わって出てきたお客さんがニコニコしながら「Excellent!」と声をかけてきたので、じゃぁココにしよ、ということに。案の定、ピザは大きかった 食べきれずに持ち帰る。

パタゴニア~4th Day

2006年12月26日(火)

朝、ツアー会社のバスが迎えにきてオネージ湖での氷河クルーズに出発



湖の水は白濁していて、バスクリンのような色をしていた 船は満席で出航
少しすると、水も透明度が増してきて、周りにポツポツと氷河のカケラが見えてきた。デッキに出てみたけれど、風が強くて寒かった~
5時間のクルーズで島に上陸。そこで持ってきたランチを食べ、帰路につく。

夜は人気のレストラン、Mi Viajeでいうアルゼンチン料理の代表ともいえるアサード(いわゆる焼き肉)を食らう。ラム肉なのにクセがなくて美味しい 新鮮だからかな 一人前でこの肉の量。二人で分けてちょうどいい。

パタゴニア~5th Day

2006年12月27日(水)

朝からパイネのツアー(1人198ペソ=8900円)に参加 パイネはチリの国立公園なので、バスで国境越えをした。カラファテからバスでひたすら2時間くらいのところに、さびしげな建物がポツリ。ここがアルゼンチンのイミグレーション。出国手続きをして再びバスへ。
10分くらいのところに、またさびしげな建物が。こちらはチリのイミグレーション。ひとりしか係員がいないので、出入国の審査には時間がかかった 入国手続きを済ませたら、今度はミニバスに乗り換えて、いざパイネへ

さらに2時間くらい走ると、急に目の前にトーレス・デル・パイネ トーレス・デル・パイネは、パイネ国立公園を象徴する、3本の岩峰。氷河に削られてできたので、真ん中がまーるくえぐれているのが分かります。まるで映画のセットのようで、不自然すぎる自然を目の前にして、圧倒されました

さらに走っていると、湖のほとりでグアナコの群れを発見。バスも止まってくれて、みんなで写真撮影 ささっと逃げたグアナコ達をよそに1匹だけ座ってこちらを見据えているグアナコが… なかなかのカワイイ顔 グアナコはパタゴニア地方にしか棲息していないという、ラクダ科の動物。確かにコブはないけど、首が長くて顔もラクダに似ていました

次に立ち寄ったのは、サルト・グランデはその名も豪快な滝。川の水量はそれほどでもないけれど、川幅が急に狭まっているので、豪快に水しぶきをあげていた。近くにいくと、濡れてしまうくらい。それにしても水の色が昨日見たオネージ湖と同じ、白濁した水色。なんともいえない色だなぁ。

ランチはパイネの岩峰が映りこむアマルガ湖のほとりで。パイネの峰と真っ青な空が映って美しい、の一言。
ただ、やっとバスから開放、と思いきや、1時間くらいで出発。なんだかあわただしいツアーだった。やはり1日のツアーは限界が…もう少しゆっくりしたかったなぁ
残念ながらハイイロギツネには会えずじまいでした

パタゴニア~6th Day

2006年12月28日(木)

今日はカラファテを出発し、バスでエルチャルテン(1人60ペソ=約2700円) もっとポンコツだと思ってたのだけど、バスは思ったよりきれいでした。途中、何回かドライブインに立ち寄ったけれど、それ以外はな~んにもない。青空と乾燥した砂漠のみ。

約4時間でエルチャルテンに到着。町の入り口にあるビジターセンターで、トレッキングの際の注意などの説明を聞く。トイレはないから、その辺でしてもいいのだけれど、川や湖の近くではしないように、とのこと。
宿にチェックインして軽く食事を済ませ、足慣らしに近くの滝、Chorrillo del Saltoまで片道3kmほどお散歩した
帰り際にカフェでお茶をして、明日のトレッキングに持っていくピザを探す。カフェの隣のレストランに入ったんだけど、冷凍ピザのようなピザでイマイチ

夜中にDOMにフランス人の女の子3人組みがやってきて電気は煌々とつけるわ、デカイ声でおしゃべりするわで大迷惑 まったく、もう…

パタゴニア~7th Day

2006年12月29日(金)

早起きしてフィッツロイへ出発。朝6時、陽がやっと出たばかりで街は誰ひとり歩いていなくてコワイくらいだった。気温も低く、雪:ゆき:がちらほらと降っていて、フィッツロイが拝めるか、心配になってきた…
初めの30分は急な山道だけど、その後はほとんど平坦な道が続く。雪で周りも何も見えないし、誰もいないし、あまりの寒さに嫌気がさしてきた

さらに1時間くらい歩くと、陽もさしてきて、分かれ道にぶつかり、キャンプ場があるカプリ湖の方面へ。まだまだ歩く。3時間後の朝9時、小川が現れた。そのころには空もすっかり晴れ、遠くにフィッツロイのような岩峰が見えてくる。「あれがフィッツロイかなぁ~」ちょっと興奮
小川にかかる小さな橋(橋を渉るのは一人ずつ)を渡り、さらに歩く。
1時間ほどすると、「ここから急です」という看板が。見上げるような岩山。これ、本当にトレッキングコース 歩くというより、登る、登るというより、岩をよじ登るというカンジ

出発から5時間、11時にやっとロス・トレス湖に到着~ 目の前にはフィッツロイ山の巨大な岩峰。氷河の溶けた水でできたという湖…。今までの疲れがフッ飛ぶ、息をのむような景色が広がっていました
持ってきたランチを食べながら30分ほど見ていたけれど、雲の切れ間が頂上付近にかかって「もうすぐ見えそう」と、じーーっと待つも、もうちょっとのところでまた雲に隠れ…ずーっと雲がまとわりつくように頂上付近を隠していました。残念ながら、フィッツ・ロイの全景は、雲のせいで見れないまま、帰路につく。13時。

帰りが大変だった 急な岩山を下ってるうちに、なんだか足の先が痛い…もしかしてツメがはがれた 足先に体重がかかると、激痛。だから後ろ向きで下りる始末 トホホ。
やっとのことで分岐点まで戻ると、朝見た地図(↑写真)が再び目に入る。行きに通った道の矢印には「3hs」、その隣に「2hs」という文字が 行きより近道がある とそちらの道で帰ることに。
だけど 見落としていたんです。その間に白で「2hs」という文字があることを 結局、足が痛いのにわざわざ遠回りしてやっとのことで帰ってきた 19時30分 6時間半もかかってしまった
日が長かったからよかったけど、普通ならビバークだったと思うと、軽装トレッキングとはいえ、侮れない
足はガクガクだし、歩くので精一杯で日焼け止めの塗りなおしもしなかったから、まるで南極探検隊のように下半分がまっくろに日焼け… パンダ焼けどころではない

いっぱい歩いておなかがすいてたので、ピザを食べに宿の近くのレストランへ。フィッツロイが小さく見えた。あんな遠いところまで歩いたのかぁ。と思うと感無量だったけれど、もう二度とコリゴリ

部屋に戻ったら、部屋をチェンジして欲しいと言われた。ちょっとラッキー あのうるさいフランス娘たちと一緒だと思うとちょっと憂鬱だったから。今度の同室のカップルは静かな人たちだったので、ゆっくり寝れた

パタゴニア~8th Day

2006年12月30日(土)

今日も早起きして、早朝のバスでカラファテへ戻る 足の調子は、最悪 でも最後の日だし…ということで、カラファテに到着してから街へ出て街を散歩&買い物:バッグ:した。二人とも筋肉痛で、シップのようなものが欲しかったので、薬局に行ったんだけど、英語が通じず、カタコトのスペイン語で身振り手振りでがんばる。結局、「フリオ クリーマ!」で通じた

藤旅館で帰りの準備をして空港へ。飛行機は2時間遅れでまだ到着さえしていなかった。。。
売店で切手を売っていたので、友人と自分宛に手紙 を送る。街では切手を買いそびれてなかなか出す機会がなかった。最後になんとかポストを見つけられてひと安心。日本への国際郵便料金はハガキ1枚が14$でした。
(後日、手紙は届いたけれど、1ヶ月以上経ってました
チェックイン後、空港税を払い(めちゃ高!)残ったペソをドルに変えてひたすら待つ。
VIPルームはとてもせまく、飲み物のみのサービスで時間をつぶすのが大変だった。

ブエノスに到着したのは深夜23時 リムジンも終わっていたのでタクシー待ちの行列ができていた。乗ったらあれよあれよという間にメーターがどんどん上がる。うーん、行きは15ペソだったのに今度は33ペソ。
空港から乗ると高いとは聞いていたけれど、それに深夜割り増しがあったのかな

宿にチェックインして、初日に見損ねたタンゴを観にBar Surへ。深夜だというのにすごい人で、運よく最後の1席に座れた。ラッキー でも2階の奥の席だったから、せっかくのタンゴの足さばきが見えなくて、じれったかった そのうちポツポツとお客さんが帰っていって、最後には私たち二人だけ。バツが悪くなって帰ろうと思ったら、話しかけてきてくれて、私たちのために何曲か歌を歌ってくれた。

タンゴバーではドリンクのみだったので、帰りに豚の焼いたものを買って帰る。めちゃくちゃおいしかった