ハワイ島~ハワイ島ってどんなとこ?

ハワイでサーフィン、というとオアフ島が有名ですが、ハワイ島でもサーフィンできます。

ハワイ島のデータ

国名 / 首都 アメリカ合衆国ハワイ州 / ホノルル
言語 英語
通貨 ドル(Dollar)
物価 本土に比べると高い。
時差 日本時間より-16時間(夏時間)
パスポート 帰国日が有効期間内であること
ビザ 90日以内の観光の場合は不要
為替レート 1USドル=121.11円

ハワイ島~これだけは知っておこう

ハワイ島まで
日本からはJALから直行便が出ています。この直行便は西側のコナに到着します。ホノルル経由でも行けます。ホノルル経由だと、東側のヒロに行く便もあります。
ホテル
比較的安くてキレイなB&Bがたくさんあります。オーナーや他の国のツーリストと話をしたり、アットホームな雰囲気が味わえます。
今回滞在したB&Bの比較表
両替
空港やホテルのフロント、銀行などで両替できます。一般的に日本でドルを買う場合よりレートが悪い、といわれています。
食べもの
日本食、イタリアン、フレンチ、中国料理…なんでもあります。
サーフィン
西のカイルア・コナ周辺と、東のヒロ周辺にサーフポイントが点在しています。ほとんどのポイントはボトムがリーフ
持って行くとよいもの
  • 日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュ…陽射しはチョー強烈です。
  • リーフブーツ、エタノール…ボトムがリーフのポイントが多いです
  • 虫除け…夕方になると蚊が大量発生!

ハワイ島~プロローグ

ハワイへのサーフトリップは2度目。前はオアフ島、マウイ島、カウアイ島と、転々といろんなとこに行ったけど、 今回はいつもより短めの夏休みだったこともあり、ハワイ島へのサーフトリップ、となった。

はっきり言ってハワイ島は、あんまり期待していなかった。周りの人たちにも「楽しかったよ」と言う人もいなかったし コレといった有名なものもないように思っていたから。 でも実際に行ってみると、海あり、山あり、砂漠あり、ジャングルあり、、、。「Little Continental」と呼ばれていることに納得!

買い物は全然できないけれど、自然と触れ合う旅、ゆっくりする旅には、ぴったりの島。もちろん、サーフトリップとしても。

オアフやカウアイで、浅いリーフに恐怖感を覚えていた私にとって、ハワイ島(特にホノリイ)は、サイコーのサーフポイントだった。
サーファーはたくさんいたけれど、波数も多いし、深いし、ホレホレじゃないし、ローカルもフレンドリーだし!
事前の情報では、カレントが強くて結構アブナイ、と聞いていたけれど、部分的にカレントが強いだけ(河口のポイントだったから)だったので、逆にアウトに出るのがラクチンで、本当に楽しめた。

ハワイ島~ポイント情報

ホンルス Honls
ALII DRIVE沿いKona Reefコンドミニアム手前(1マイルメーカ先)。ボトムはリーフで、部分的に浅いので引潮時は要注意。主にレギュラー。
コナティキ Kona Tiki

ALII DRIVEを南へ進み、1.5マイルメーカ近く、Kona Tikiコンドミニアムの目の前。ボトムはリーフ。レギュラーオンリーのポイントブレイク。ホレホレ。

バニヤンズ Banyans

ALII DRIVE沿いKona Bari Kaiコンドミニアム正面(3マイルメーカ手前)。ボトムはリーフで、主にグーフィー。とても浅いので引潮時は要注意。

ホノリイ Honolii

Hiroから19号を北上、Makaha st.(4マイルメーカ少し先、左手は墓地)を右折、突き当たりを左折したところ。
ボトムはリーフ。グーフィー、レギュラーともによい。ホノリイ川の河口はカレントが少し強い。

アイザック Izaac

Keaauで130号を右折、突き当たりのIzaac Hale Beach Parkで左折したところ。ボトムはリーフでグーフィーブレイクが多い。

ハワイ島~フォトギャラリー


サンセット

Banyan’s

ついつい…

ケアラケクア

偏ってます

竜巻!?

あちらこちらに…

ステキなリビング

ワイピオ

立派なお家

サンセット

ハワイ島~1st Day

1999年7月14日(水)

コナに到着して、さっそく泊まる予定のPu’ukala Lodgeへ向かう。空港まで迎えに来てもらう約束だったけど、早い便に変更してしまったので、自分たちで宿を探して行こうとした…けれど道に迷って、たどり着いたのが、日系人が経営する店。道を尋ねると、親切に、宿に電話をしてくれて、途中のスーパーで待ち合わせをする約束をしてくれた。
スーパーにたどり着くと、すでにRonさんが待っていてくれていた。手にLeiを持って!!
とてもやさしそうな笑顔で私たちを迎えてくれた。なんだかちょっぴりうれしくなった。と同時に、こんな町中のスーパーの駐車場で、Leiを首にかけてもらうなんて、なんだか恥ずかしかった。

そこから宿までは5分ほど。こんなところにあるの?といった国道から少し離れたところにあった。
玄関を開けて中に入ると、目の前に海が見えて、もちろん、山の中だから、海は遠いけど、標高が1500ftもあるし、下に家とかないから、すっごく景色がいい。部屋もとてもきれいで、コアの木のフローリングがまた格別。
それから、すっごくかしこいワンちゃん、POLANI:ポラニ(ハワイ語で「ハンサム」という意味)がいて。。。なんだか、友達のおうちに遊びにきたような、アットホームな印象だった。
部屋は、一番安い部屋を予約していたんだけど、他にお客さんがいないから、とアップグレードしてくれて、スイート(ダブルベッド、プライベートバスルーム、海が見える広いラナイ)に泊まることになった。もちろん、値段はそのまま。ラッキー!

とりあえず、サーフィンの用具、ビーチタオル、クーラーバッグを持って、Kailua Kona:カイルア・コナへ。なんと、親切にも、Tomさんが街まで道案内してくれた。朝、迷子になったから、心配してくれたのかな…?
さっそくALII DRIVE:アリイドライブをドライブし、サーフポイントを順にチェック。

まず、ALII DRIVE:アリイドライブ約1マイルのところにある、Kona Reefというコンドミニアムを少し過ぎたところ、Honls:ホンルス。道のわきに車が数台とまっていて、海が見えるとこ。
ビーチエントリーで、波もそこそこあるけれど、時々岩が見え隠れして、少し危なそう。シャワーとかもないし。
次は、Banyan’s:バニヤンズ。さらに道を進んでいった、約3マイルのあたり、Kona Bali Kaiの目の前。ここも道沿いに車を止めて、コンドミニアムの中を通りぬけて海まで行く。ここは、リーフエントリーでなんだかとても危なそうだ。
そして、最後に、Lymans:ライマンズへ。約5マイルのあたり、Kahalu’u Beach Parkのちょっと先。ここはロングばかりで、波もちょーとろとろのレギュラーだった。
結局、3つのポイントを比べて、一番安全そうで、サーファーも少なかった、Honls:ホンルスで入ることにした。
ところが…入ってみると、部分的に浅い!岩がすぐそこにある!ヘンなところでまかれると、完全にリーフでケガをする、けっこう危険なポイントだった。
もちろん、ローカルたちは、どこに岩があるとか分かっているから、その手前でワイプアウトしたりしているけど、入る前によく観察しておかないと、ヒドイ目にあう。実際、takaはケガをしてしまった…。カワイソウ。

2時間ほどサーフィンを楽しんで(!?)、宿に戻った。疲れていたみたいで、シャワーを浴びてベットで横になっていたら、あっという間に眠ってしまった。

ハワイ島~2nd Day

1999年7月15日(木)

朝起きて、さっそくダイニングへ。もうTomさんは起きて、朝食の支度をしていた。朝も、昨日の夜もそうだけど、すごくすずしい。長袖でもいいくらい。
朝食は、なんと、手作りのパンのホットサンド。カリカリしていて、とってもおいしかった。Tomさんは修道士だったらしく、お酒も飲まないし、肉も食べない。お料理はそのときに覚えたらしい。

今日は本当は、一日中サーフィンの予定だったんだけど、ケガをしてしまったので、予定を変えて、ショッピングに行くことにした。
街にはいくつかのショッピングセンターがあるので、順番に全部回ってみようということになった。
いろいろとまわってみたけれど、正直なところ、どれもイマイチ。なんだか不況みたいで、人も少ないし、店舗も入ってないし。
ショッピングセンターより、アリイ・ドライブ沿いの観光客相手のモールみたいなとこのほうが、にぎわっていた。
雰囲気は、マウイ島のラハイナをすこし、寂しくした感じ。

今日は、TomさんとRonさんが気をつかってくれて、夜、近所の日本人のご夫婦を招待して、Pupu(軽い食事)をふるまってくれる、ということで、早めに宿に戻った。
夕方、そのご夫婦(KenさんとChiekoさん)がいらした。2人とも、ここに15年住んでいて、家は手作りだそうだ。
みんなでラナイに出て、サンセットを見ながら、ここは素晴らしいね、と言い合った。だって、ほんとうに、目の前に、サンセットがみえるんだもん。
こんなとこ、他にないだろうし、初めて。

Tomさんたちは、もともとデンバーに住んでいたらしく、2年半前にやって、この宿は2年前から経営しているらしい。
Chiekoさんは、彼らを、とっても優しい人たちよ、と紹介してくれたけど、本当にそう思う。

ラナイから見るサンセットは、格別だった。日が沈むにつれて太陽の色、そして空の色がどんどんと変化していく。
雲があるせいか、レーザー光線のように海を照らしていた。
そして、太陽が沈むと、急に寒くなって、雲がさーっとなくなり、クッキリと星空が見える。東京では見ることの出来ない、満天の星空
流れ星も見ることができた。それも、たった1時間ほどの間に、3つも!
それから、風の音。風が吹いて、木々が揺れて、まるで雨が降っているように、ザアザアと音がする。そんな音をきいて星空を眺めていると、別世界にきてしまったかのようだ。
部屋に入ってPupuをとりながら少し話をする。ChiekoさんがTomさんの歌声がすばらしい、というと、Tomさんが、オペラ修行仕込みの美声でハワイアンソングを、ウクレレ片手に歌ってくれた。とっても、とっても、とっても感動した。生で聴くハワイアンソングは、また格別だ。

Chiekoさんたちが帰ったあと、他のお客さん(シカゴから引越してきた、30代半ばの男の人2人)と一緒に、今度は星空を見ながら、他愛もない話をした。
4人とも、とっても気さくな人で、ほとんど英語を話せないのに、いろいろと話しかけてきてくれて、とてもうれしかった。おかしかったのは、ホノルルの話。みんな口をそろえて、あそこは嫌いだ、ハワイじゃない、と言う。私も、そう思う。渋谷なんかとかわらないし、見渡す限り、日本人!だから、なんだか少しだけ、気がとがめてしまった。
きっと口には出して言わないけど、日本人のせいだと思っているんだろうなぁ。

ハワイ島~3rd Day

1999年7月16日(金)

今日の朝ご飯は、パンケーキとソーセージ。もちろん、手作りでおいしい!POLANIちゃんにソーセージを、少しだけあげる。とってもかしこくて、お手もするし、ダンス(2本足で立って、くるくると回る)までする!!!とってもかわいいワンちゃん。
最後の日、もう1泊することを決め、クーラーバックとガイドブックを借りて、いざ出発!

アリイドライブ沿いをケアラケクア湾に向かってすすむ。ケアラケクアは、シュノーケルというか、イルカウォッチングで有名なポイントだ。
オアフ島のハナウマ湾をイメージしていたんだけど、いざついてみると、ぜんぜん人もいなくて、さみしい感じ。とりあえず、チェック!と双眼鏡を片手にキャプテンクック記念碑の方を見ると、なんと、イルカらしき群れが見える。近くにはたくさんのボートが浮いている。きっとツアーのボートだ。
とにかく、イルカを見るべく、ボディボードとフィン、それからシュノーケルセットを持って意気込んで出発した。
が!!とにかく、遠い…。しかも、風が強くて魚もあまりいない上、岩場が湾の端の部分にしかないし、魚の種類も少ないみたい。水の透明度はとっても高いと思うんだけどなぁ…。
結局、イルカポイントまで行かず、途中でUターンして帰ってきてしまった。

そのまま、創業何百年という、アロハカフェへ行き、予定通りランチをとる。
最初、入口がどこだかわからなくて、迷った。アロハカフェは、映画館の中にあるから…
ここのハンバーガーは、オアフ島それから青山にもある、クアアイナと同じ位(それ以上かも)大きかった。味もおいしかった。
雰囲気もなかなかよくて、建物自体は古いんだけど、情緒がある感じ。それに、テラスの一番奥に座れたので、山と海を眺めながら最高のランチライムを過ごせた。

町中を少しぶらぶらして、泊まる予定のCedar Houseへ。
ここはずっと山の奥を入っていったところ、陽が沈んでいたら絶対見つけることはできないようなところにある。着くと、あるじのNikさんとDianaさんが庭のバナナの木のお手入れをしていた。明日の朝ご飯にきっと出るんだろう。。
ここの宿もとてもきれいで、まだ建って3年くらいしかたっていないそうだ。
陽が沈むとほぼ同時に、雨が降ってきて、やっぱり急に寒くなった。標高の高いところは、こんな気候なんだろうか。
昼間泳ぎ疲れたので、早く寝てしまった。

ハワイ島~4th Day

1999年7月17日(土)

朝起きて、さっそくダイニングへ行き、朝食。案の定、Dianaさんは、アメリカ人によくいる、話好きの人のようだ。ずーーーっと、ひとりで話しつづけていた。リアクションも大きいし。
朝食は、しぼりたてのオレンジジュース、コナコーヒー、パン、バナナ、パパイヤ、ライム。生ジュースがとってもおいしかった。それから、バナナ。庭になっているバナナらしいんだけど、甘酸っぱくって、とってもおいしかった。

宿を早めに出発して、コナコーヒー農園の見物に行く。マウナ・ロアでは、コーヒーを作る過程を知ることができ、テイスティングもできた。
Pu’ukala LodgeのRonさんがすすめてくれた、Bong Brothers(コーヒーショップ)は、残念ながら、お休みだった。

そして、プウホヌア国立歴史公園へ。今日は朝から日差しが強く、暑かった!!!上は水着のまま、公園を散歩したら、すっかり焼けてしまった。
公園は思ったよりも狭く、公園に入ってすぐ湾が見えて、そこでシュノーケリングしている人も何人かいた。

公園を出て、南下、サウスポイントへ向かう。「サウスポイントまで12マイル」の看板を右に曲がると、どんどん、周りに生えている植物が変わってくる。サバンナのようだった。あたり一面、枯れ木のような、おうど色。そして、風が強いせいで、みんな、一様に、西を向いている
しばらく細く、曲がった道をすすむけど、海は見えているのに、なかなかたどり着けない。やっとの思いで駐車場に着く。大変なのは、これから。ここから先は、四駆じゃないと、ダメなのだ。
駐車場に車を止めて、赤土の舗装されていない道をゆっくり南に下って行く。その先には、カウラナビーチ。小さいながら、透明度の高い、きれいなビーチだった。
そして、さらに海沿いを3マイルくらい歩くと、、、グリーンサンドビーチ。でも、とても行く気になれなくて、途中で引き返した。だって、日差し強いし、デコボコ道なんだもん。あれじゃ、途中で日射病になっちゃう。

そして、ボルケーノへ向かう。途中、よさ気なキャンプ場(ナマカニ・パイオ・キャンプ場)でランチをとる。日差しはとっても強いけど、風が冷たくて、芝生がきれいで、とても気持ちのいいランチタイムだった。
次に行ったのは、ボルケーノ・ワイナリー。おしゃれな店構えだったけれど、ワインの味は独特で、ぶどうのほかに、パッションフルーツなどを混ぜ合わせて作っているようだ。記念に、オーソドックスな白ワイン、コアの木のワインスタンドを買う。しめて34ドル。ちょっと高い…

今日は宿を決めていなかったので、早めにボルケーノビレッジで宿を探すことに。
「地球の歩き方」にでていたバックパッカー御用達の宿、Holo-Holo Innを探す。看板がでていないので、少し迷ったけれど、無事到着。宿泊客は私たちしかいないようだ。
ラッキーなことに、主の矢吹さんとも話をすることができた。彼は昼間は働いているので、毎日忙しい。いつも思うけど、海外に住んでいる日本の人って、すごく自分を持っていて、うらやましいなぁ。
日が沈んで、冷え込んできたので、はやめにベットに入ることにした。
すると!ペットの猫、ハルちゃんが、お布団に入ってきて、なんと、朝まで一緒に寝たのでした。

ハワイ島~5th Day

1999年7月18日(日)

運良く、朝も矢吹さんと会うことができた。新聞を持ってきて、JFK Jr.が飛行機事故で行方不明だという。世の中は大騒ぎのようだ。テレビなんか見てなかったから、おどろいた。
それから、飼っているワンちゃんを紹介してもらった。太郎とジョージィ。ジョージィは近所で飼われていた犬だという。本当は「花子」にしたかったと言っていた。やっぱり日本人なんだ。。。
太郎は、黒毛で、目がとってもクリクリしていて、かわいい。フリスビーが好きらしく、矢吹さんが「You Wanna play …」と話しかけると、目をじぃーっと見て、しっぽをうれしそうにふる。そして、「frisby?」。それはもう、大喜び。ジャンプしてあたりを駆けずり回って玄関のほうへうれしそうに走って行く。「早く!フリスビーしようよ」って言っているかのよう。
犬も、こんな自然に暮らせたら、幸せなんだろうな。日本に住んでいる犬がかわいそう。
Holo-Holo Innを出発し、すぐ近くのCommunity Centerで、毎週日曜日に開かれているという、Farmer’s Marketへ。キレイな蘭などの花々や、無農薬野菜、手作りのパンやジャム。記念に、おばあちゃんが売っていた、Volcano Strawberryのジャムを買った。どの瓶もサイズが違うのに、値段は一緒だった。アメリカらしい…

そして、ボルケーノ国立公園へ。まずはアートセンターで、芸術品というか、展示してある、絵や工芸品を見る。入口そばにあった、ロッキングチェアーがとっても丁寧なつくりで、気に入ったんだけど、なんと、5,000ドル。高い…

次は、ボルケーノ見学。ここでは、クレーターを間近で見ることができる。なんだか巨大な隕石が落ちて、大きな穴が開いているような、不思議な感じだ。
クレーターロードを海に向かって走って行くと、所々、一面が溶岩の場所がある。来る前は、公園全体が見渡す限りの溶岩、だと思っていたんだけど、実際には、所々にしかない。走っていると、突然溶岩ダラケになったり、緑が現れたり。
海に近づくと、溶岩が海に流れ込んで、水蒸気が上がっているのが見える。すさまじい量の水蒸気。圧巻される。もくもくと、竜巻のように、そして、雲と一体化している。

海沿いを少し走ると、今度はシーアーチのポイント、そしてその先にEnd of the road。さすがにここまで来ると、溶岩の量に圧倒される。ギリギリのところで、車を降りて、溶岩の上をトレイル。
小さな岩がゴロゴロ、というよりは、どでかい(?)平らな岩が、きれいに並んでいる感じで、思ったより歩きやすかった。
1時間くらい歩けば、噴火口近くまで行けるらしいけど、あまりに日差しが強く、風も強いので、記念撮影だけして、引き返してしまった。情けない。。。

今度は、閉鎖された道の反対側、カラパナへ向かう。途中、ラバツリーを見に、公園に寄る。ここは、コスタリカのようだ。高い木々、それにからまるツタ、そしてカラフルな植物・鳥…
そんな中に、忽然と、真っ黒な墓石のような、ラバツリーが不ぞろいに立っている。何とも奇妙。
溶岩の中でも、流れの速い、アアという種類の溶岩が流れ、木に接触したとき、木の表面についた溶岩は、木によって冷やされ固まり、木は燃えてしまうため、木の形をした、空洞の溶岩の塊ができるという。
実際に、ラバツリーの中を除くと、空洞だった。
ベンチがあったので、ここでランチをとったけれど、蚊が多くて、たくさん刺されてしまった(両足だけで20箇所!)。ここに行くときは、虫除けスプレーは持って行くべし

さらに海に向かって走ると、つきあたりがアイザック・ハレ・ビーチパーク。海には数人のサーファー。
ここでもサーフィンできそうだ。だけど、ローカル色が強そうだし、1mくらいしかビーチがなくて、そこからエントリーしている。結構キツそう。
それに、子供たち(多分)が、大きな音で音楽をかけて、大騒ぎしてるし、ヘンなかけ声はかけられるし、なんだかコワイ。
時間もないので、さっさと退散し、カラパナに行くのもあきらめ、ヒロに向かうことにした。

途中、マウナ・ロアのマカデミア・ナッツ農園に寄って、ナッツをテイスティングして、泊まる予定のOur Placaへ向かう。
19号沿いを走り、ヒロを少し過ぎたところで、サーファーがたくさん見えた。ここがポイントかもしれない、と思って細い道を海に向かって降りて行くと、ずらーっと車が並んでいる。
そして、その下は、小さな湾のようになっていて、あちこちで波がわれてて、サーフィンを楽しんでいる。
ここは、岩もあまり見えないし、流れもそんなになさそうだし、一番安全そうだ。
それに何と言っても、ポイントブレイクじゃないのがイイ!波数も多いし、ここなら、何とかなりそうだ。
明日、ここで入ることを決めて、泊まる予定のOur Placeを探して、ゆっくり休むことにした。