飛行機からみたマラケシュの街並みは、うすいピンクやオレンジの建物がマッチ箱のように並び、見たことのない風景だった。カメラを手元に持っておけばよかった…と後悔
空港で両替をしてレンタカーを借り、市内へ。標識が少なく、道の名前も出ていないので、少し迷ってしまった
なんとか市街地に出て、地球の歩き方の地図に載っていたキャンプ場に行って見ると、ホテルが建設中 座り込んで話しているおじさんに聞いてみる。もちろん英語はぜんぜん通じない 身振り手振りで聞いてみると、キャンプ場はどうやら移動したらしい。言われたとおり、カサブランカ方面に約10km行ったところに無事キャンプ場を発見 キャンプ場はガランとしていて、芝生などはなく、土っぽくて寂しいカンジ。安いからしょうがないか
テントを張って街に戻る。途中、Marjane(マルジャンヌ)というスーパーで買出し。モロッコはイスラムの国なので、飲酒の習慣がない。お酒を売っている店は少ないので、貴重な店だ。
マラケシュの観光の目玉、フナ広場の周辺は、人で溢れていた。バリを彷彿させるクラクションの嵐。お構い無しに車道を歩く人々。車線はどこ状態の車の列…つ、つかれる
広場の近くの駐車場に車を止め、いざ広場へ フナ広場の奥にあるスーク(小さい商店の集まり)に行ってみた。雰囲気はアメ横のようなカンジで、なめし皮のニオイ、スパイスの匂い、生肉の臭い…とキョーレツだった 時々ロバに乗った子供とすれ違ったり、いろんな人に声をかけられたりと、独特の雰囲気を楽しんだものの、喧騒にすっかり疲れてしまった
広場に戻ると屋台の準備が始まっていた。せっかくだから何か食べていこう、と準備が整うまでの間、cafeでお茶
日が沈むと、どこからともなく人が出てきて、あっという間に広場は人でいっぱい。ヘビ使いやら大道芸人やらでお祭り騒ぎ(写真はNG。撮ると撮影代を要求されます)
ここでもやはりいろんな屋台から声をかけられる。日本人と分かると「頭、脳みそ(モロッコ人は脳みそを食べるのだ)」。ここまでは別にいいんだけど、その後なぜだか「オダユージ」と続く。なぜ
TAKAは屋台でエスカルゴ(茶碗1杯10DH)を食らい、私はカバブの屋台で煙にまかれながらメルゲス(スパイスの効いたソーセージ)とアラビアパン(1人10DH)を食べてすっかり満喫 値段も安くて味も美味しかった キャンプ場に戻ってバタンキューで寝た