ヒッカドゥア~9th Day

2002年2月10日(日)

いよいよ最後の日、早朝からメインに入る。朝食を食べて、今度はロコ。最後だからサーフィン三昧だ。

そうこうしていると、Siriさんが実家でランチを食べないかと誘ってくれた。
日本から持ってきた、ダルマとか古着だとかを持って、ヒッカドゥア駅のちょっと先にある、Siriさんの実家に行く。ファミリーで迎えてくれて、たくさんのご馳走を用意してくれていた。「おいしいです」くらいシンハラ語を覚えてくればよかったと大後悔。

今回の旅は、波も人も宿も、文句なしのサイコーのサーフトリップだった。
絶対また来るぞ。

ヒッカドゥア~関連リンク

Blue Ocean Villa
ヒッカドゥアのメインポイントの目の前の宿。オーナーは日本語がペラペラなので、安心してステイできます。ツアーの手配もしてもらえます。
地球の歩き方 スリランカ
言わずと知れた「地球の歩き方」のサイト。
在日スリランカ大使館
在日スリランカ大使館が運営しているサイト。
外務省ホームページ(各国情勢)
外務省が発信しているスリランカの情勢や安全情報。
スリランカ航空
日本から直行便を運航している、スリランカ航空のサイト。
Manbo Surf Tours
ヒッカドゥアのサーフショップA Frameのマンボーさん、福島さんのサイト。

ロスカボス~ロスカボスってどんなとこ?

南北に約1,700km(日本列島とほぼ同じ!)という世界最長の半島、バハ・カリフォルニアの最南端に位置するのがロスカボス
ロスカボスはカンクンと並んでメキシコの代表的なリゾートエリアでサンホセデルカボとカボサンルーカス周辺のエリアのこと。
最近ではサーフィン雑誌などでもとりあげられています。

ロスカボスのデータ

国名 / 首都 メキシコ合衆国 / メキシコシティ
言語 スペイン語(英語も多少通じます)
通貨 ペソ(Peso)
物価 意外と高い(ビール約10Peso)
時差 日本時間より-15時間(カボ)
パスポート 滞在日数以上が必要
ビザ 90日以内の観光の場合は不要。
ただし72時間以上滞在するときはツーリストカードが必要
為替レート 1USドル=120.85円、1USドル=9.5Peso

ロスカボス~プロローグ

今回の夏休みはひさしぶりにサーフ仲間のkazu、akkoとともにサーフトリップすることとなった。
takaがボードを折ってしまって新しいボードを買うということで、ロス経由で行けて、夏がベストシーズンのとこ…で、2年前にも行った、ロスカボスに決定!!
ただ、9月の連休を使った日程だったのでロス便がキャンセル待ちでなかなかチケットが取れず、結局別々の航空会社でのトリップとなった。

前回もほぼ同じ時期にロスカボスに行ったのだけれど、まったく気候が違っていて、驚いた。 前半は雨に見舞われ、毎日湿度80%という蒸し暑さ。青い空も見られず、このまま最後まで天気が悪いのか、とあきらめ半分だったけれど、 後半はこれぞカボ!!といった抜けるような青い空も見れた。
波も全体的に頭くらいの波があり、特に前回不発だった、太平洋側のポイントでは、パワフルなショルダーの張った波に恵まれた。

サーフ中にレンタカーの鍵を落とすというハプニング付きのサーフトリップとなったけれど、それなりに楽しい旅だった。 それにしても、どこの空港でも荷物のチェックが厳しくて驚いた。去年の9.11事件の影響かな。

ロスカボス~これだけは知っておこう

ロスカボスまで
残念ながらロスカボスへの直行便はないので、経由便となります。アラスカエアーは14時出発が最終便なので、 12時までにロスに到着できるエアラインを選べば、その日中にロスカボスまで行けます。 私たちの場合、ロスで1泊(レンタカーを借りてハンティントンまでボードを買いに行く)し、翌朝一便を利用しました。
ホテル
ロスカボスにはウェスティンなど、高級ホテルも乱立していますが、比較的安くてキレイなB&Bがたくさんあります。オーナーや他の国のツーリストと話をしたり、アットホームな雰囲気が味わえます。
レンタカー
カボでのサーフィンには、レンタカーは必須です。大手のエイビスやバジェットなどのオフィスが空港付近とカボサンルーカスの街にあります。
ジュネーブの条例にメキシコは加入してないので、日本の国際免許では運転できないことになっているらしいですが、レンタカーは日本の免許と国際免許と同名義のクレジットカードで借りることはできました。
両替
空港に両替所がありましたが、ほとんどの商店で米ドルが使えます。ただし、計算が面倒なのか、ドル計算だとかなりざっくり切り上げされるので、小銭程度はペソにしておいたほうがいいです。
食べもの
カボサンルーカスは観光地なので、日本食やファーストフードなど、何でもあるけど、結構高いです。 でも地元の人に人気のちっちゃな店のほうがおいしくて安いので、おすすめの店を聞いて出かけるといいですよ。ただし、英語は通じないことが多いです!
サーフィン
ロスカボス周辺か太平洋側のセリトス。ロスカボス周辺のポイントにはローカルサーファーが多いので特にマナーに注意しましょう
レンタカーを借りてサーフポイントめぐりをするなら、水や食料は必ず持って行きましょう!街にしか店はないですし、海にも売店などはありません。
持って行くとよいもの
  • スペイン語辞書…観光地とはいえ、英語の分からない店員さんも結構います。
  • 日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュ…日差しが強烈なので、ちょっと街をぶらぶらしただけで、ぐったりしてしまいます。さらに運転中の日差しで片方の腕だけがやけるので、薄手の長袖シャツがあればなおベター。
  • キーケース…レンタカーでも車の鍵はちゃんと身に着けないと、ね。
  • 日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュ…陽射しはチョー強烈です。
  • 虫除け…夕方になると蚊が大量発生!

ロスカボス~ポイント情報

ペスカデーロ Pescadero
トドスサントスの南、60Kmマーカー付近。入り口の石門が目印。
ボトムはリーフで、インサイドはシャローなので注意。
レギュラー、グーフィーともによい。
セリトス Los Cerritos

トドスサントスの南、65Kmマーカー付近。
ボトムはビーチ。
レギュラー、グーフィーともに可。一番ポピュラーなポイント。

モニュメント Monuments
カボサンルーカスの東、6.5Kmマーカー付近。
ボトムはリーフで主にグーフィー。
チレノ Chileno “El Tule”
サンホセデルカボとカボサンルーカスの中間、16Kmマーカー付近。
ボトムはリーフ。
グーフィー、レギュラーともによい。ややワイド気味だがいい波を選べばロングライドも可。
オールドマン Old Man’s
27.5Kmマーカー付近、CABO SURF HOTELの前。
エントリーはビーチだが、アウトはリーフ。
レギュラーオンリー。ビジターサーファーが多く、いい波を選べばロングライドも可能なファンウェイブ。
ジッパーズ Zipper’s

サンホセデルカボの街のちょっと先、28Kmマーカー付近。
エントリーはビーチ(小石)だがアウトはリーフ。
主にレギュラー。リーフならではの面が硬くショルダーの張ったいい波が立つ。ローカルが入っているときは遠慮したほうがいい。

ナインパームス Nine Palms
サンホセデルカボの街のはずれから出ているダートロードをひたすら北上、サンタエレナ付近。
レギュラーのロングライドも可能なファンウェイブらしい。 (たどり着けなかったので不明)

ロスカボス~1st Day

2002年9月14日(土)

今日は朝から忙しい。朝から友人の結婚式と披露宴に出席、式場の駐車場で普段着に着替え、そのまま成田へ。
今回はシンガポール航空のビジネスクラスで、専用のラウンジで一息し、いよいよ出発。期待していたとおり、シートピッチが広く、もしかしたらタイ航空のファーストクラスと変わらないかも?というくらいだった。食事もおいしく、大満足だった。

ロスに到着すると、この時間に到着する便が多いのか、イミグレーションはすごい人で時間がかかり、2時間待ち!結局15時の出発となってしまった。
さっそくレンタカーを借りてお気に入りの店、KATIN:ケイティンへ。目ぼしいサーフボードをチェックし、ハンティントンまで足を伸ばす。 HSSでサーフボード、ケースなどを買って、KATINでチェックしたサーフボードを買いに戻ると、なんと、閉店後…営業時間をチェックしておけばよかった~
2本買うつもりだったので、またハンティントンまで戻り、またしてもHSSでボードを買う。

時間がなくてかなり不安だったけど、まあ何とかtakaも私も買いたいものが変えたので一安心。
Carl’s JRでハンバーガーを買ってホテルにチェックイン、明日に備えて早々に寝る。

ロスカボス~2nd Day

2002年9月15日(日)

早起きして空港へ。アラスカ航空だけかもしれないけど、搭乗口でもパスポートと荷物のチェックがあって少々驚く。やはり去年の9.11事件でチェックが厳しいみたい。約3時間のフライト後、ロスカボスに到着。前回は素通りだったイミグレーションだったけれど、今回はちゃんとパスポートに印も押してもらえた。(次の日到着したkazu達は押されなかったらしい…さすが、メキシコ!)
空港では恒例の荷物検査用の信号機があり、アメリカ人のゴルフトリップらしき年配者の団体がひっかかり、宝くじに当たったかのごとく大騒ぎしていた。私たちは、残念ながら(!?)青だったので、そのまま通過。

ロスカボスの空港では、入国前にグループ毎に信号機のような機械のボタンを押させられ、信号機が赤ならそのグループ全員の荷物がチェックされる、という仕組みなのです。

空港を出て空を見上げると、メキシコの真っ青な空…はなかった。前回はかなりの陽射しと暑さだったのだけど、今回は少々曇り気味。そうは言ってもやっぱり暑い。

宿は前回もお世話になったCosta Azul:コスタアスルのそばにある「Casa Terra Cotta」。相変わらずオーナーのSharonさんは元気よく、なんだかとっても懐かしい。猫のSalsaも健在で、相変わらず人なつっこく、すぐ寄ってきた。前回より庭が手入れされていて、ポイントチェックがしやすくなっていたので、さっそく宿から波チェック。かなり沢山のサーファーがいた。前回は3人くらいしかいなかったのになぁ。

Sharonさんにオススメのタコス屋、Rossyを紹介してもらい、さっそくランチに出かける。チキン、ビーフ、フィッシュなど、だいたい1つ8ペソ。メインの具以外は、サラダバーのようなところがあって、好きなものをつめる仕組み。なかなか楽しい。味もおいしく、大満足。 takaはあまり辛くない、とテーブルにあったピカンテソース(タバスコとケチャップを混ぜたような調味料)をたっぷりかけて食べてた。

夕方、Costa Azulをチェック。少々混んでいたが、せっかく来たので入る。ただ、ローカルサーファーが多かったので、おこぼれ状態の波だけ乗る。それでも充分ショルダーの張ったいい波だった。長くは乗れないけど。しばらくすると皆上がって5人くらいになったので、ラッキーだった。そのうちまた何人か入ってきたので今日は終わりにする。

  • 時間 15時~17時
  • 天気 晴
  • エリア 海外エリア
  • ポイント カボ・ジッパーズ
  • サイズ ~胸
  • 風 無風
  • 水温 30℃
  • コンディション △
  • 混雑度 3

2回目のカボサーフトリップ。空港出た瞬間前回より少し気温は低いと思ったが湿度が高く蒸し暑い。LAの気候との違いに驚く。波はうねり弱くスモールだがセットはグットブレイク!ただローカルキッズ達の前乗り合戦は相変わらず。数本インサイドまで乗れた。でもこちらはビジターでおこぼれでも十分楽しめた。初日だしNewボードだしこんなもんでしょ。

ロスカボス~3rd Day

2002年9月16日(月)

スコールのような雨が降って目が覚めた。5時だったけど、まだ外が暗かったので2度寝。 6時には、外も明るくなったのでCosta Azul:コスタアスルへでかける。まだローカルも来ていなかったので、さっそく入り、充分に楽しめた。やっぱり早起きは三文の得!?
しばらくすると少々混雑してきたので、さっさと出る。すると、日本人のサーファー(近くに住んでいるらしい)に、ここは入らないほうがいい、と言われてしまった。
混んでるときは入らないようにしてるんだけどなぁ。。。と思いつつ、午後は違うポイントに行くことにした。

宿に戻って、朝食。シナモンナッツのパウンドケーキにフルーツ、コーヒー、ジュース。相変わらずおいしい。
そうこうしているうちに、kazuたちを迎えにいく時間となり、空港に向けて出発。

空港からの帰り際、昨日のタコス屋でランチを買い込み、宿でひと休みして、波チェック。
Costa AzulやChileno:チレノなどをチェックしたけど、朝のスコールのせいかあまりコンディションもよくなかったので、Nine Palms:ナインパームスまで足を伸ばすこととなった。 Nine Palmsまではかなりのダートロードで、4WD必須。借りたのは4WDではなかったので、たどり着くことができず、そのままノーサーフとなった。

  • 時間 7時~8時
  • 天気 晴
  • エリア 海外エリア
  • ポイント カボ・ジッパーズ
  • サイズ ~腰
  • 風 サイド
  • 水温 30℃
  • コンディション ×
  • 混雑度 3

未明からの豪雨と雷には驚いた。7時前に明るくなると雨は止んだが風がのこっていた。人の少ない朝一狙ったが昨日よりサイズダウンたまのセット腰くらいで厳しい状態。午後からさらに風強まり大シケとなり本日The end。

ロスカボス~4th Day

2002年9月17日(火)

今日も早起きしてポイントチェック。Costa Azul:コスタアスルは少々ぐちゃぐちゃ気味のコンディションではあるものの、誰も入っていなかったので、入ることにした。最初はあまり良くなかったけれど、次第に落ち着き始め、後半はなかなか楽しめた。何人かサーファーが入ってきたので出ようとしたら、昨日のサーファーにまたまた入らないようにと注意されてしまった。よくよく聞くと、このポイントはZipper’s:ジッパーズらしい。私たちはてっきり隣のポイントがZipper’sだと思っていたので、ちょっと驚いた。 Zipper’sはEXPERTS ONLYのポイントであまり入らないほうがいいポイントと雑誌などでも紹介されていたし。今度は他のポイントで入ろうっと。

宿に戻って、朝食。今日はオムレツにビーンズペースト。Sharonさんの作る朝食にはレパートリーが10種類あって、毎日違うものを作ってくれるらしい。全部食べてみたいなぁ。

チェックアウトして、ポイントチェックしながらカボに向かう。Cabo Surf Hotelの目の前のポイント、Old Man’s:オールドマンで出来そうな波が立っていたので入ることにした。ポイント近くに駐車スペースはあるものの、海から見えないし、前回のトリップでサーフキャリアと荷物をやられたので、ちょっと心配。今回は念のため、カボサーフホテル併設のレストランで食事をすることを条件にホテルの駐車場に駐車する許可をもらった。
Old Man’sはPlaya Acapulquito:アカプルギートのポイント。ボトムはリーフで岩もところどころにあるけど、干潮時を外せば安全。波質もメロウなので、ロングボーダーも多い。サイズがあるときは沖からのロングライドもでき、カットバックの練習には最適の波!! Zipper’sの早いブレイクとはかなり異なる波質。私はメロウなほうが好きなので、このポイントはかなり気に入ってしまった。

そんなこんなでサーフィンを楽しんで、Cabo Surf Hotelでシャワーを浴びて、カボサンルーカスへ向かい、宿にチェックイン。前に来たときにいたオウムはいず、少々残念。それに部屋を4人で泊まれるマスタースィートにしたら、通り沿いの部屋で、安全なのかと少々不安になる。まぁ安いからしょうがないか。
ひととおり散歩して、Jonny Rocket’sでハンバーガーを食べる。(なぜメキシコに来てアメ食??)
それにしてもカボの街は物価が高い。ハンバーガー55ペソ(約700円)。ひぇ~日本より高い