モロッコ~これだけは知っておこう

アクセス
日本からモロッコへの直行便はありません。ヨーロッパ経由が一般的です。
私たちは、エアーフランスの格安チケット(といっても1人約20万)だったので、パリのシャルル・ド・ゴール空港で一度降りて(荷物も)バスでオルリー空港へ行き、マラケシュからモロッコへ入国。少し面倒ですが夜出発で朝着くので便利です
帰りはカサブランカ市内から鉄道で国際空港まで行き、シャルル・ド・ゴール空港でトランジットして帰国(出国税はなし)。夕方出発して夜着なので、時間を有効に使えます。
宿泊
観光国なので、宿泊施設は充実しています。主要都市にはシェラトンなどの高級ホテルもありますが、それなりに高いです 1つ星・2つ星の、外見は「え」と思うようなホテルでも、中は意外と清潔でキレイだったりしますので、まずは部屋を見せてもらうこと。
意外にキャンプ場もたくさんある。1人20DH、テント10DH、車10DHくらいで、格安。ただし、ピンキリでお湯も電気もついているところがあれば、難民キャンプのような雰囲気のところもあります。テントを張る前に、設備と値段は要チェックです
両替
カサブランカなど大都市に両替所はたくさんありますが、小さい町には少ないので空港で両替するのがオススメ。日本円から両替できます。ただし、ダハールがあまった場合は日本円には戻せないので両替額には注意しましょう。ちなみに、コミッション料もかからず、両替時にパスポートも要りません。
米ドルやユーロ、クレジットカードは、観光客用の大きな施設では使えますが、一般的なお店では使えません。
食べもの・飲みもの
イスラム教国であるため、一般的にお酒と豚肉:ぶた:は禁止されています。
大都市にはマクドナルドやピザハットなどもありますが、高いです モロッコ料理はシンプルな塩味でお手ごろの値段なうえ、日本人の口にもあうのでオススメ。一般的なモロッコ料理は…

  • タジン(Tajine)…鶏肉(牛肉の場合もある)と野菜をタジン鍋というトンガリ帽の鍋で蒸し焼きにした料理で、店先にタジン鍋が並んでいるのですぐに分かります。シンプルな具で通常20DHくらい。観光地に行くといきなり40DH~60DHに値上がりします。
  • ハリラ(Harira)…トマト&パプリカ味のリゾット風のごはん。5DHくらい。
  • サラダモロケーノ…モロッコ風サラダのこと。角切りにしたトマトと玉ねぎ、オリーブ、ズッキーニなどの野菜をコリアンダー風味のドレッシングで和えたもの。
  • ホブス…パンのこと。丸くて平べったいアラビアパンが一般的。

飲み物といえば、ミントティー 飲酒習慣のないモロッコでは、ウィスキーと呼ばれ、朝から晩まで、どこのカフェでもみんな飲んでます。高い位置からコップにすすぎ、泡を立てて飲みます ミントティーといっても紅茶ベースではなく、中国茶で砂糖がたっぷり入った激甘味。暑いモロッコで熱いミントティー。なのにさっぱりするから不思議です
お酒は観光地のMARJANE、ACIMAなど大型スーパーで買えます。

サーフィン
カサブランカ周辺と、タガズート周辺にポイントがいくつかあります。
サーフィン目的なら、絶対に日本の冬(11~2月)に行くべし 夏は波にあたる確率が非常に低いです
朝晩は冷えるので、夏でもウェットを持っていったほうがベター
ちなみにエールフランスのボードチャージは、成田→シャルルドゴール13,600円、オルリー→マラケシュ400ユーロでした。
レンタカー
日本からネットで予約。安いところを探しても、料金は7日間で約37,000円と高い しかもガソリン代も10DH=144円/Lと日本とそう変わらず、物価を考慮したらめちゃ高 ロバや馬車が残っているのが分かります。でもレンタカーがないと、短期間でアチコチには行けません
主要道路の交差点には信号があるけれど、一般的にはラウンドアバウト(環状交差点)。主要都市を結ぶ高速は有料で、日本の高速並みに整備されています。
町の入り口と出口では高速・一般道に関わらず、警察のチェックがあります(といってもスピードを落として通るだけ)。また、あちこちでレーダーを使ったスピード違反をやっているので、気をつけること 私たちも制限速度を守って走っていたつもりだったのに止められ、あやうく罰金をとられるとこでした
路肩の日陰にはタクシー待ちの人が座っていたり、ヒッチハイカーがいるので注意。
メディナ
モロッコの多くの街は、城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と外に新しくつくられた「新市街」で構成されています。
メディナはくねくねと迷路のように入り組んだ細い路地が特徴で、スークと呼ばれる商店街や住宅がぎっしり詰まっています。ロバが荷物をたくさん積んで走っていたり、モロッコの活気を肌で感じられる場所でもあります。
持って行くとよいもの
砂漠なので暑い、と思いきや、朝晩は冷えるので長袖・長パンは必須 昼の時間帯も、暑いから薄着がいいと思いきや、内陸部は想像以上の暑さ(多分40度以上あると思う)。体温より外気のほうが暑いので、薄着するよりも薄手でダボっとした長袖・長パン(パジャマみたいなもの)のほうが陽も避けられ、風も入ってすずしい
持って行くほどではないですが…現地でトイレットペーパーを仕入れましょう。アラビア式トイレにはトイレットペーパーは置いていません

モロッコ~ポイント情報1

クベール Kbeir
ラバトにある灯台の近く。Oudayas Surf Clubが目印。
ボトムはリーフ。
スキラート Skhirat
スキラートビーチ。ボトムはサンド。
ウエド・チェラット Oued Cherrat
九十九里のようなビーチのリバーマウス。R322から未舗装道路を入って2~300m。
ブズニカ Bouznika
小さな漁村にある湾。ボトムは岩棚でレギュラーのポイントブレイク。ウニに注意。
ブロンディン Pont-Blondin
ボトムはリーフ。レギュラーのポイントブレイク。湾の反対側はLes Sablettes(レ・サブレッテ)というポイントでグーフィー。
ナンバー23 No.23beach
アン・ディアブのビーチ入り口No23付近。ボトムはサンド。
ジャックビーチ Jack beach
ダル・ブアザ(Dar Bouazza)の街に入って左側のビーチ。パワーのあるビーチブレイク。コンスタントに波があるため、いつも混んでいる。街の右側の湾にもリーフポイントがある。
今回のサーフトリップで唯一乗れそうな波が立っていたのはこのポイントのみでした

モロッコ~ポイント情報2

イムスワン Imswan(D’imessouane)
ビーチブレイクはチュービーだがサンドバーは比較的ファンウェーヴ。ポイントブレイク。
タムリ Tamri
ビーチブレイクとリバーマウスがある。タムリから4kmくらい。
ボイラーズ Boilers
ギル岬(Cape Ghir)の南端にあるレギュラーのポイントブレイク。チューブセクションがメイン。エキスパート向け。ボトムは玉石でロータイド時のみサーフィン可。
キラーズ Killers
エキスパート向け。ボトムはサンド。レギュラーのポイントブレイク。
アンカーポイント Anchor point
モロッコでもっとも有名なポイント。ボトムはサンド。レギュラーのポイントブレイクで波質は比較的ソフト。いいときには1kmくらいのロングライドができるらしい。
アンカーポイントからバナナビーチまでの数キロの間には、いくつものポイントがあります。
バナナビーチ Banana Beach(Tamghart)
バナナの屋台が並ぶタムガート・ビーチにあるポイント。Tamgharのリバーマウス(川といってもほとんど干上がっているワジと呼ばれる川)。ボトムはサンド。

モロッコ~フォトギャラリー


日干しレンガの村

カモメの街、エッサウエラ

タウリルトのカスバ

余計なものはなにもない

南部の交通手段

世界遺産

ヴォルビリス遺跡

ムーレイ・イドリス

タジン

ミントティー

サボテンの実

モロッコ~1st Day(出発)

2007年8月24日(金)

旅にはハプニングがつきものだ。でもそれは旅が始まってから言える事。今回は夜の便ということもあり、通常に出勤してソッコーで帰り、車で成田に行く予定にしていた。が高速に乗ったとたん、事故渋滞にハマり、たかだか数キロ走るのに30分… しかも2箇所も その後とばしてやっとの思いで民間駐車場に着いたら、今度は営業終了してるし 片づけ中だった方にお願いしてバスを呼んでもらい、空港へ。空港はガラガラだったのですぐにチェックインできてそのまま搭乗。ホッとした

今回の旅はエールフランスを利用した。格安航空券だったからか、行きは成田からシャルル・ド・ゴールまで行って一旦降り、荷物を持ってバスに乗って、オルリー空港でまたチェックインしてマラケシュへ。サーフボードがオーバーサイズで、成田で13,600円、オルリーで400ユーロとダブルでチャージされた 文句を言ったけれど、荷物を預けるたびにかかるものだ、と説明される。シートピッチもビックリするくらい狭いし、食事はイマイチだし、アテンダントの愛想も悪い…食事のサービス時以外、アテンダントは姿を見せず、ドリンクはセルフサービス…通路側の席ならまだしも、窓側だからそうそう席を立てず 最悪な旅の始まりだった。

モロッコ~2nd Day(マラケシュのメディナ)

2007年8月25日(土)

飛行機からみたマラケシュの街並みは、うすいピンクやオレンジの建物がマッチ箱のように並び、見たことのない風景だった。カメラを手元に持っておけばよかった…と後悔

空港で両替をしてレンタカーを借り、市内へ。標識が少なく、道の名前も出ていないので、少し迷ってしまった

なんとか市街地に出て、地球の歩き方の地図に載っていたキャンプ場に行って見ると、ホテルが建設中 座り込んで話しているおじさんに聞いてみる。もちろん英語はぜんぜん通じない 身振り手振りで聞いてみると、キャンプ場はどうやら移動したらしい。言われたとおり、カサブランカ方面に約10km行ったところに無事キャンプ場を発見 キャンプ場はガランとしていて、芝生などはなく、土っぽくて寂しいカンジ。安いからしょうがないか

テントを張って街に戻る。途中、Marjane(マルジャンヌ)というスーパーで買出し。モロッコはイスラムの国なので、飲酒の習慣がない。お酒を売っている店は少ないので、貴重な店だ。

マラケシュの観光の目玉、フナ広場の周辺は、人で溢れていた。バリを彷彿させるクラクションの嵐。お構い無しに車道を歩く人々。車線はどこ状態の車の列…つ、つかれる
広場の近くの駐車場に車を止め、いざ広場へ フナ広場の奥にあるスーク(小さい商店の集まり)に行ってみた。雰囲気はアメ横のようなカンジで、なめし皮のニオイ、スパイスの匂い、生肉の臭い…とキョーレツだった 時々ロバに乗った子供とすれ違ったり、いろんな人に声をかけられたりと、独特の雰囲気を楽しんだものの、喧騒にすっかり疲れてしまった

広場に戻ると屋台の準備が始まっていた。せっかくだから何か食べていこう、と準備が整うまでの間、cafeでお茶

日が沈むと、どこからともなく人が出てきて、あっという間に広場は人でいっぱい。ヘビ使いやら大道芸人やらでお祭り騒ぎ(写真はNG。撮ると撮影代を要求されます
ここでもやはりいろんな屋台から声をかけられる。日本人と分かると「頭、脳みそ(モロッコ人は脳みそを食べるのだ)」。ここまでは別にいいんだけど、その後なぜだか「オダユージ」と続く。なぜ

TAKAは屋台でエスカルゴ(茶碗1杯10DH)を食らい、私はカバブの屋台で煙にまかれながらメルゲス(スパイスの効いたソーセージ)とアラビアパン(1人10DH)を食べてすっかり満喫 値段も安くて味も美味しかった キャンプ場に戻ってバタンキューで寝た

走行距離:75km

モロッコ~3rd Day(アトラス山脈越え)

2007年8月26日(日)

早朝起きてシャワーを浴びる。昼間は暑いけれど朝晩は20度くらいまで下がるので、冷水シャワーはキツいなぁ~と覚悟していたら、なんと温水が出た ラッキー。
陽が出てくると急に40度近くまで上がり頭がクラクラするほどの暑さ。でも乾燥していて風が吹いているから、日陰にいると心地いい

モロッコを南北に分けるアトラス山脈を越えるとサハラ砂漠へと続く広大な荒野が広がります。対向車線との境もなく、細くクネクネとした山道が続く。そんな山道なのに制限速度80kmの標識。そんなに飛ばせないってば… 途中には、レンガ造りの家が建ち並ぶクサルと呼ばれる村が点在し、砂漠が近くなったことを実感

約4時間でワルザザートの街へ到着。唯一、お酒を売っているスーパー「SuperMarche」へ行ってビールを買い込んだ。

次はキャンプ場探し。ここは標識も出ていてすぐに見つかった。あまりに暑いのでシャワーを浴びてテントでひとやすみ。でも暑くてすぐに目が覚め、またシャワーを浴びる。髪が濡れていると涼しいのだけれど、とても乾燥しているので、ぬれた髪もすぐ乾いちゃう

昼は暑さのためか、人はちらほら。しかも、なぜか男性しかいない。 cafeでミントティーとフレッシュオレンジジュースを飲みながら日が沈むのを首をなが~くして待つ。ようやく日が沈みかけた頃、人がどんどん集まってきた。

スークをぶらぶらと散歩。屋台に並ぶ怪しげなフルーツを食べた(後にサボテンの実と判明)。1個1DH。ほんのり甘くていちぢくのよう。
店先にローストチキンが並び、タジン鍋が飾ってある店からいい匂いが…覗いていると店主がニコニコと声を欠けてきたので、TRYしてみた。めちゃくちゃ美味しかった~ 塩味が強かったけどよく味が染みててホクホクトロトロ。しかも20DH。安いっ

ワルザザートはマラケシュと違って落ち着いた街。観るところは特にないらしく街も小さいので、あっという間にひと回りしてしまった。帰りがけ、タウリルトのカスバが月の光と深い青の空にマッチして絵のようだった。向かいにある階段には大勢のモロッコ人が座って、同じように静かに鑑賞していた。

走行距離:231km(306km)

モロッコ~4th Day(いよいよ海へ)

2007年8月27日(月)

早朝キャンプ場を出発し、いよいよ海へ 途中の小さな町でモロッコ定番の朝ごはん(ミントティー、ホブス、オムレツ)を食べ、kaori、モロッコ初運転 田舎なので車の量は少なく、比較的運転しやすい。峠は相変わらず対向車が来ると路肩に移動する、の繰り返しだったけれど。

途中、ところどころに小さな町はあるものの、超ローカル色強く、車ではなくロバや馬車が店先に並んでいる。当然、そのニオイもキョーレツだ。やはり女性は見かけない。

途中、めちゃくちゃ暑いエリアに突入 盆地なのか、風も熱風 暑いのに汗もかかないなぁと思いきや、汗が出た瞬間に乾く、といった始末 たまらず車を止め、頭から水浴び。水を持っててよかった~ その後、涼しいと感じたエリアに入ったとき、街に表示されていた気温計は33度 さっきのは何度あったんだろ。軽く40度は越えてたな

海が近づいてくると道幅も広がり、すっかり都会になったものの、アガディールの街を抜けるとまたちょっと田舎道に戻り、荷物を背に乗せたラクダやロバが路肩を歩いているのが当たり前の風景に。そのまま海沿いをサーフポイントcheckしていった…が、残念ながらどこもベタ凪で波ナシ

バナナの屋台が並ぶ、その名もバナナビーチはすっかり観光客で賑わっていた。昨日タジンが美味しかったので、またタジンを注文したけれど、味は水っぽくてイマイチ、しかも60DH あー最初に値段をチェックしていればよかった ぜったいボラれてる… 交渉するにも英語は通じず、面倒になってそのまま支払ってしまった。メニューがない店は要注意

タガズートのキャンプ場にチェックインして、プールで体を冷やし、再びアンカーポイントへ やはりコンディションは変わらず、あきらめてcafeでまったりお茶をした。近くをぶらぶら散策。この辺りは新しい町なのか、メディナはないけれど、相変わらず小道が多く、猫を多くみかける。
サーフショップの店員に声をかけたら、「冬には日本人がよく来るよ。この時期はねぇ…」と言われ、ちょっとショック

しかも大きなスーパーもなく、お酒も手に入れられなかった…お酒は見つけたら買い込むべし

走行距離:487km(793km)

モロッコ~5th Day(白と青の街へ)

2007年8月28日(火)

タガズート周辺は波も期待できなそうなので、2泊する予定を繰り上げて北上することにした。

近くのcafeでお茶恒例のティータイム。takaはすっかりモロッコの激甘ミントティーが気に入った様子 日本では飲み物に砂糖なんて絶対入れないのに 私はなんだか甘い子供用の歯磨き粉を薄めて飲んでるカンジがしてイマイチ…もっぱらカフェオレ ちゃんとエスプレッソで抽出してくれる(たま~にインスタントだけれど、それもまたご愛嬌

海沿いの道をずっと北上 途中、一度山側に入るのだけど、ロバあり馬車あり、羊遣いやヤギ遣いの少年まで…南部独特の風情が感じられる道だった。道沿いにアルガンツリーが生えているエリアは特にヤギが多く、木に登って実を食べていたのが印象的。
あとはアルガンオイルの露店がそこらじゅうに。でも、並んでいるオイルの瓶の中身は、色もバラバラ… いかにもアヤシかった。

しばらく走ると、急に白っぽい壁に青の窓の建物が増える。これがエッサウェラに近づいた証拠 ヨーロッパ風でお洒落な町だ。魚市場に行ってみたら巨大アナゴをせりにかけていた。活気は相変わらずだ
やはりメディナがあったので、散歩。マラケッシュのスークと違って、寄木細工や絵など、少しおしゃれな店が並ぶ

エッサウェラはいかにも観光地で、人もすごかったので、もう少し北上してサフィでキャンプ。サフィは工業地域らしく、煙突からモクモクと煙が出て異臭がし、海には排水らしき汚水が流れてる。とにかく、モロッコは街中にゴミが多い。木にカラスがたくさん止まっているなぁと思ったら、よく見ると黒いゴミ袋だったり 観光国ならもう少しキレイにすればいいのに…

キャンプ場に着くといつもどおりプールで体を冷やし、ビールを買いにスーパーへ 今度はいつ買えるか分からないので、大量に買い込む

走行距離:308km(1,101km)

モロッコ~6th Day(サーフポイントめぐり)

2007年8月29日(水)

いつもどおり朝早くサフィを出発 海沿いの道でアル・ジャディータへ向かう。いつもどおり途中の小さい町で定番の朝ごはんを食べる。アル・ジャディータも工場が多くて大きな街だった。

ここからはカサブランカ行きの高速。日本と代わらずキレイに整備されていて少々驚く。それにカードも自動発券。出口でカードを渡して料金を払うシステムだ。
カサブランカのいっこ手前の出口、Had Soualemで高速を降り、ダル・ブアザ(Dar Bouazza)へ

ダル・ブアザの街の入り口は何も標識が出ていないので分かりにくい。MariaBlancaというリゾートエリアの旗が目印。ここを左折して突き当りを右に曲がると、ダル・ブアザ、左に曲がるとJackBeachのポイント
JackBeachはなんとか出来そうだったけれどショワショワのビーチブレイクでスモールサイズ コンスタントに波があるポイントという情報だったので、ちょっとイヤ~な予感

次はカサブランカのちょっと手前、アン・ディアブ(Ain Diab)のNo23。アン・ディアブはすっかり都会のリゾートといった雰囲気で、観光客や、内陸部では考えられないほど肌を露出したモロッコ人でごったがえしていた。アン・ディアブのビーチへの入り口はナンバリングされていて、その23番がサーフポイント。やはりここでも本当にサーフィンできるのかと思うほど波なし
さらに北上したけれど波なし…高いボードチャージ(約2万円)を払ったのにno surfかも

ブロンディン(Blondin)を越えた辺りでcampingの標識を見つけ、チェックしてみることに。名前はMomizaビーチ。湾になっていてこじんまりしているけれど、モロッコではめずらしくほのぼのした雰囲気。露店でタジンを食べ、キャンプ場にチェックイン。観光地ではないから英語もスペイン語も通じず、身振り手振り&カタコトのフランス語でやりすごす。
で、昼寝した後、一度も海に入ってないことに気がつき、海辺に行ったけれど、海沿いのエリアは風が冷たく、海に入るどころか水着では体が冷えるくらいだった 海辺のカフェでミントティー&カフェオレを飲んで体を温め、夕暮れ時をのんびりと過ごす。

走行距離:334km(1,436km)