薪割り

5月末に自作した薪小屋に
ようやく薪を入れることができた。
もっと早く入れたかったが、
小屋の位置が工事の関係で定まらなかったのと
雨を避ける場所がないので農機具や
工具類の物置として使っていたためだ。
今まで間伐した杉、柿、梅、雑木は
玉切りした状態で地べたに直接置き
プラスティックの波板をかぶせていた。
半年近く経っているので心配だったが、
一部腐食した木もあったが、
十分薪として使えそうで安心した。
早速、メキシコ製の斧で薪割り開始。
(杭打ちとしては使用していたが薪割りで使うのは初めて)
この斧はヘッドが3.6キロ(通常2キロくらい)もあるのだ。
さすがというか今まで使った斧とは比較にならないパワーに驚いた。
直径30センチ程度の木なら胸くらいの位置から
軽めに落とすだけで簡単に割れてしまうのだ。
あまりにも簡単に割れるので薪割り本来の
振り落とし感がなく物足りなさを感じてしまうほどだ。
今度はもう少し堅めの木を選び試してみよう。

裏山の間伐

西側と北側の山に入り杉と笹竹を伐採した。
チェンソーを使い杉を倒すこともだいぶ慣れてきた。
ほぼ狙い通りの位置に倒すことが出来るようになった。
何事も経験が大切なのだ。
しかしながら間伐作業は大きな
危険が伴うことを忘れてはいけない。
十分注意しながら集中して
作業することが事故を未然に防止する。
夕方、裏山の頂上から尾根沿いを散策。
冬の訪れを風景で感じることができる。
雑草で覆われていた地面は
すっかり落ち葉で埋まっていた。
ちょっと寂しい感じもするが、
初冬の夕暮れもなかなかいいものだ。

薪ストーブ

来月の着工に向け準備を進めている。
今日は薪ストーブの施工方法について
メーカーの方と打合せ。
場所は都内の一等地で
ショールームがある大きなビルだ。
入口で要件を伝えると受付嬢が
僕の名前を知っていたのでちょっと驚いた。
担当者が僕が訪問することを
受付に事前連絡したのだろう。
身なりで判断せずジーパン姿の僕にも
きちんとした接客対応ができている。
ちょっとした事だが好印象を与えるのは間違いない。
お客様を大切にする気持ちが伝わる。
施工する上での注意事項をはじめ
注文方法、納期について確認。
作業工程のなかで特別難しい点はなさそうだ。
とりあえずは屋根工事の時に
煙突を取り付ける穴を空け、
室内接合部までの部材を設置するのが
今回の作業となる。
薪ストーブに火が着くのは
まだまだ先のことなのだ。

風呂小屋つくり

気が付けばあっと言う間に冬の到来。
夕方4時過ぎには暗くなり、
日暮れとともに気温が下がる。
冷えた体を温めるには、やはり入浴だ。
友人からもらった一人用の檜風呂が
水漏れを直して大活躍している。
しかしながらブルーシートで囲っただけのため
最近は寒さが身に染みるようになってきた。
そこで冬本番前に寒さ対策として
屋根と壁をつくることにした。
風呂場は期間限定のため
ある程度の風雨を避けられる程度で
なるべく取り壊しが楽な方がいい。
束石にはホール缶を使用した。
30センチの塩ビ管を立てセメントを注入したあと
4センチの角材を挿入して束柱とした。
桁と束柱を補強するために方杖を入れると
それなりの強度が出せた。
屋根は薪小屋を延長して
ポリカーボネートの波板をのせた。
壁は余った野地板を鎧張りで仕上げた。
見た目もブルーシートより格段にいい。
今冬はこれで何とか乗り切りたい。
間伐した杉のてっぺん部分を使って
もみの木の代わりにクリスマスツリーをつくった。
気の株の上に高さ2メートルの杉を立て、
デコレーションするとなかなかいい雰囲気だ。
来年はもう少し大きくしてみよう。

椎の木

近所で大きな椎の木が
間伐された状態でそのままになっている。
気付いたのは夏前だった。
それから前を通るたびに気になっていた。
最初遠目で見た時は地滑りかと思った。
かなりの急斜面で椎の木、ケヤキ、竹などが
なぎ倒されているように見えたのだ。
そのあと双眼鏡で確認すると意図的に
間伐されているのが分かった。
普通なら処分されるものだが
間伐されたままで残っているのは
何か訳ありなのだろう。
思い切って近くまで行き
地主さんに聞いてみることにした。
山を管理している老人曰く、
急斜面で竹が繁殖し過ぎたことで
地滑りの危険があるからとのことだった。
大木がそのまま倒れてるのは
処分するのに多額の費用が掛るからだろう。
椎の木は薪材としては最高のランクだ。
薪以外にも使い道はたくさんある。
早速分けてくれないかと聞いてみると、
枝も含めてきれいに処分してくれればよいとの返事。
ラッキー!
当然一度には無理なので少しづつ
分けてもらうことにした。
相当な量の薪を確保できそうだ。
でも急斜面に倒れてる大木から
必要な分を切り出すのは相当危険が伴う作業だ。
近いうちに調査を兼ねて山に入らせてもらうことにした。