2010年がスタートした。
僕らにとって記念すべき年となることは間違いない。
期待と不安が交錯するなか一歩づつ着実に前進していきたい。
一宮不動産で農地転用、建物について打ち合わせ。
不動産購入前に確認すべき点がいくつかある。
別荘ではなく商売をするとなると様々な申請が必要となる。
開業に向け準備開始!
年: 2010年
都内某所ログハウス展示場
都内の一等地にログハウスの展示場がある。
参考がてら見学に行った。
予想通りというか、人の関心を引き付けるために
つくられたモデルルームだった。
目的が集客なので当たり前だが、見栄え良く、
だれもが憧れるように建てられていた。
営業マンも夢の実現に向けご協力させて下さい的な感じで
お約束とおりのトークだった。
僕も同じ立場ならそう勧めるだろう。
アンティークショップ
S産業さんのところで建築中の物件を見にいく。
職人さんが何人かいて基礎工事の準備段階だった。
コンクリートを流し込むための枠組みを製作している。
高さがあり、しっかりとした基礎ができそうだ。
そのあと過去に建築したアンティークショップを見学。
外見はアメリカの倉庫風のつくりで遊び心があってかっこいい。
内装もどっしりとした西洋家具やアンティーク商品が
引き立つ素敵なつくりだった。
決定!
朝、不動産屋のKさんから緊急連絡!
緊迫した状況がひしひしと伝わってきた。
某社から大谷木の物件を購入したいという人が現れた連絡だった。
しかも購入価格は僕らより高く、即決したいとのこと。
商談中の僕らの方が優先権はあるが、
売主としては高く売れる方が良いに決まっている。
一刻も早く契約するか、否か決定する状況に追い込まれた。
この機会を逃したら・・・
最初に感じた直感を信じ決定することにした。
しかし、いくら購入意志があっても価格の差は大きい。
不動産屋のKさんから地主さんに契約のお願いをしてもらう。
地主さんが僕らを選択してもらうことを祈った。
結果、軍配は僕らに上がった!
朝の電話から数時間ドラマチックだった・・・
今日の出来事は忘れることはない。
一宮不動産のKさん、地主さんに感謝!
夢の実現に向け大きく前進だ!
ついに売買契約
今日は土地の売買契約日だ。
初めて大谷木の物件を見てから約2カ月。
早い決断だった。
僕の性格から月曜日の件がなければ
まだ検討中だったと思う。
と言うか、数日後、他人の手に渡っていた。
良くも、悪くも運命を変えることはできない。
不動産は探すのではなく、
出会うものだと言われている。
縁がなければ、これだという物件には出会えない。
土地探しをはじめて30件位の物件を見た。
魅力的な物件はあったものの
何らかの理由で大谷木を超える物件はなかった。
僕らがこの場所を選んだのではなく、
この場所が僕らを選んだような気さえしてくる。
結局、直感とおりこの場所に決定した。
記念すべき一宮不動産はじめての不動産取引顧客となった。
僕自身もはじめてのことなので、
お互い若干緊張気味のなか、重要事項説明を真剣に聞き、
無事、売買契約が完了。
地主さんとも初めてお会いしたが
良い方で安心した。
この買い物が僕らの人生のターニングポイントであり、
ライフスタイルの基盤となることは間違いない。
午後はガンコ山であずまや組み立て作業に参加。
会社の仲間8人とスタッフで共同作業。
ペットボトルと水を使用した水盛り(水平だし)を学べた。
しっかりとしたあずまやの骨組みが完成し一同感動!
夜はいつもとおり酒宴となった。
肉体労働したあとのビールは最高にうまかった。
土いじり、山遊び
売買契約が無事終わったことで
一応、僕らの土地となった。
これから農地転用申請をおこない、
睦沢町と千葉県で受理されたあとに名義変更となる。
うまくいけば4月上旬には不動産登記が完了し、
家屋を建築することが可能となる。
早速、かみさんは畑つくりの前準備として
法面の土いじりを開始。
僕は裏山の探検と竹藪の伐採。
田舎の人には当たり前のことでも
都会人にとっては楽しい
裏山散策
カインズホームでキャンプ用のいすを購入後、大谷木へ
先週に続き裏山を散策。
裏山は植林された杉と孟宗竹が乱立した状態だ。
所々に広葉樹もあり十分山遊びができる。
将来的には散策コース、ツリーハウスをつくりたい。
そのためにも地主さんに相談して間伐したいと思っている。
考えるだけでもワクワクする。
楽しみだな~!
建築費用見積もり
建築イメージ図をもって打ち合わせ。
今回、建築デザインをお願いするYさんの
原案をベースにしたイメージ図で見積もりを依頼した。
住居、カフェと客室が離れる構造のため費用がかさむようだ。
まずは、一般的な資材を使用した場合の概算見積もりをお願いした。
かまど
昨日は、近所のケイヨーデーツーでかまどを
購入したが、みぞれ混じりの雨が止まず焚火は断念。
空はどんより灰色。とにかく寒かった。
朝方、ようやく雨があがり大谷木へ
梅、柿、杉の移植準備のため剪定してもらった。
敷地の中心にある杉は切ることも考えたが、
周囲にはない大木でシンボルツリーにするため残すことにした。
剪定したことでさっぱりした。
木の移植
梅、柿、すももの木をようやく移植できた。
見た目もすっきりだ。
剪定は2月前半に完了していたが、
雨が続き作業ができない状態だった。
今年の冬はほんとうに雨の日が多い。
移植は地元のS造園さんにお願いしていた。
地質が粘土質のため伐根にかなり苦労されたようだ。
結局、2日がかりの大がかりな作業となった。
職人気質の親父さんと寡黙な感じの倅さんが
いい仕事をしてくれた。
大変と分かっていたが、
とても素人に出来るものではない。
あとは、しっかり根をはり、蘇ることを願いたい。
早くても2年はかかるそうだ。