ようやく本日、地鎮祭を行うことができた。
雲ひとつない晴天のなかよい雰囲気だった。
神主さんからも素晴らしい場所ですね。
とお誉めと言葉をいただいた。
お世辞も含めてだと思うが悪い気はしない。
とにかくいよいよなのだ。
予定よりかなり遅れたが
これからが本番だ。
長い工事期間になることは間違いない。
とにかく怪我、事故なく無事完成することを願いたい。
年: 2010年
風呂小屋
早朝の気温が0度を下回る日が多くなってきた。
風呂に入り体を洗う時は気合を入れながら
短時間で済ませなければいけない。
今までのブルーシートで囲っただけの風呂では
さすがに寒いので余った野地板で周囲を囲い、
天井には波板を張って風雨が入るのを防ぐことにした。
結果、家のなかにある密閉された風呂とまでは
言えないが冷たい風が入らない分ましになった。
星空を見上げながら至福な時間を過ごせることを
考えると多少寒いのは我慢かな・・・
湯に浸かれば裸でも問題ないしね。
午後から杉の枝打ち作業。
久々にぶり縄で木に登った。
5段(約10メートル)まで上がり手ノコと鉈で
枝を切りながら巻きつくツタを取り除く。
この作業はかなりの危険が伴う。
体力はもちろん細心の注意が必要だ。
木から滑ること、枝が折れること、
ロープが外れるかもしれないことを
考えながら慎重に登り降りしている。
続けて5本枝打ちすると体力の限界だ。
その甲斐あり見上げると青空が見えるようになり、
下界に太陽光が届くようになった。
竹!竹!竹!
この場所で一体どれだけの竹を切っただろうか。
直径1センチ前後の笹竹を刈払機や手ノコで切り、
それを運び焼却処分するのは根気いる仕事だ。
他の仕事の合間をみて行うことが多いが、
数日間連続で行うことともある。
今週末は久々に2日連続で作業した。
西側の斜面を尾根伝いに伐採しながら
少しづつジワジワと登っていく。
限りなき相手と戦いなのだ。
時には抵抗するかのように跳ね返り
顔面にヒットしたり、
厚手の手袋をしていても
貫通するほどの切り傷ができたりで
まさに竹との格闘だ。
結局、丸2日間で15メートルくらい登れた。
いよいよ来週から本体工事が始まる。
良い天気が続くといいが・・・
母家工事開始!
昨夜からの雨が昼前にようやく止んだ。
昨日から始める予定だった工事は
悪天候のため中止となり本日午後からとなった。
2010年7月に母家の建築を開始する予定が
諸事情により半年近く遅れてしまった。
年内に何とかスタートは出来たものの
今年もあと半月なのだ。早っ!
初日から早速ユンボ(ショベルカー)が入り、
家を建てる傾斜部分の掘削工事が始まった。
家の前面と背面では170センチ位の高低差があり
前面をGL(グランドレベル)とするため
大量の土砂を掘削する必要がある。
本日は全体の1/4程度の掘削となった。
掘削工事 2
昨夜は地元の忘年会が東京であり
久々に深夜まで飲んでしまった。
小中と一緒だった級友達は変わったような、
変わっていないような、30年近く昔のことが
昨日のように想えるのは不思議だ。
楽しい一夜だった。
昼前に千葉へ戻るため出発。
事故の影響で幹線道路が大渋滞。
3時間以上掛り大谷木に到着。
掘削した土砂を4トンダンプに積み
満杯になったら廃棄場にいく作業の繰り返し。
本日の作業で全体の1/2程度進んだ。
基礎工事
基礎のコンクリートを流す前の
下慣らし(根切り)は丸3日間かかった。
建築現場は緩やかな傾斜面だったが
前後の高低差が予想以上にあった。
結局、地面を平らにするため
4トンダンプ20台分の残土が掘削された。
建物の基準となる地点を確認のうえ1回目の墨出し。
午後から平らになった地面に
捨てコンの下地となる砂利を搬入。
この作業により基礎の強度を向上させることができる。
遣りかた
基礎つくり前の遣り方を開始。
実際、基礎を建てる位置から30センチ程度外側に木枠を組む作業。
正確な基礎つくりのために遣り方と墨出しは重要な仕事だ。
山側の水はけを良くするために掘った側溝を埋めるため
青竹を割って暗渠パイプ変わりにすることにした。
砕石や砂利だけだと費用がかさむため竹で上げ底するわけだ。
山に入り10メートル位の太い竹を手ノコで切り、
枝打ちをしてから山を下り、鉈で細かく割り
溝に敷き詰める作業を繰り返す。
これが中々の重労働でくたくたになった。
ウリ坊ちゃん
年内に基礎コンクリートを流すため
急ピッチで作業が行われている。
日曜日の今日も朝から作業開始。
今日は搬入された砂利を平らに慣らす作業。
昨夜からカミさんのお母さんが遊びに来ている。
山の散策が以外にも?好評で楽しんでもらったようだ。
50メートル足らずの低山ともいえない山だが、
手つかずの自然が残っており草花が好きな人には魅力的なのだろう。
冬場は虫もほとんどいないため歩いていると気持ちがいい。
ひと汗かくにはちょうど良い散策コースになりそうだ。
途中、いのしいの糞らしきものを発見。
最近、近所の方がウリ坊(イノシシの子供)を目撃している。
やはり大谷木にもいるようだ。
冬の嵐
所用で東京に帰り1泊して大谷木に戻った。
天気予報とおり夜半から南風が急に強くなってきた。
木々が揺れてきしむ音、風の音、何かが倒れる?飛ばされる音
明け方まで台風並みの物凄い風雨だった。
朝起きて周囲を確認すると色んなものが飛ばされていた。
そして驚いたことに薪小屋が後ろに倒れていた。
10月末に来襲した台風の時は問題なかったのに・・・
チルホールを使い元の状態に戻し、
再びジャッキを使って水平出しをした。
崩れ落ちた薪を元に戻し、二度と倒れないようアンカーを打った。
結局、薪小屋修繕にほぼ一日掛ってしまった。
工事の方は敷き詰めた砂利は転圧され保護シートが張られていた。
今日から基礎の下地に流しこむ捨てコンクリートの
強度を上げるためのスラブ筋を張り始めた。
木道つくり
昨日から法面を下った田んぼの脇を通る木道つくりを始めた。
法面の草刈りがしやすくなるのと外溝のアクセントになり、
現在ある排水用の塩ビパイプを隠すのにも丁度よいと思った。
試しでとりあえず2メートルつくってみたが悪くない。
使用する材料は間伐した杉で80センチの丸太を
4辺に打ち込み、その上に2メートルの丸太をのせ、
半分に割った70センチの足場をのせる。
費用もかからず間伐材の有効活用にもなる。
ログハウスから入口までの約30メートルをつなげたい。
工事の方は引き続きスラブ筋張り作業が行われている。
夕方、暗くなり始めた頃に配管工事の職人さんがやってきた。
照明を点けながら6時くらいまで作業。
捨てコンを流す前に給排水用のパイプを通す
逃げ管を設置していた。
僕たちは明日からちょっと早い正月休暇に入る。
今度見る時には基礎コンクリートが立ち上がっているはずだ。
間もなく記念すべき1年が終わろうとしている。
2011年は期待と不安が交錯する1年になるだろう。
まーとりあえず楽しむことが一番かな。