砕石運び

年末、山側の側溝に暗渠かわりに
割った竹を埋めたが、その上に拳くらいの
砕石を投入して地ならしをした。
その量は約2リューベ(4トントラック1台分)!
ユンボを使用すれば数時間で済むが、
重機が入らないのと費用節約のため手作業だ。
幅1メートル位の上り坂を、気合を入れ
勢いをつけながら一輪車で繰り返し登っていく。
一日で約8割くらいできた。
意外と早いペースで進みよかった。
我ながらパワフルだ。
後半は疲れて足腰がかなりきていたが・・・

市場調査

午前中は昨日に続き残りの砕石運び。
石を敷き詰めたお陰で裏側に行きやすくなった。
仕上げに細かい砂利を上から投入すれば
山からの排水対策は完璧?のはずだ。
工事の方は残りの大引きを入れる作業。
週末にはフレーム工事が始まる予定。
午後、用事があり東京へ
途中、材料の市場調査でホームセンターに寄る。
輸送コストを加味したうえで
自分たちで材料調達した場合を
試算してみることにした。

シャワーユニット

お客さん用の浴室とは別にプライベート用の
シャワー兼トイレのユニットを設置する。
基礎工事、給排水工事が完了したため
施工会社の方と現場で打合せ。
希望していたユニットがぎりぎり入りそうなので一安心。
しかし基礎の高さが標準より高いため、
ユニットをのせる土台が必要になった。
工務店にお願いすればそれなりの
費用が掛るため自作することにした。

根太入れ作業

基礎と床下のあいだに入れる根太入れが完了した。
根太は床下に3×6の合板を張るため910ミリピッチで入れていく。
微妙な木の歪みを考慮しながらひとつづつ
丁寧に材料をつくりあげていく。
床下の合板が入るといよいよフレームの立ち上げだ。
僕は木道の材料つくり。
間伐した杉をチェーンソーを使い
半分に割る作業を2時間ぶっ通しでおこなった。
先日、購入した防音機能付きヘルメットが大いに役立った。

シロアリ対策

朝からゲスト用浴室の件で打合せ。
建築デザイナー、設備屋、工務店の方々にお集りいただいた。
浴室はこだわりのひとつでリラクゼーション効果が得られる
仕上げにしたいと思っている。
十分なスペースを確保し、市販のユニットではなく
手作りで落ち着いた雰囲気の浴室を考えている。

午後はシロアリ防止剤の吹きつけ作業。
コスト削減のためホームセンターで専用剤(14ℓを2缶)と
噴霧器を購入しカミさんと二人で作業することにした。
根太が組まれた状態のため動きづらく思ったより大変だった。
メガネ、マスクを着用し汗だくになりながら
約2時間で1回目の吹きつけが完了。
僕よりカミさんの方が要領よく作業していた。

シャワーユニット土台つくり

プライベート用のシャワーユニットを設置する土台をつくった。
4×4材を切りだし、合い欠き継ぎ手で組み上げていく。
久々のソーホースを使った木工作業だった。
プロに比べれば時間が掛り、仕上りも完璧とはいえないが、
時間を掛ければそれなりに出来るものだ。
使用目的は果たせると思う。多分
カミさんは2回目のシロアリ対策。
昨日より更に早いスピードで作業完了。
お疲れさまでした。

桜?発見

昨夜、久々にまとまった雨が降った。
屋根に響く雨音が懐かしかった。
シロアリ防止剤が雨で流れなければいいが
大丈夫だろか?
昨日つくったシャワーユニットの土台を家屋に仮設置。
決められたスペースに程良く設置することができた。
高さの微調整はアスファルトシングルの端材を使用。
ウッドデッキの基礎工事の時と同様だ。
数ミリの高さ調整と木材の腐食を防止できる。
午後は西側の間伐。
チェンソーで切った杉が狙った逆方向に
倒れかけ掛り木してしまった。
やはり重心と逆側に倒す場合は、
ロープを使い倒したい方向に牽引しなければいけなかった。
しかたなくチルホールを使って倒したい方向に
牽引して何とか危機を脱出できた。

間伐をしていて気付いたが、
西側の斜面は杉だけではなくコナラが意外と多い。
先人がキノコの栽培のために植樹したのだろう。
中腹で桜と思われる樹木を数本発見。
杉と笹竹で囲われていたので全く気付かなかった。
まだ直径10センチ程度の若木だが、
周囲を間伐したことで光が入るようになり
大きく成長してくれるといいのだが、

合板張り

朝、東京から大谷木‎へ
海を見たらサーフできそうなので入水。
冷た~!水温は久々に10℃を切った。
1月後半から2月半ばころは、
一番水温が低い時期だが例年より冷たい。
今年は8度台まで下がりそうな気がする。
ヘッドキャップを被らないのはそろそろ限界だ。
連続5回ドルフィンすると、
頭がかち割れそうに痛くなる。
次回からキャップを被ろう。
1時間ちょっと入ったが人も少なくそこそこ楽しめた。

本日、根太の上に合板を敷き詰める作業が完了した。
見た目は床が張られた状態だ。
実際には床を張る前の下地となる。
僕は先日つくったシャワーユニット土台に
防腐剤(クレオトップ)を塗った。
明日、乾いたら防蟻剤を2回塗りする予定。
職人さんの話によるとシロアリにやられるのは
湿気の多い風呂場周辺が多いとのこと
念入りに塗ることにした。

開通!

我家の背後を囲むようにある
北側斜面と東西斜面の間伐作業が終わった。
山頂で視界が広がり開通した時は歓喜した。
生えている樹木によって
手ノコ、鉈、チェーンソーを使い分け
ジワジワと斜面を登っていく。
結局1年かかりの大作業だった。
いったい何本の杉、雑木を切っただろうか、
笹竹、真竹の数は万単位だろう。
登り口は結構急だがそれぞれの斜面から
一応、山頂まで登れるようになった。
今後は山頂からさらに先に進み、
尾根沿いを散策する遊歩道をつくっていく予定。
今流行りのトレイルランニングコースとしても
利用できるようにしたいと思っている。
本体工事は基礎台、根太周りを
OSBで囲う作業が完了した。
午後はシャワーユニット土台に
2回目のシロアリ防止剤を塗った。
夕方、勝浦で入水。
久々にいい波だった。

茅葺あつめ

久々に南房総でお手伝い。
東屋の屋根にのせる茅葺を近所の方にいただいた。
初めての作業で地元の方にお話を聞かせてもらった。
その昔、農作地帯の集落には萱場があり
20軒くらいの家で萱を共有していたそうだ。
萱の張り替えは20年に一度のことなので
毎年1軒の張り替えがあり共同して作業したそうだ。
重労働で人出が必要な作業を皆でおこなう。
終わったら酒宴が開かれ盛りあがったそうだ。
現在は茅葺の家はほとんどなくなり、
そのような習慣はなくなってしまった。
現代人は限られた物資を有効活用するために
知恵を絞ることを忘れている。
便利なものに頼り過ぎると
大切なことをわすれてしまうような気がした。