悪戦苦闘!

このところ、ずっーとドアつくりをしている。
内装工事(石膏ボード張り)に入る前の難関だ。
と勝手に思っている。
内装ドアは雨風に晒されることはないので
それなりに見た目が良ければよいわけだが、
外装ドアはそうもいかない。
素材、塗装、建てつけに気をつかうことになる。
新築戸建ての場合、玄関ドアにこだわる方も多く、
驚くほど高額な商品も多いが、そこまでは・・・
我家は屋根のある回廊に屋外用ドアがあるので
直射日光が当たったり、雨が吹き込むことは少ないが
耐候性は無視できない。
そんな訳で内装用の木製ドアに
防水性の高いプライマーとオスモ社の
外装用塗料を念入りに塗り込むことにした。
ドア枠にウェザーストリップを付け、
アルミ製のボトムシルで雨の浸入を防止した。
これだけやれば台風でも大丈夫かな?
苦労しているのはドア枠で外壁、ボトムシル、内壁の
バランスを考えながら垂直、直角に取り付け、
スムーズにドアが開閉できなくてはいけない。
これが、なかなか難しいのだ。

ドア枠

今週はドア&枠つくりの毎日だったが、
ようやく先が見えてきた。
外壁(杉の下見張り)とのバランスもよく、
見た目、強度も問題なさそうだ。
やってみると分かるが、なんてことのない部分でも
素人が初めてやると、思い通りにいかないことが多い。
その分、苦労して自分が納得できるレベルに
出来あがるとうれしいものだ。
これで回廊にある開口部すべてに枠が入った。
明日から最後の外壁張りだ。

ダウンライト

電気、空調工事をお願いしているOさんが
エアコンのダクトとゲストルームの
ダウンライトを取り付けに来てくれた。
ダクトは直径300ミリあり、まるでスピーカーのようだ。
送風と吸気で合計5箇所に取り付けるが、
横一列に並ぶと迫力?ありそう。
内装壁ができてから設置となる。
ダウンライトは天井に埋め込むようにして設置するが、
すでに天井には杉パネルを張ってしまったので一苦労。
穴を開ける時にパネルが割れてしまった。
補修も考えたが無理そうなので作り直すことに、
うまくいくか心配だったが、
自由錐で穴を開け、はめ込むことで修繕できた。
取り付けが完了しテストすると、
おぅー!なかなかいい感じだ。
Oさん夜遅くまで作業ありがとうございました。

最後の外壁張り

最後に残っていた回廊に面した外壁。
あと僅かなところで材料がなくなってしまった。
必要なのは一束(1坪弱)なので宅配も考えたが、
急いでいたので千葉県成田市にある
以奈場木材さんに直接買いにいくことにした。
同店では外壁で使用した杉のあいじゃくりと
引き違い戸で使用した米松ピーラーを購入しているが、
材木問屋だけあって商品が良く、価格も安い。
店長Tさんの親切、丁寧な対応もすばらしい。
家に戻り早速オスモ社の外装用塗料で塗装した。
明朝、最後の外壁張りとなる予定。
Tさん、近くまでお越しの際は、是非お立ち寄りください。

外壁完成!

追加で購入した杉板を回廊上部に張り終えた。
これで全ての外壁が完成した。
東側、西側、南側、回廊の外壁で使用した
杉板の合計は130平米。
5月後半から6月中旬までに東、西、南。
建具の関係でしばらく間をおき最後に回廊。
外壁張りは目に見えて進捗がわかるので
作業していてもさほど苦にならなかった。
反面、室内での塗装作業はひたすら単純作業の繰り返し。
一人で長時間やると嫌になることも度々あった。
終わってみるといい思い出だ。
外装は残すところ回廊の天井張りのみとなった。