土木な毎日

先週から始めた北側のウッドデッキづくり、
回廊部分と裏のファイヤースペースを繋げるため
高低差のある斜面に階段をつくっている。
骨組みは耐久性があり、サイズ調整が容易な単管パイプ。
根太にはツーバイ材を使用している。
大変なのは作業場所が地面から1.6メートルの
深さにあり、幅が1メートル程しかないことだ。
スコップで掘り出した土をバケツに入れ、
満杯になると捨てにいくことを何度も繰り返す。
高さと水平を確認しながら一段一段ゆっくり進む。
土木作業そのものでかなり体力を使う仕事だ。
最初は設計図をつくり材料を用意してからと思ったが、
不規則な法面で設計するのは無理と分かったので
行き当たりで進めることにした。
結果的に作りながら考えるのが一番いいようだ。

裏山散策

セルフビルドを始めて1年。
会社を辞めて早や2年が経った。
当初、考えていた完成時期には無理だが、
先が見えてきたことは確かだ。
夏?秋?年内?の開業に向け奮闘は続いている。
そんな中、勤めていた会社の先輩が遊びにやって来た。
定年まで数年というところで退職したそうだ。
色々な事情があり、悩んだ結果、決断したのだろう。
子供達はすでに巣立っているので、
これから夫婦でセカンドライフを楽しんでもらいたい。
我が家に来てくれた方には裏山をご案内している。
山に入ると男は童心に戻るのだ。
いくつになっても多少危険が伴う遊びは楽しいものだ。
子供の頃やった探検ごっこを思い出すからだろう。
山の中はまだ冬の気配が残るが、
よく見ると落葉樹には新芽が付き始めていた。
散道の最奥部で獣の巣穴を見つけた。
場所と大きさからアナグマだろう。
1時間少々の散策だが山に入ると何らかの発見がある。
森林浴によるリラクゼーション効果はもちろん、
運動不足やストレス解消にもいいだろう。
都会で暮らす人には非日常的な気分を味わえると思う。
Iさん、遊びに来たのに手伝ってもらい
ありがとうございました。
また来てください。