セルフビルドを始めて1年。
会社を辞めて早や2年が経った。
当初、考えていた完成時期には無理だが、
先が見えてきたことは確かだ。
夏?秋?年内?の開業に向け奮闘は続いている。
そんな中、勤めていた会社の先輩が遊びにやって来た。
定年まで数年というところで退職したそうだ。
色々な事情があり、悩んだ結果、決断したのだろう。
子供達はすでに巣立っているので、
これから夫婦でセカンドライフを楽しんでもらいたい。
我が家に来てくれた方には裏山をご案内している。
山に入ると男は童心に戻るのだ。
いくつになっても多少危険が伴う遊びは楽しいものだ。
子供の頃やった探検ごっこを思い出すからだろう。
山の中はまだ冬の気配が残るが、
よく見ると落葉樹には新芽が付き始めていた。
散道の最奥部で獣の巣穴を見つけた。
場所と大きさからアナグマだろう。
1時間少々の散策だが山に入ると何らかの発見がある。
森林浴によるリラクゼーション効果はもちろん、
運動不足やストレス解消にもいいだろう。
都会で暮らす人には非日常的な気分を味わえると思う。
Iさん、遊びに来たのに手伝ってもらい
ありがとうございました。
また来てください。
年: 2012年
春の嵐
昨日は午後から風が強まり夕方から深夜にかけ
台風並み、いやそれ以上の物凄い強風が吹き続けた。
我が家は南向きで目の前には稲田が広がっているため、
北上してくる低気圧の影響を受けやすい。
ちなみに北側は山なので寒い北風は遮られていいが、
南風の強い時は周囲の木々が激しく揺れ動き、
こすれ合い、きしむ音が響き渡る。
背の高い杉やヒノキを見ていると倒れるのでは?
と心配になるが、しっかり根を張った大木は強い。
枝が折れることはあっても根元から折れることはない。
まー木が倒れるような場所には家は建てないでしょ。
今回の嵐で温水器の外装カバーが吹き飛んだが、
屋根が飛ばなくてよかった。
室内ドア
最後の室内ドア2枚を取り付けた。
今回はゲストルームのドアなので鍵を付けることにした。
基本的にドアレバーと同じで正面と側面に穴を開け、
シリンダーとロック部を交差するように取り付ける。
木工ドリルで正確な位置に穴を開け、
トリマーでロック部が埋まるよう溝を掘る。
これだけのことだが、最初はかなり時間が掛った。
コツを掴むと意外と早く出来上がるようになる。
何事も経験に勝るものはないようだ。
擬木デッキ完成
週末ということで友人が手伝いに来てくれた。
いつものメンバーなので安心して仕事を任せられる。
今回はウッドデッキで使うツーバイ材の塗装と
裏庭の湿気が多い部分の擬木デッキつくりをお願いをした。
すでに根太までは完成しているので
切った擬木を釘で固定するだけなのだが、
厚みがあるため床面側から固定ができない。
仕方なく床下に潜り込み裏側から
シンプソン金具で固定することにした。
しかし床下は狭くて自由に体を動かせない。
体の大きい?友人にはきつい作業となったが、
お陰で床面には釘跡が見えない
しっかりと安定したデッキができあがった。
毎度、ありがとうございました。
建具の引き手取付け
回廊に面した引き戸が開閉する時に重く参っていた。
米松でつくった木製建具の重さは40キロを超える。
建具は無駄を省いたシンプルなデザインなので
引き手を付けるか迷っていたが、
開閉することが多い場所なので
止むを得なく取り付けることにした。
早速、近所のホームセンターで物色すると
雰囲気に合う商品を見つけ即購入した。
トリマーで慎重に溝を開け、
取り付けると違和感がなくいい感じだ。
肝心な開閉動作もかなりスムーズになった。
やはり引き手があるとないとではかなり違う。
場所を選んで取り付けることにした。
和室の修正作業
出来あがった部分をつくり直すことは、
気が進むことではないが、気になっていた部分なので
思い切って修正することにした。
和室の押し入れコーナー部分の杉パネルを
丸のこで切り出し、ツーバイ材を追加してから
石膏ボードを張り、珪藻土を塗り込む。
つまり無かった部分に壁を追加する作業だ。
面積は僅かだが一通りの内壁つくりとなる。
石膏ボードの張り合わせとなるため
乾いてからヒビが入るのが心配だったが、
パテの重ね塗りで問題回避できた。
仕上がりを見る限り、後から壁を追加したことを
気付くことはないだろう。多分
屋外ドア取付け
回廊に面した屋外ドアを取り付けた。
屋内ドアとは異なり雨水や冷気に加え虫の浸入を抑えるため、
ドア枠とドア本体の隙間を極力なくす必要がある。
上、左右の3辺にはスポンジ状のクッション材、
ボトムにはゴムで出来た羽のような部材を取付けることで
ある程度は防止できるが、ドアを閉めた時に隙間が
無くなるように調整するのはなかなか難しい。
丁番や鍵のロック位置で微妙に調整しなが
ベストポジションを決めていく。
半日掛りでようやく完成した。フゥ~!
ゲスト用トイレ
ドアを開け人感センサーが人を感知すると、
便器の周囲を照らすLEDが点灯し、便座が自動で開き、
少量の水が流れる。(便器の汚れ対策らしい)
初めて見た時は、オゥー!と声を上げてしまった。
果たしてこれだけ近代的なトイレが必要なのか?
という気もするがゲスト用に設置した最新型のトイレ様。
お年寄りや外人が入ったら驚くこと間違いなし。
キッチンカウンター
キッチンカウンターの天板を取り付けた。
天板には様々な材質があり、無垢と
突き板(表面にシートを張った化粧板)では
かなりの価格差がある。
赤タモ、オーク、パイン、ゴムなんかが一般的だ。
それぞれ特徴があるのは当然だが、
ある程度の厚みがある無垢材は使うほど味わいが出てくる。
反面、定期的なメンテナンスが必要となる。
我が家のチョイスは厚さ38ミリのオーク。
重厚感があり、周囲のインテリアとも合う。
キッチンで使用するため防水性のある
ウレタン系の塗装を施せば仕上がりだ。
ちなみにゲスト用トイレも同じものを使用した。
北側デッキつくり
少しづつ広げている北側のウッドデッキ。
回廊、風呂前、和室前の基礎、根太までは完成している。
今日は回廊と繋がる階段部分の床張り作業。
ちょうどいい具合に両親と親戚の叔父さんが
手伝いに来てくれたので助かった。
床材にはACQ(防腐剤を注入したツーバイ材)を使用。
乱張りしたものをステンレスネジで固定していく。
長尺のため5ミリの隙間を維持するのが難しい。
そんな時はミニバールで歪みを修正しながら固定する。
基本的に室内の床張りと同じ要領だ。
ご協力いただいたお陰で予定していた部分が完成できた。