発見した時、目を疑ってしまった。
南房総では何度か見かけたことがあったが、
まさか我が家の敷地内に生息しているとは・・・
その正体はサンショウウオです。
イモリでもなく、ヤモリでもない。
手足が短く、ずんぐりむっくりで
独特のつや?てかり?があるのですぐに分かる。
場所は薪用に玉切りした木の間で静かに冬眠していたのだ。
サンショウウオは活動期でも重たい体を
やっと動かしている感じだが、
冬眠中の今はなおさら動きが鈍い。
お休みの所、申し訳ないと話しかけ、
近くの穴に移動してもらい落ち葉をかけておいた。
ネットで調べたら案の定、千葉県のレッドデータ
(重要保護生物)に含まれていた。
今年に入って野兎、アナグマを立て続けに見た。
野生動物と出会える機会は確実に減少しているなか、
すぐ近所に希少動物が生息しているなんて幸せなことだ。
この環境がいつまでも変わらないことを祈りたい。
キッチンフロア
キッチン壁面のタイル張りが終わり、
床面を仕上げることにした。
汚れやすく、水気のある場所なので
フローリングではなく塩ビ製のシートを使用することにした。
周囲と合わせて木目調にしたが写真で見る限り
本物(無垢材)と判別がつかないほどリアルだ。
最近の塩ビシートやタイルは色、柄ともに
多種多様で精巧さは驚くほどだ。
とは言っても、所詮つくりもの。
質感が欠けるのは言うまでもない。
でも、コストや施工後のメンテナンスを考えると、
使用する場所を選べば十分かもしれない。
キッチンのタイル張り
暦の上では春なのに記録的な寒波が続いている。
ここ数日、朝の気温はマイナス5度を下回り、
家の前にある堰の水は昼間の日差しで一部
解氷するが、翌朝にはまた全面凍結している。
屋外にある水道の蛇口も午前10時くらいまで
凍りつき水が出ないので洗い物も出来ない。
困ったものだ。
そんななか、かみさんの両親が手伝いに来てくれた。
今回はメインキッチンのタイル張りをお願いした。
前回に続き2回目のタイル張り。しかも、今回は、
貼る人、計測する人、のり付けする人、カットする人
4人掛かりなのでとにかく早い。
1日半で完成できた。
養老温泉
所用があり市原市某所へ。
午後、早い時間に用事が済んだので
紅葉で有名な養老温泉に行くことにした。
県内では名の知れた観光スポットのひとつだ。
とはいえ、真冬の平日観光客はいるのだろうか?
一応、日帰り入浴ができるか電話で確認すると、
数日続いている寒波の影響で源泉周辺が
凍りつき温泉がでないとのこと。
エッ!そんなことあるの?驚いてしまった。
本当はお客さんがいないので
止めているだけのような気がするが・・・
数件、電話すると入浴可能な宿を見つけ直行した。
あれれ、同じ源泉じゃないの?まいっか。
案の定、温泉街は観光客はもちろん、
地元の人も歩いていない。
鄙びたというより閑散としていた。
太平洋に面した千葉県の温泉は、
ヨウ素(海藻類に多く含まれる)を主成分とした黒湯が多い。
肌触りもよく、しばらくの間、独特な温もりが続く。
我が家からは約30キロ、1時間掛るが
紅葉を見てから温泉につかるということも可能だ。
でもシーズン中は混雑を避けられないだろう。
木道完成!
足掛け2年。
ようやく50メートルの木道が開通した。
と言っても、ずーっとやり続けていたわけではない。
家づくりに専念していたここ数カ月は
余裕がなくてそれどころじゃなかった。
なぜか、今日思い出したように
残りの数メートルをやっつけたくなったのだ。
木道は我が家の一番の低い場所にある。
目の前にある田んぼを沿うように
敷地の入口からお隣さんの境界線まで繋がっている。
使用した材料はすべて裏山で間伐した杉。
まさに力作と言える。
でも防腐処理はしていないので
長くても5年くらいで駄目になってしまうだろう。
真冬のBBQ
2年前まで勤めていた会社の仲間達が
ゴルフ帰りに訪ねてくれた。
千葉県には、数多くのゴルフ場があるが、
今回、利用したのは我が家から16キロの距離だそうだ。
車の少ない田舎道なので20分くらいだろうか。
コースには月曜日の夜に降った雪が
今だに残るような厳しいコンデションだったが、
気の知れた仲間同士で楽しめたようだ。
暗くなる前に我が家に到着できてよかった。
一通り、ご案内したあと早速BBQスタート。
本当なら腰を据えて、ゆっくり飲みたいところだが、
皆さん宿泊できないので、残念ながらノンアルコール。
でも、わずかな時間だったが楽しい時間が過ごせた。
次回は是非お泊りで来てもらいたい。
雪山
昨夜、未明から雪が降り始めた。
早朝、ログハウスのドアを開けると、
一面銀世界だった。久々に見る光景だ。
西側の山を覆う杉にも雪が積もり
まるで雪山のように美しい。
普段見慣れている山だが雪化粧したことで
違う場所に来たかのようにに思える。
何年か前に海の帰り道、大雪となった。
高速道路で見る景色はスキー場に向かっているのかと
錯覚してしまう程だったのを思い出した。
20代までは本当によくスキーに行った。
毎年、初雪の情報が入るのが待ち遠しかった。
前日に降った新雪を朝一で滑る気持ちよさ。ん~最高!
海もいいが、山の魅力も忘れられない。
たまには行ってみようかな・・・
今日はカフェ入口付近とプライベートルーム
ミニキッチン前の床を張り作業で完了。
日が沈み冷え込んできた。
予報では今夜も雪が降るかもしれないと伝えている。
床張り 続き
週末、ゲストルームの床を仕上げた。
堅木のオークを張るのはなかなか難しい。
理由は材料自体の歪によって実(凹凸)に
うまくはまらず、つなぎ目に段差ができてしまうのだ。
堅木でなければ多少の歪みはバールで修正できるが、
オークはその範囲が少ないため、所々に隙間ができてしまう。
数か所は納得できず、張り直した部分もあったが、
ある程度は妥協するしかないだろう。
結局、丸2日掛ってしまった。
床張り作業が5日続き膝腰が痛くなった。
床張り
いよいよ室内インテリアの見せ場と言える
床材を張る段階となった。
この作業はプランニングの時から
本職の親父にお願いしたいと思っていた。
76歳になる老体なので体力が心配だったが、
無事、最後の大仕事?をやり遂げてくれた。
床を張るのは3部屋で合計約75平米。
それぞれ異なる無垢材(パイン、オーク、
ブラックウォールナット)を使用。
どうせやるならと2泊3日の短期集中作戦で挑んだ。
まずはプライベートルームに張るパインからスタート。
この材料は柔らかく、素足で歩くと気持ちがいい。
加工も容易で施工しやすい。
基準ラインを決め、一度仮張りをしてから
接着剤とフロアタッカーで固定していく。
2日目のカフェ部分は高級材のウォールナット。
独特な色味と柄が特長で、使い込むほど味が出るらしい。
やや硬めで実に入りづらい場合は、
ミニバールを使用して叩きながら押し込んでいく。
面積も広いため最終日の午前中まで掛った。
最後のゲストルームは堅木の代表オーク。
なるほど、ずっしり重く、他の材料と密度が違う。
お陰で切断、張り合せが難しく施工が大変。
色は薄茶でアンティークな感じが漂う。
今回、あえて異なる床材を使用したが、
それぞれ違う雰囲気を楽しめるのがいい。
3日間床張り作業をして感じたのは、
ただ張るのではなく、先々のことを考え、
効率よく張る難しさと重労働だということだ。
この仕事を60年近く続けてきた親父。
電動工具もろくになかった時代を考えると
その苦労は半端ではないはずだ。
このプランが数年遅れたら一緒に作業するのは
無理だっただろう。間に合ってよかった・・・
ありがとう!
寒い中、炊飯担当してくれたお袋にも感謝したい。
室内照明
内壁が出来あがり、粉塵が舞うこともなくなったので
室内照明を取り付けることにした。
カフェ、ゲストルームは、とある店舗から
いただいたものを使用することにした。
某照明メーカーのもので高級感がありいい感じだ。
和室は木製フレームを使用した純和風。
床の間と畳が入ると雰囲気が出てよさそう。