石膏ボードは基本的に間柱2本分の間隔(910ミリ)で
横に張り合わせていくが、縦方向(2段目以降)に張る場合は
間柱の間に桟を取り付け、4辺とも釘が打てる状態にする。
理由は経時劣化によるボードの浮き上がりを防止するためで
固定にねじと釘を併用する場合は特に必要とのこと。
室内高1820ミリの位置すべてに桟を取り付けるのだ。
壁面積が広いだけにかなりの量になる。
しかも間隔は微妙に異なるため計測してから切断する。
ボードを張る下準備として少し前から始めていたが
ようやく本日すべての間柱に桟が入った。
コンセント用穴あけ
石膏ボードは面積が大きければ張る数が減り、
その分、目地も少ないので作業する手間は省けるが、
素人には長尺(8フィート以上)の取り扱いが
難しいとのことだったので、3×6フィート
(910ミリ×1820ミリ)を使用することにした。
とは言っても基本的に間柱2個分のピッチ
(910ミリ)ごとに張っていくので、
慣れてくると意外と早いペースで壁が出来あがっていく。
下地とはいえ内壁ができると一気に
部屋らしくなるから不思議だ。
遮音効果もあり声が反響するのがおもしろい。
約3日でプライベートルーム、東側の壁が完成。
今日はOさんからお借りしている専用工具で
コンセント、スイッチ用の穴を開けた。
マグネットで壁越しにあるボックスの位置を探したあと
恐る恐るドリルで大判状の穴を開けてみると、
おーしっかりボックスがあるではないか、
なかなかの優れものだ。
粉まみれ
石膏ボード張りが始まった。
この作業は白い粉との戦いでもある。
切断面を平らに削ったり、
大きさの微調整をするため
専用のやすり、カンナを使用するのだが、
その時に出る白い粉が非常に細かく空中を舞うのだ。
お陰で衣服や体はもちろん、部屋中が粉だらけになる。
今や建築で石膏ボードを使用しないことは
ほとんどないと思うが、職人さんが
この作業を嫌う理由がよくわかる。
しかもボード張る時だけではなく、
張った後(パテ埋め、上塗りの際)にも
大量に粉が舞い、掃除をしてもきりがないのだ。
諦めるしかないだろう・・・
石膏ボード張り
昨日、70枚の石膏ボードが到着。
ボードは何枚使用するかわからないし、
室内の保管場所も確保しなければいけない。
初回は無料配送サービスの最少量にすることにした。
2トントラックで運ばれてきたボードを
運転手さんと二人で一気に搬入。
お陰で腰が痛くなった。
内装は壁と床で大きく印象が変わる。
特に壁は面積も大きく、一番目立つ部分と言える。
本日から石膏ボード張り(壁の下地)がスタート。
ご指導いただいたKさん曰く、
仕上げをどうしようと下地処理が重要とのこと。
簡単に言えば、隙間や凹凸がなければ、ないほどいい訳だ。
ボードの施工方法、ポイントを教えてもらった。
明日から当分続くこの作業。
やるぞ~!
キッチン内装
飲食店のキッチン廻りは規定の不燃材を
使用することが義務付けられている。
我家は天井には耐火性、耐水性の高い
ケイカルボード、壁には不燃防水ボードを使用することにした。
今日は天井張り。
厚さ5ミリのボードならカッターで両面に
切れ目を入れてから折り曲げると意外と簡単に切断できる。
切れ目も奇麗だし、粉じんが少ないのがいい。
ダウンライト用の穴を自由錐で空けてから
張り合わせていく。
キッチンカウンターと天井ができて
生活感が漂ってきた。
内装工事スタート
予定通り?今月から内装工事が始まった。
注文している石膏ボードは週明けに届くので
それまでのあいだボードを張るための準備や
キッチンカウンターをつくることにした。
カウンターはツーバイ材でフレームをつくり、
外装はボードを張り、ペイントをする予定。
かみさんと二人であーじゃない、こーじゃないと
言いながら一日半でフレームが完成。
好みのサイズ、デザインを自由自在につくれるのは
セルフビルドの醍醐味と言える。
出来あがったカウンターに
食器やグラスが奇麗に並ぶことが楽しみだ。
最後の屋外天井
残された回廊の天井張りが終わった。
これで外装の全てが完成。
天井で使用した杉パネルは1000枚(100平米)以上!
数枚ごとに計測して1枚づつ張っていく。
かなり、やり甲斐?のある作業だった。
最初はどうなるかと思ったが、
コツを掴むと徐々にスピードアップ。
珍しく予定より早く作業が終わった。
本格的な冬が始まる前に内装工事が始まる。
なんとか11月中に石膏ボードを張り終えたいところだ。
外壁完成!
追加で購入した杉板を回廊上部に張り終えた。
これで全ての外壁が完成した。
東側、西側、南側、回廊の外壁で使用した
杉板の合計は130平米。
5月後半から6月中旬までに東、西、南。
建具の関係でしばらく間をおき最後に回廊。
外壁張りは目に見えて進捗がわかるので
作業していてもさほど苦にならなかった。
反面、室内での塗装作業はひたすら単純作業の繰り返し。
一人で長時間やると嫌になることも度々あった。
終わってみるといい思い出だ。
外装は残すところ回廊の天井張りのみとなった。
最後の外壁張り
最後に残っていた回廊に面した外壁。
あと僅かなところで材料がなくなってしまった。
必要なのは一束(1坪弱)なので宅配も考えたが、
急いでいたので千葉県成田市にある
以奈場木材さんに直接買いにいくことにした。
同店では外壁で使用した杉のあいじゃくりと
引き違い戸で使用した米松ピーラーを購入しているが、
材木問屋だけあって商品が良く、価格も安い。
店長Tさんの親切、丁寧な対応もすばらしい。
家に戻り早速オスモ社の外装用塗料で塗装した。
明朝、最後の外壁張りとなる予定。
Tさん、近くまでお越しの際は、是非お立ち寄りください。
ダウンライト
電気、空調工事をお願いしているOさんが
エアコンのダクトとゲストルームの
ダウンライトを取り付けに来てくれた。
ダクトは直径300ミリあり、まるでスピーカーのようだ。
送風と吸気で合計5箇所に取り付けるが、
横一列に並ぶと迫力?ありそう。
内装壁ができてから設置となる。
ダウンライトは天井に埋め込むようにして設置するが、
すでに天井には杉パネルを張ってしまったので一苦労。
穴を開ける時にパネルが割れてしまった。
補修も考えたが無理そうなので作り直すことに、
うまくいくか心配だったが、
自由錐で穴を開け、はめ込むことで修繕できた。
取り付けが完了しテストすると、
おぅー!なかなかいい感じだ。
Oさん夜遅くまで作業ありがとうございました。