毎年、この3連休は波乗り仲間と
福島へサーフキャンプに出掛けていた。
例の原発のすぐそばにあるキャンプ場だ。
人が少なく、仲間だけでのんびり楽しめたポイント。
キャンプはもちろん、二度とあの場所で
サーフすることはできないだろう。
今さら誰が悪い、何が悪かったとは言いたくない。
思い出深い場所だけに残念で仕方がない。
今年は、かみさんと二人で猛暑の中
汗だくになりながら作業を続けた。
おかげで一番の難所であるキッチン前の
外壁を張り終えることができた。
若干のミスはあったものの
素人としては合格レベルかな?
北壁も残すところ三分の一となった。
最後は一番開口部が多いゲストルーム前だ。
気合を入れて取り組むべし。
ナナフシ
朝、15センチくらいのナナフシを発見。
ナナフシは小枝そっくりの擬態動物。
動きも遅いので風に揺らぐ小枝そのものだ。
たまに目が合うと「なに見てんだよ」的な顔をする。
ちょっとしてから今年初めて玉虫を見かけた。
他の虫にはない美しい色と輝き、
昨年も暑い盛りにたくさん現れた。
積まれた薪に産卵していくのが目的のようだ。
不思議な形や柄や色をもつ虫たちと出会うと
自然のなかで生活していることを実感できる。
今日は洗濯室前の壁張り。
窓がない部分なので面倒な採寸、
カットもなくすんなりクリアー!
上部の斜めカットもうまくいった。
苦労しながらも少しずつ前進している。
悪戦苦闘の毎日
いやはや連日の猛暑に参っている。
幸い北側の作業なので直射日光は受けないが
それでもとろけるような暑さだ~!
これだけ暑いと思考能力が低下する。
寒くても大して変わらないって?
金物を切断する時は怪我防止のため、
ビニールのヤッケ、ゴーグル、皮手袋を着用するが
わずかな時間でも汗だくになる。
先日、誤って切断した壁材は、
目立たない場所に移動するため、
苦労して張ったものを泣く、泣く剥がすことに・・・
鉄パイプで組まれた足場はジャングルジム状態で
7メートルの壁材を運搬するのに一苦労。
しかも、壁材は薄いのでぶつけるとすぐに変形してしまう。
変形すると結合部分がうまくはまらなくなる。
片側を仮止めしてから少しづつはめ込んでいく。
時間は掛るが、そうするのが一番いいようだ。
結局、最初は無理だとおもっていた
長尺の壁材も何とか一人で張れることが分かった。
一歩進んで二歩下がる時もあるが、
諦めなければ、少しづつでも前に進むものだ。
やってもうた・・・
貴重な長尺外壁材を
うっかり間違って切断してしまった~!
1回目は必要な長さを勘違いしてザックリ。しかも2枚!
記憶を頼りにしたのがいけなかった・・・
2回目は切り欠き部分を毛描いた際に
材料の上下を間違ってしまった。初歩的なミス
杉の下見張りの時も何度か間違いはあったが、
余剰在庫があったので助かった。
でも今回は特注サイズで単価が高く、
割増運賃も掛るので極力、無駄をなくすため、
必要最低限の量しか注文していなかった。
注文単位がケースでちょうど切りの良い数量だったこともある。
せっかく継ぎ目が無いように考えていたのに・・・
新たに注文するのも何なんで、
目立たない場所に継ぎ目をもっていくしかないか・・・
猛暑のせいか?単なるボケか?注意が足りなかった。
トホホ・・・
北壁作業(風呂前)
昨日はかみさんと二人でキッチン前に
7メートル長尺サイディングボードを2段張った。
一人では無理だが二人いれば何とかなる。
すでに取り付けてある固定部材に材料を
差し込むように入れていく。
カットがないため意外と楽だった。
見た目もなかなかいい感じだ。
今日は距離の短い風呂前に挑戦!
3メートルなら一人で作業できる範囲だ。
まずは窓周りを計測して縁を取り付ける。
金物の切断は購入したばかりの
ボッシュのディスクグラインダー。
これがが調子いい!
本体(サイディングボード)は、
立ち上り、いきなり両サイドのカットが必要なのだ。
こちらは、丸のこにガルバリウム専用の刃を取り付け、
エルアングルを使って慎重にカット。
道具がいいのか意外とうまく切れた。
型取りした材料も問題なく張りつけできた。
梅雨明け
抜けるような青空、照りつける太陽、
風になびく緑色の稲、夏モード全開だ。
どう見ても梅雨明けだろうと思っていたら
ラジオから明けたらしいと発表があった。
近年は7月が梅雨時で月後半に明けるパターンが
多かったが、暦とおりに戻ったのかな?
なんだか今年の夏も去年と同様に暑そうだ。
自然のなかで生活していると、
季節の変わり目を実感することが多々ある。
気象の変化に加え、虫や動物、樹木で分かる。
例えば、先週からニイニイゼミが鳴き始め、
今日、涼しくなった夕暮れ時から
ヒグラシが鳴き始めた。
僕はちょっと悲しげに鳴くヒグラシが好きだ。
都会に多いアブラゼミはここには少ない。
蝉やホタルは夏の風物詩で
正しい日本の夏には欠かせないと思う。
特に里山には。
今日は芝生エリアを拡張した。
昨年植えた24平米の芝生が元気に育ってきたので
同じ量の芝苗を購入、表土をほぐしてから
苗を植え、炎天下、水着になって散水。
気持ちいい~はぁ~夏だ!
下準備
北壁を張る下準備を進めている。
何せサイディングボードを張るのは初めて経験。
素人が施工出来るものなのか不安だったが、
事前にメーカーに問い合わせて施工方法、
必要部材を教えてもらっていた。
まずは注文とおりの商品、品数が揃っているか確認。
本体以外に必要な部材が多数あるのだ。
ぱっと見どこで、どう使われるのか分からない。
施工マニュアルを見ながら少しづつ理解していく。
何も障害物がない場所に張るのは問題ないが、
壁のコーナー部分、窓周りは経験と技術が必要だ。
大丈夫だろか?今さらだけど・・・
今日は出隅(コーナー部分)、見切り材の一部を取り付けた。
洗濯室前の段差をなくすため、鉄パイプでフレームを組み、
根太を張ってから床材(廃材?)を並べて簡易デッキをつくった。
以前から作業しづらい場所だったが改善できた。
もっと早くつくれば良かったな~。
そういえば、一昨日の羽アリ大発生はあの一夜だけだった。
きっと気象条件が揃った時に一斉に飛来するのだろう。
自然界は不思議なことが多い。
北壁材
北側の外壁は材料選びに時間が掛った。
デザイン、作業性、コストを考え、
拭き付け、杉の下見張り、サイディングボードから選んだが、
それぞれメリット、デメリットがある。
施工後のメンテナンス費用と手間も重要なポイントだ。
いくら材料費が安くてもメンテナンスフリーな材料はない。
散々、迷ったあげく、ガルバリウムとウレタンを使用した
サイディングボードに決めた。
ポイントは山に面した北側で湿気が多いことから、
耐候性を重視し、かつメンテナンス性が良いことだ。
材料は信頼できるいつもの建材屋でたまたま
セールしていたこともあり格安で入手できた。
本日、材料が到着。
約80平米分の材料は4トンロングのトラックでやってきた。
荷台から運ぶのは運転手さんと二人。
我が家で使用する材料は既製品の長さ4メートルと
特注の5メートル、7メートルだ。
※横張りで継ぎ目を無くすためにそうした。
長さ7メートルの材料は80キロを超える。
重かった~!
さすがに一人では張れないだろう。
まずは、基礎台にスターターという固定部材を
取り付けるところからだ。
今日は北側の両サイドに出隅を取り付け、
塗装をして完了。
しかし、今日も暑かった~!
暗くなってから羽アリ?が異常発生。
明かりの周囲を夥しい数の羽アリが飛来している。
最初はムシしていつも通り、外で夕飯を食べていたが
尋常ではない数のためログハウスに避難?した。
どこから入ってきたのか室内にも・・・
以前、お隣さんが言っていたことを思い出した。
そんな日があることを。
梁の塗装
週末、友人が手伝いに来てくれた。
Oさんに梁の塗装、Hさんには鉄パイプで土台つくりをお願いした。
1年前ログハウスの棟木から落下したOさんに
また足場の悪い高所作業をお願いしてしまった・・・
今回は飲酒していないせいか無事完了!
僕はメインバスルームの断熱材張り、
断熱効果を高めるため、
チクチク、カユカユのグラスウールではなく、
厚さ50ミリのICパネル(セラミックハニカム)を使用した。
効果を確認できるのはいつになるだろうか・・・
夜はいつもとおりの酒宴。
暗くなってからホタル見学。
ピークは過ぎたようだが、まだ沢山見えた。
こんな場所?で見れるとはと感動していた。
見学
海沿いにオープンしたパタゴニアサーフに行ってきた。
我家の躯体工事をお願いしていたKさんに、
デザインが似ていると聞いていた。
オープン前から近くに行くたびに偵察?はしていたが、
店内に入るのは初めて。
案の定というか、ただのサーフショップとは違う。
商品はもちろん、建材、装飾品、エネルギーは
環境に配慮したものを使用している。
パタゴニア=高級アウトドアウェアのイメージが強いが、
環境問題の取り組み方は、他のブランドにありがちな
企業イメージを向上させることが目的というのではなく、
自社の確固たるポリシーを感じる。
オーナーのこだわりも並大抵ではないはずだ。
購入する側も単にカッコいい、かわいいではなく、
企業ポリシーを理解して購入する人が多いと思う。
そんなブランドがこれから日本に増えてくれるといいのだが・・・