気になっていた北側の法面を補強することにした。
強い雨が降るたびに屋根から滴る雨水で
法面の土がボロボロとこぼれ落ちていた。
法面にモルタル(セメント+砂)を塗り固めて
土が跳ね返るのを防ぐ目論見だ。
久々の土木作業。
セメントをこねるのも1年ぶりだろうか、
意外ときついんだな~これが、
うまくいけば土のこぼれ落ち、跳ね返りがなくなり、
外壁の汚れ防止と地面のぬかるみを改善できる。
カテゴリー: 4.いよいよ建築開始!
薪ストーブ点火~!
月曜日にストーブ本体が届いた。
室内には入れたものの炉台まで動かす必要があるので
週末に人を集めて一気にやろうと思ったが、
移動してからの作業が多いのに気付き、
チルホール(手動牽引機)を使って少しづつ
移動させてみることにした。
三脚とチルホールの組み合わせは、
重量物を垂直に持ちあげるものだが、
ぶら下がった状態でワイヤーを斜めにすると
少しづつ動かすことができる。
※三脚が倒れる可能性があるので注意が必要
無事、炉台まで移動させたあと、
ストーブ本体をのせる台と合体させる。
ぶら下がり状態なので固定用のボルトを
締め付けやすいのが良かった。
なにしろ100キロを超える重量物なので
人力で持ち上げているのは大変だし、危険だ。
設置場所が決まり煙突の立ち上がり位置も確定した。
屋外煙突の雨仕舞い、屋根貫通部分の断熱材取り付け、
最後に屋内煙突と本体を接続する。
取り付け手順書を何度も読み直し、
作業に抜かりがないか念入りに確認する。
薪ストーブがあることで豊かな時間を過ごせるが、
同時に使用方法を間違えたり、施工に問題があれば
火災に直結する危険なものでもある。
若干びびりながら火種となる枯れた杉に点火。
小枝から薪木へと少しづつ火を大きくしていく。
いい感じで煙が煙突に吸い込まれていくではないか。
オゥー!これがドラフト(上昇気流)かと感心する。
薪ストーブで重要なのは煙突とドラフトだそうだ。
空気調整レバーを開けると思ったより早く火が安定してきた。
半日、試運転してみたが、とりあえず問題はなさそうなのでホッとした。
さぁー薪ストーブライフが始まるぞ~!
と言っても、もう少しで春だけどね。
ハンター仲間入り
念願の狩猟免許を取得した。
秘かに?受験勉強した甲斐あり一発で合格!
試験は決して難しいものではないが、
あらかじめ勉強しなければ合格できないレベル。
と言っても1週間(実質3日)前からだけど・・・
一応、知識、適正、技能の試験があり丸一日かかる。
狩猟免許は、網猟、わな猟、第1種銃猟、第2種銃猟の
4種類があり、僕が取得したのはわな猟。
一番ポピュラーで手頃なものだ。
平成23年度の猟期は間もなく終わるので、
11月から始まる今年の猟期で狩猟者登録をする予定。
近所の方から獣害状況は聞いてるし、
何度も狩猟対象獣を見かけているので
わなを仕掛ければ確実に捕獲できるだろう。
捕獲した獣で食えるものは自分で解体し食肉とする。
そんなことカナダやアラスカ、日本なら人里から
相当離れた限られた場所でしかできないと思っていた。
しかし、実際にはそうでもなさそうだ。
乞うご期待!
巾木
週末から床と壁の隙間を隠す巾木を取り付けている。
床を張ってから壁を作る場合は巾木を付けないこともあるが、
壁を作ってから床を張るとどうしても隙間ができてしまう。
単に隙間を隠すだけではなく、汚れ防止、アクセントなど
巾木を取り付けるメリットは大きい。
材料はドアや床をはじめ様々な建材を購入している
親切、丁寧、迅速な対応で信頼できるナガイさんで注文。
材質は米つがで白のラッカー塗料を塗った。
入隅、出隅の斜めカットもスライド丸のこを
使えばきれいに仕上がる。
巾木と壁の僅かな隙間はカベコークを充填。
ん~ますます部屋らしくなってきたぞ。
ドア取付
内装工事も気が付けば後半?となった。
室内が汚れる作業も終わり、厨房什器も納入できたので
昨年10月につくった室内ドアを取り付けることにした。
意外と難しいのがドア枠と本体のバランス。
ヒンジとロック側の取付位置を微妙に調整しながら、
重たいドアをスムーズに開閉できる状態にする。
3枚のドアを取り付けてようやくコツが分かってきた。
何事も経験なのだ。
フローリング
今日は洗濯室の床を張ることにした。
材料はログハウスの床(樺桜)を張った時の余りと、
しばらく放置状態だったナラを使用することにした。
僅かなスペースなので1~2時間で終わると思いきや、
これが参った。長期保存に加え、保管状態が悪かったせいで
本来、正方形の材料が見て分かるほど伸縮している。
おまけに反りもあり調整するのに一苦労。
調整できない部分は木工パテで何とか誤魔化した。
仕方ないが目立たない場所なので良しとしよう。
結局、半日掛ってしまった。
スキー
訳あってしばらくご無沙汰していたスキーに行ってきた。
雪山に行くのは4年ぶりで、20年近く前に訪れた場所。
おぼろげに泊まったホテルや滑走コースを覚えていた。
お誘い頂いた波乗りメンバーとは初めての雪山。
ウエットではなく、スキーウェアが妙な感じだった。
久々のスキーは昔のようにガッツリ滑ることはせず、
と言うか出来ないので、大人のスキー?を楽しんだ。
何たってメインは温泉と酒宴ですから。
天候もそこそこ、うまい料理にお酒でいい気分だ。
久々の旅行で心身ともにリフレッシュできた。
思った通り、たまには雪山もいい。
これからは年に一回は雪山に行こう。
回廊デッキつくり開始
内装の作業がひと段落したので、
回廊のデッキつくりを始めることにした。
長さ8.4メートル、幅2.2メートルあるので結構な大きさだ。
ウッドデッキは材料によって費用が大きく変わる。
耐候性で優位な南洋材(ハードウッド)を使えば、
ほんの僅かなスペースでも数十万円かかる。
我が家は回廊のほかカフェ、ゲストルームの前も
デッキをつくるので全てを南洋材にしたら大変なことになる。
そんな訳で費用を抑えるために
今回は束柱の変わりに単管パイプ、
根太、床材にはACQ(防腐処理された米栂)を使用することにした。
基本的に直射日光が当たらず、雨に濡れることもなく、
床下が見えない場所なので南洋材を使うまでもないと判断した。
実際、20年以上の耐久性があると言われる南洋材だが、
20年以上経過した状態を見たことも、聞いたこともない。
ソフトウッドと比べれば当然強いのは分かるが・・・
自分でメンテナンスができればACQで十分という人もいる。
とにかくACQの5倍以上の価格差では話にならない。
最悪、駄目になったら作り直すことにしよう。
ウッドデッキつくり
回廊のデッキつくりを進行中。
固定ベースの上に束柱(単管パイプ)を立て、
垂木止めクランプに根太(ツーバイ材)をのせて固定。
根太間に転び止めを入れ、600ミリピッチで進んでいく。
基本的にこの作業の繰り返しだ。
一人でも水平を確認しながら縦横自由に進めるのがいい。
気がかりだった土台のガタつきも
組み上がっていくにつれ徐々にて減ってきた。
念のため、左右の隙間にクサビを入れることで
ほぼ解消(時々交換が必要)できた。
3日間で回廊の8割くらい出来あがっただろうか、
悪くないペースだ。
アライグマ
山に面した北側でデッキつくりをしていると、
すぐそばでガサガサと獣らしき音が聞こえた。
山側を振り返り、静かに周囲を見渡すと・・・
すぐそばにアライグマがいた。しかもカップルだ。
夜行性なので明るい時に見かけることは少ない。
この時期、冬毛から夏毛に生え換わる時期らしく
所々、皮膚が見えているのが痛々しいが、
人目を気にしないで仲良くじゃれあっている。
時々僕の作業を見て、何やっているんだろう?
という顔している。カメラを構えても逃げることはなく、
しばらく遊んでいたが飽きると山へ帰って行った。
アライグマは北米産の外来種でペットとして
飼われたものが捨てられ野化した。
雑食で繁殖力が強いため山間部、平野はもちろん
市街地でも目撃情報が増加中。
農作物を食べ荒らすため獣害が問題となっている。
悪いのは人間だが駆除するしかないだろう。