前回、塗った浴室の壁(モルタル下地)が完全に固まり、
今日は仕上げ用の炭入りモルタルを塗る作業。
※左官作業は職人さんにお願いしている
モルタルに練り込んだ左官墨を入れて調合する。
当然、墨の量が多ければ黒に近い色になるが、
濃過ぎると亀裂が入りやすくなるそうだ。
乾くと薄くなるので狙った色にするには
それを見込んだ若干濃い目の調合になるとのこと。
モルタルは塗るときの気温や湿度によって
微妙に変化するので素人が仕上げまで塗るのは難しいだろう。
まー何でもよければ別だけど・・・
1度に塗る厚さは数ミリ、仕上げとなる上塗りは
ある程度の圧をかけながら慎重にコテを動かしている。
いい具合に色が出るといいが、
ヒメイワダレ草
土地の購入と同時に裏山の整備を始め2年経過した。
笹竹駆除と過剰に植林された杉の間伐、枝打ちが中心の作業。
元々は建材目的で植林された杉や檜だが、
低価格の輸入材が普及すると、割高の国産は敬遠されるようになった。
人の力によって整備されていた山が放置されると、
地表に陽が当たらなくなり、風も通らず鬱蒼とする。
下草が育たない山は治水能力が低下する。
大雨が続くともろい表土が削り取られ地すべりが発生する。
というのが地すべりの原因のひとつと言われている。
一度、放置された山を健全な状態にするのは相当な労力が必要だ。
まして、いい状態を持続させるのは更に難しい。
厄介なのは笹竹で何度切っても気づくと新しい芽が出てくる。
まさに竹の生命力と根比べなのだ。
ようやく根絶した場所から土流れを防止する目的で
ヒメイワダレ草を植樹している。
急斜面にも根を張りやすく成長が早い。
おまけに小さく可愛い花が咲く。
元気に育ってくれるといいが・・・
屋外シャワー
昔から屋外シャワーのある家に憧れていた。
広い庭に手入れの行き届いたきれいな芝生。
海から上がりそのまま屋外でシャワーを浴びる。
庭になっているマンゴーやパパイヤを
適当にもいでゆっくりとモーニング。みたいな。
シャワーは豪華なものではなく、
ハワイのビーチパークにあるような
簡素なつくりの方がカッコイイと思う。
そんな訳でシャワースペースを製作中!
余った枕木にシャワーヘッドを取り付けただけの
シンプルデザインを考えている。
でも東日本だと屋外シャワー使うのって
7月~9月の3ヶ月くらいしかないからな~
それに我が家にはマンゴーやパパイヤの木もないけど、
まーいっか。
土留め
このところ日中の暑さは相変わらずだが
朝晩はかなり涼しくなった。
明け方は寒いくらいで薄い毛布が必要なくらいだ。
夏の風物詩でもあるヒグラシの声が少しずつ減ってきた。
暑い夏もあと2週間くらいだろうか、
田んぼに面した法面に2台の温水器を置く場所を整備している。
1台は左右の高低差が400ミリ以上あるので
木枠にモルタルを流し込み、基礎の高さを変えて水平を出した。
高さがあるので沓石というより墓石のようだ。
もう1台は左右の高さは合っているが、
急勾配で地盤が弱いので擬木を重ね
土留めしてから盛り土することにした。
2年前、多●テックから持ってきた疑木が大活躍だ。
確か70本近くあったはずだが気づいたらあと4本になっていた。
強化プラスティック製なので半永久的に使えるのがいい。
苦労して運んだ甲斐があった。
台風スゥェール!
友人のボードが出来上がったとのことで
シェイパーNさんとホームポイントで待ち合わせとなった。
早朝、友人、僕達夫婦の3人で勝浦方面へ、
山頂から海が徐々に見えてくる場所があるのだが、
かなり沖から波がブレイクしているのが分かる。
台風のうねりが十分残っているようだ。
20~30代の頃は台風が近づくとワクワクしたものだが、
40代に入ると頭サイズを超えると、
沖に出るのが大変だし、流れもきついし、
リーシュ(ボードと自分をつなげるコード)が切れたら・・・
なんていうマイナスイメージが先行するようになった。
恐怖を乗り越えて、克服した時の快感が・・・
なんて歳じゃないしね。
挑戦するのではなく、楽しむことが大切でしょ。
ポイントに到着するとうねりの方向が合わないようで
思ったよりサイズがないようだ。良かった~?
出来上がったボードはレトロな雰囲気が漂う。
長さ短めの幅広、厚め。攻めるのではなく、
波にあったスムーズな動きが合う大人のボード?って感じかな。
早速、初乗りと思いきや、
若干波が大きく、リーフで壊すのを心配して
今回はお預けとなった。
風呂工事 壁モルタル塗り
風呂の壁にモルタルを塗る作業が始まった。
自分で出来ないこともないが水回りだし、
仕上がりが重要な部分なので本職の
左官屋さんにお願いすることにした。
浴室、脱衣室ともに黒に近い色になるよう
墨入りモルタルで仕上げる。
昨日は合板、防水シート、メタルラスを張った
下地の上から下塗りモルタルを塗り、今日は中塗りだ。
防水性を高めるためにも仕上げを含めて3層塗りになる。
3人の職人さんが手際よく作業を進めている。
当たり前だが見事なコテさばきだ。
僕は室内の壁塗りを経験しているので
左官作業がいかに難しいかは心得ている。
見ていると簡単そうだがコテにのせたモルタルを
垂直の壁に塗るのはそれなりの技術が必要なのだ
大体、シンプルな作業ほど難しいものだ。
次の工程は給排水管の接続工事。
温水器の架台つくり
ここ数日猛暑のなか温水器の架台つくりをしている。
当初から風呂用のお湯をどう確保するかというのが課題だった。
普通の住宅用ユニットバス(容量250リットル程度)であれば
給湯器のお湯で賄えるが、600リットルの浴槽と5~6人分の
シャワー量を考えると給湯器だけでは確実に足りない。
お湯の確保=熱源をどうするかという問題になる。
近所で低価格の天然ガスが湧出しているというのに
残念ながら我が家には届いていないのだ。となると、
電気、プロパンガス、灯油というのが無難な選択と言える。
しかしながら電気料金値上げに原油価格の高騰だ。
そこで浮上したのが自然エネルギーの太陽熱温水器。
温水器と言えば屋根上にのせるタイプが一般的だが
見た目を考えるとイマイチなので家から離れた
法面に設置することにした。
そんな訳で勾配30度の法面に基礎台をつくっている。
熊野の清水
夏休みなど関係のない自由人?だが、
世間的にお盆休みということもあり、
この1週間のんびりと過ごしてしまった。
まーこのクソ暑いなか気合を入れて仕事!って
いうのも無理かなと・・・
かと言って何もしないでゴロゴロではない。
近所の観光スポット巡りや飲食店のチェック、
材料買い出し、調べごとの毎日だった。
長年、海に通っているので海沿いの
観光スポットは大体分かるが
海から離れた内陸部は意外と知らない。
南房総を中心とした南部は山林が多い。
地形を活かした農業、僅かではあるが林業も行われている。
県内の観光名所が集中している場所だ。
僕の住んでいる中部は低山ともいえない
標高50m前後の山と平地が入り組んだ丘陵地帯がほとんど。
稲作に適した土壌で県内随一の米所だ。
地味目?ながら観光スポットもちらほらある。
今日は車で約15分の距離にある熊野(ゆや)の清水に行ってみた。
その昔、弘法大師が訪れ水不足で苦労している農民のために
水を湧かせたという伝説の場所。
駐車場に車を止めてから歩くこと少々。
近づくにつれて気温が確実に下がるのが分かった。
規模は小さいが池に清水が流れ落ちている。
湧いているという感じはなかったが、
水の冷たさから湧水であることは間違いないだろう。
汗ばんだ手と顔を洗わせてもらった。
ん~ヒンヤリして気持ちいい!
直接飲むことは出来なかったが
名水の雰囲気は味わえた。
お盆休み
週末からお盆休みが始まり、かみさんの
弟ファミリーや友人達が遊びにやって来た。
青空にセミの声が響き渡る正しい日本の夏休みだ。
海遊び、山遊び、BBQ、スイカ割り、花火・・・
楽しいこと盛りだくさんで子供達は大騒ぎ。
テレビやゲームがない自然の中で遊ぶのが一番だ。
与えられたものでなく、遊び道具を自分で考え、作る。
最初から綺麗に、上手に作ることは無理でも
工夫して少しづつコツを覚え、上達していくのは大人でも楽しい。
都会にあるものがここにはない。
逆に都会にないものが沢山あることを気づいてくれるだろうか、
モミ運び
相変わらず暑い日が続いているが、
暦の上では秋の始まりとなる立秋を迎えた。
目の前にある稲田にはしっかりと黄色い穂が実っている。
本日、お隣さんが稲刈りをするというのでお手伝いすることになった。
自走式の稲刈り機で外側から回り込むように刈っていく。
半日で1反(約300坪)分を苅ることができた。
今回僕が担当したのは収穫したモミを運ぶ作業。
布袋に入ったモミはひと袋30~40kgあるので結構な重さだ。
軽トラックの荷台に満載するとタイヤがぺちゃんこになっていた。
納屋にある脱穀と乾燥を同時に行う機械まで運び、
高い場所から袋の中のモミを順番に入れていく。
吹き出す汗を手ぬぐいで拭いながら作業を進める。
体力には自信があったが、想像していた以上にきつい労働だ。
慣れているからとはいえ、70代半ばを過ぎた老夫婦が
この作業をするとは恐れ入りました。
お百姓さんは体力勝負だということを改めて感じた。
翌日、乾燥を終えた新米をいただいた。
手塩をかけた貴重なお米を食べれる幸せ。
おかずは要りません。
炊きたてアツアツのご飯、味噌汁、お新香で十分です。
この味覚、日本人にしか分からないだろうな。