電気工事

本日、屋内の電気工事が始まった。
工事は太陽光パネルを施工してもらった
Oさんの会社にお願いしている。
普通はサッシが入り、外壁の工事が完了し、
内壁の下地を張る前に電気工事となるが、
セルフビルドだとそうもいかない。
工期が長く、出来る作業が限られるため、
数回に分けて工事せざるを得ない。
今回は屋内配線の入口となるブレーカボックスの
設置と一部の配線をしてもらった。

外壁材購入

我家の外壁は杉の下見張りで仕上げる。
震災の関係で様々な建材が不足しているが、
加工材も同様で最初に購入を考えていた
お店も仕入れの見込みが立たないため、
ネットで購入先を検索していた。
条件は長尺(10尺)、相じゃくり、プレーナー仕上げ。
運よく成田市にある材木問屋を見つけた。
成田なら我が家から1時間程度で行けるので
商品を見てから購入できるし、
自分で運送すれば送料が掛らないで済む。
商品が届いたとの連絡が入り、
2トントラックをレンタルして買い付けに出かけた。
思ったとおりの商品で納得できる価格だ。
対応してくれた店長も信頼できそうな方だった。
張る場所によって節の少ない材料と
若干、節が残る材料を使い分けることにした。
北側の壁分を除き、合計130平米の材料を購入した。

防水シート張り

ここ数日は外壁の下地となる防水シート張りと
胴縁の取り付けを同時に進めている。
昨日は雨が降ったり、止んだりの一日で
濡れていない回廊の一部しか作業できなかった。
一夜明け今日はいい天気!
遅れを挽回するために早朝から作業を開始。
一人ではできない上部をかみさんと二人掛りで攻める。
東、北、西の順番で仕上がっていく。
慣れてはきたが、軒天と梁の周辺は苦労する。
ただ張りつけるだけの平面とは異なり、
水漏れしやすい折り返し部分や隅は、
防水シートを立体裁断したり念入りに
テーピングする必要があるため時間が掛るのだ。

胴縁

一昨日、切り株を持ち上げた時に腰を痛めてしまった。
幸い軽傷だったが気をつけなければ・・・
痛みがひいてきたので作業を再開した。
午前中は北側の防水シート張り。
建具の周囲は小さくカットしたものを張るため、
一人でもできる作業なので先に済ませておくことにした。
とにかく雨漏りはしてからでは遅い。
基礎材やフレームが雨で腐食したら大変なことになる。
梁の周囲も念入りに再度コーキング。
午後、建築施工会社Kさんに来てもらい
今まで行った作業の確認と今後の作業について
不明な点を質問させてもらった。
経験豊かな職人さんのアドバイスは
本当に助かった。感謝!
夕方から外壁の下地になる胴縁を南側から取り付けた。
墨出ししてある部分に胴縁(15×45ミリの角材)を
エア釘打ち機で打ち込んでいく。
オークションで落札した釘打ち機のデビュー戦となった。
やはり、一発で打ち込めるエア工具の威力は凄い!
あっという間に仕上がっていく。

墨だし作業 その2

昨日は一日中風が強く、
外壁の作業ができなかった。
一夜明けようやく風が止んだ。
快晴、無風の作業日和!
早朝から胴縁を取り付ける下準備を開始。
防水シートの上に間柱のピッチ455㍉で上下に線を入れていく。
この作業も上と下二手に分かれて作業すれば早いが、
一人なので最初に基点となる上部に釘を打ち込み、
下に降りて糸を張り、チョーク線を入れていく。
丸一日かけ合計112本!墨だしした。
鉄パイプでできた足場によじ登り、降りることを繰り返す。
それだけでも、かなりの運動量だ。
まるでトレーニングジムで体を鍛えているみたいだ。

障子

週末、窓枠に障子(いわゆる窓ガラス)が入った。
障子はただ入れるだけではないようなので
職人さんに任せることにした。
時間が経ってから異音がしたり、
動きが悪くなるのを防ぐため微調整が必要とのこと。
窓ガラスが入って雨風がしのげるようになる。
でも一番大きな南側がまだだけど・・・
昨日は気になったいた東側の窓枠を修正した。
取り付ける時に力が入り過ぎて歪んでしまったようだ。
外壁を張ってからでは修正できないので
思い切ってやっておいてよかった。
設置後の歪みを防止する”かいもの”も取り付けたし
とりあえずサッシの取り付けはひと段落だ。

ご近所さんの庭先に立っているケヤキを
頂けることになり、本日、伐倒することになった。
元々の高さは10メートルを超えていたが、
現在は上部と枝が切られている状態だ。
それでも高さは5メートルある。
チェーンソーを使って木を倒す時に
必要な受け口付近の直径は70センチ!
35センチのチェーンソーバーで倒せる限界サイズだ。
一人では危険なため仲間に手伝ってもらうことにした。
木に梯子を掛け、上部にワイヤーをまわし、
ロープで引っ張って決めた場所に倒すのだ。
木の中心まで突っ込み切りしながら、
少しづつ切断面を広げていく。
ケヤキは思っていた以上に堅くて、大きく、重かった。
結局、倒すまで小一時間が掛った。
倒れた後に鉄パイプを使って動かそうとしたが
大人4人でもびくともしなかった。
今まで伐倒した木の最大サイズ更新だ!
近日中にクレーン車を使って製材所に運ぶ予定。

山菜

久々に南房総の森の中にある秘密基地?にでかけた。
ちょうど1年前、仲間と小さなログハウスつくりを始めた。
昨年は冬から春にかけて雨の日が多く、
泥んこになりながら土木作業したことを思い出す。
先日の地震にも耐え無事でよかった。
森の中は春というより、早くも新緑の気配が漂っていた。
昨夜、降った雨のせいで木の葉や草花が光り輝き美しい。
暑くもなく、寒くもなく爽やかな季節だ。
夜は取れた山菜料理で一杯やった。
ワラビ、ゼンマイ、ノビル・・・うまかった。
山の幸に感謝!

ハウスラップ作業

外壁の下地となる透湿防水シートをひとりで張ってみたが、
あまりにも効率が悪いため親父に手伝ってもらうことにした。
防水シートは、少しでも風があると揺れ動き、
たわんだり、しわがよってうまく張れない。
ひとりがステープルを打ち、もうひとりがシートを
押さえながら進んでいくのが一番いいようだ。
2日間で3段目(高さ3メートル)まで張ることができた。
わざわざ東京から手伝いに来てくれた両親。
75歳で不安定な足場に登り、しっかり作業してくれた親父。
炊飯係りをしてくれたお袋には感謝したい。

墨だし

今日は床面積の測定。
プライベートルーム、カフェ、ゲストルームに張る
床材もそろそろ調達しなければいけない。
材質はオークで考えていたが、最近取引している業者で
破格のウォールナットを見つけた。
アウトレット品のため多少難はあるが、
少し手を入れれば問題なさそうなので
今のところ第一候補だ。
何たったウォールナットは、マホガニー、チークと並び
最高級木材として位置づけされているのだ。
材質はもちろん、使えば、使うほど味わいがでて
何とも言えない質感があるそうだ。
外壁の下地として貼る防水シートの位置を決める墨だしをした。
高さ1メールごとに横方向に墨を入れていく。
簡単そうだが、一人でやるとなかなか難しい。
2、3メートルの距離なら問題ないが、
それ以上は糸がたわみ墨が付きづらい。
苦労しながら東西南北、回廊すべてが完了。
何事も下準備が大切なのだ!