浄化槽埋設

母屋とログハウスの間に浄化槽を入れる。
7人槽のタンクが想像していた以上に大きく驚いた。
そのタンクを埋設するのだから掘る穴を当然大きい。
深さは1800ミリ以上で人間がすっぽり埋まってしまう。
最近の浄化槽は性能がよくなったことで
汚水の臭いはほとんどせず、無色に近いそうだ。
排水溝はお隣さんの前を通るため
生活排水による問題を起こしたくない。

足場組み作業

朝から体の節々が痛く、だるい。
久々に風邪をひいたようだ。
昼過ぎには悪寒がして熱も出始めた。
南国帰りには厳しい寒さが続いているからだろう。
作業を中止して部屋で休養することにした。

今朝から母屋の足場組みが始まった。
手際良く基礎の周りを囲むように出来上がっていく。
配管工事はログハウス横を掘削して排水パイプを埋設した。
排水溝に向かう法面は重機が使えないため
手掘りだった。給排水工事費用が高いのが理解できる。

配管工事2.

今朝の気温はマイナス6度。
水栓の蛇口が凍っていて水が出ない。
凍結対策を考えなくては、
固まった基礎コンクリの上に25ミリ程度の
調整用コンクリを流し込み、最後の水平出しをする。
コンクリートを使用する作業はこれで完了。
今後は木を中心とした建築資材を使用することになる。
配管工事は基礎周りに600ミリ程度掘削した穴に
排水用の75ミリ管と給水用チューブを埋設。
室内の配管もほぼ完了した。

法面の土留め

夏前に敷き詰めた砂利が畑や田んぼに
落ちて気になっていた。
砂利がこぼれ落ちるのを防ぐため
入口から広場まで法面を土留した。
駐車場に向かう車道でもあるため
安全な道幅を確保できた。

配管工事1.

午前中ログハウス前の南側を土留めした。
ログハウスの下は砕石を敷いているので問題ないが、
法面は山砂を盛っているだけのため、
ほっておくと雨風によって少しずつ崩れてしまう。
早いうちに作業出来てよかった。
午後は裏山の竹伐採。
急斜面に張り付くように作業した。
冬場に入り枯れている竹が多くなり、
手ノコで切りやすくなったのが救いだ。
今日から給排水工事が始まった。
基礎周りの岩盤を振動ドリルで掘削。
思ったより固く苦労している様子だった。

寒っ~!

今朝の気温はマイナス4度で家の前にある池が凍っていた。
地表は雪が降ったように霜で真っ白、
年末まで紅葉していたもみじは枯れ果て、
雑草が生えていた田んぼは薄茶色に染まっていた。
完全に真冬モードって感じだ。
とにかく南国帰りには堪える寒さだ~!
温い真冬用の寝袋から出るのが辛かったが
寝てるわけにはいかず気合いを入れた。

年末から始めた田んぼの脇を歩く木道つくりを再開。
間伐した杉を70センチで切り、半分に割りそれを並べていく。
歯を変えたチェンソーが非常に調子いい。
ログハウスから田んぼに降りる階段から
木道までの間を掘削した土で土留めしたことで
傾斜40度の法面も安全に下ることが出来るようになった。
母屋の工事は本日から仕事始め。
年末までがんばって頂いたお陰で
基礎コンクリの立ち上げまで完成していた。
年末に流し込んだコンクリートも正月休みの間に
しっかり固まり十分の強度が出ているようだ。
今日は基礎コンクリを固定する型枠の取外し作業。
地表から60センチの基礎高は思った以上に高く感じた。

2011年を迎えて

慌しい雑務?を終えてクリスマスから
マレーシアとベトナムを旅してきた。
正月に海外旅行と言うと世間では何て優雅なと
思われがちだが、決してそんなことはないのだ。
マイレージシステムを使えば基本的に
通年同じマイル数で航空券を入手できるので
年末のバカ高い航空運賃が掛らない。
宿泊場所も格安のゲストハウスを利用することで
国内のちょっとした温泉旅行より安く済ませることができる。
物価の安い両国は食事代も日本の3分の1から5分の1程度。
特にベトナムは今まで旅してきた18カ国のなかで最も安かった。
ビール1本の値段が安食堂で40円、レストランでも90円前後!
たらふく食べて、飲んでも一人500円程度(高級店で)だった。
味の方も日本人の味覚にあうものが多く、
ライスペーパーのなかにハーブ系野菜、肉、
シーフードなどを包み込んだもの、米粉で作ったフォーなど
ヘルシーでありながら、しっかり食べごたえがあり非常に美味しかった。
旅先で食事が合わないと他のものがいくら良くても
バットイメージが残ってしまう。
やはりアジア諸国は共通した感性、
味覚があり安心して旅ができるのがいい。
もちろん例外もあるけど・・・
欧米で感じる差別観がないのもいい。
マレーシアのゲストハウスは海沿いにあった。
シャトー(宿泊小屋)の前に手入れの行き届いた
素晴らしい庭園が広がり南国ならではの美しい花々が咲き、
様々な鳥のさえずりが絶えず聞こえいる。
水辺に近いため蚊には悩まされたが、
ハスの花が咲く池は、天国を想像させるものがあった。
夜になると近所を流れる川に蛍が出没し、
場所によってはクリスマスツリーのように輝いていた。
これだけ多くの蛍を見るのはもちろん生まれて初めてだ。
ベトナムは以前から行きたいと思っていた場所のひとつだった。
しかしながら期待が大きいと裏切られることが多いのが現実だ。
わずか6日間の日程なのでほんの一面しか見ていないが、
想像してた以上に開発が進んでいた。
海沿いは外資系の大型リゾートホテルが連なり、
街中は高層ビルの建設ラッシュだ。
夥しい数のバイクと車で道路は常に渋滞し、
光化学スモッグによって大気が汚染されているのが分かる。
10数年前に中国・上海を訪れた時に同じことを感じた。
観光客の多い市場には強引な客引き達があふれ、
様々な外国語を駆使しながら土産品を売りつけようと必死だ。
彼らにも生活が掛っているのは十分理解できるが、
素朴な商人とはあまりにもかけ離れている光景だった。
利益優先の行為がいかにマイナスイメージを
与えるかを彼らは理解していないようだ。
途上国に訪れるといつも感じることがある。
国が豊かになるためには外資を増やさざるを得ない。
しかし、それにより失われることは計り知れない。
豊かになることは決して悪いことではないが、
豊かさを求めることにより人間自体を変えてしまうことが少なくない。
そもそも「豊か」ってなんだろう?
そんなことをだいぶ前から考えるようになった。
辞書によると必要なものが十分満たされ、
ゆとりがある状態を「豊か」というそうだ。
では、人間にとって必要なもの、ゆとりって何だろう?
十人十色、千差万別であることは言うまでもない。
僕は必要なものを最小限に抑え、心のゆとりを求めていきたい。

木道つくり

昨日から法面を下った田んぼの脇を通る木道つくりを始めた。
法面の草刈りがしやすくなるのと外溝のアクセントになり、
現在ある排水用の塩ビパイプを隠すのにも丁度よいと思った。
試しでとりあえず2メートルつくってみたが悪くない。
使用する材料は間伐した杉で80センチの丸太を
4辺に打ち込み、その上に2メートルの丸太をのせ、
半分に割った70センチの足場をのせる。
費用もかからず間伐材の有効活用にもなる。
ログハウスから入口までの約30メートルをつなげたい。
工事の方は引き続きスラブ筋張り作業が行われている。
夕方、暗くなり始めた頃に配管工事の職人さんがやってきた。
照明を点けながら6時くらいまで作業。
捨てコンを流す前に給排水用のパイプを通す
逃げ管を設置していた。
僕たちは明日からちょっと早い正月休暇に入る。
今度見る時には基礎コンクリートが立ち上がっているはずだ。
間もなく記念すべき1年が終わろうとしている。
2011年は期待と不安が交錯する1年になるだろう。
まーとりあえず楽しむことが一番かな。

冬の嵐

所用で東京に帰り1泊して大谷木‎に戻った。
天気予報とおり夜半から南風が急に強くなってきた。
木々が揺れてきしむ音、風の音、何かが倒れる?飛ばされる音
明け方まで台風並みの物凄い風雨だった。
朝起きて周囲を確認すると色んなものが飛ばされていた。
そして驚いたことに薪小屋が後ろに倒れていた。
10月末に来襲した台風の時は問題なかったのに・・・
チルホールを使い元の状態に戻し、
再びジャッキを使って水平出しをした。
崩れ落ちた薪を元に戻し、二度と倒れないようアンカーを打った。
結局、薪小屋修繕にほぼ一日掛ってしまった。
工事の方は敷き詰めた砂利は転圧され保護シートが張られていた。
今日から基礎の下地に流しこむ捨てコンクリートの
強度を上げるためのスラブ筋を張り始めた。

ウリ坊ちゃん

年内に基礎コンクリートを流すため
急ピッチで作業が行われている。
日曜日の今日も朝から作業開始。
今日は搬入された砂利を平らに慣らす作業。
昨夜からカミさんのお母さんが遊びに来ている。
山の散策が以外にも?好評で楽しんでもらったようだ。
50メートル足らずの低山ともいえない山だが、
手つかずの自然が残っており草花が好きな人には魅力的なのだろう。
冬場は虫もほとんどいないため歩いていると気持ちがいい。
ひと汗かくにはちょうど良い散策コースになりそうだ。
途中、いのしいの糞らしきものを発見。
最近、近所の方がウリ坊(イノシシの子供)を目撃している。
やはり大谷木‎にもいるようだ。