ログハウスができあがり山を整備する時間が増えた。
と言っても杉の間伐と伸びてきた笹竹の伐採がメインだが。
間伐材は後から使用できるものと、
すぐに焼却処分するものを分ける必要があり
なかなかの重労働なのだ。
これからつくるミニデッキや遊歩道は
出来る限り間伐材を使用したいと思っている。
虫にやられ腐りかけている木、
間隔が狭く成長が遅れている木を
順番に切り、適正間隔を保つようにしている。
チェーンソーを使い受け口、追い口をつくり
狙いを定めた場所に木を倒すこともしだいに慣れてきた。
でも油断は禁物!
倒木は非常に危険な作業なので
十分注意しながら慎重に行う必要がある。
慣れてきた頃が一番危険だと思う。
ひとりで作業していて致命的な怪我をしたらアウトだ。
雨樋
昨日から友人が手伝いに来てくれている。
いつも後回しになってしまう法面の草刈りをお願いした。
雨で濡れた草の上を滑らぬよう気をつけて作業してくれた。
夜はおでんを食べ、一杯飲みながら四方山話。
友人は最近会社を辞め、今後何をしていくか検討中だ。
僕と同じ40代。若いといえる年ではないが
まだ人生半ばお互い充実したハッピーライフを送りたいものだ。
午前中、久々に友人と山に入り散策。
1ヶ月くらい前に尾根沿いを間伐したが
早くも背丈くらいの笹竹が沢山生えていた。
雑木、笹竹の生命力は驚くばかりだ。
屋根から雨水が跳ね返り思った以上に
基礎土台を汚すため雨樋を取り付けることにした。
放っておいたら土台の寿命が縮むばかりだ。
若干の傾斜をつけ雨水が中央に集まるようにした。
購入した雨水集水タンクは設置台を含めて
後日取り付けることにした。
竹林の間伐
昨日から山の間伐を続けている。
以前、間伐した笹竹が早くも新しい芽をつけていた。
伐根したわけではないので根は生きている。
竹の生命力は雑草以上であることを実感できる。
しつこく間伐を繰り返すことで衰えさせるしかないようだ。
夏前からある間伐材が山のようになり
早く処分したいと思っていた。
量が量だけに野焼きすることにした。
丸一日で2/3は処分できた。
お陰で周囲は灰だらけ、
体、衣服に焚火の匂いが染みついてしまった。
久々のぶり縄
ログハウスの方が落ち着いてきたので
山側の整備を再開することにした。
まずは敷地の周囲にある杉の枝打ち、雑木、笹竹の間伐だ。
今日は久々にぶり縄で木に登った。
高い所は気持ちいい。
〇〇と煙は高いところに登ると言われるけど納得。
まー僕の場合、立場や地位ではなく単に高さだけど・・・
10月半ばだというのに日中は汗ばむ陽気だ。
驚くことにまだツクツクボウシが鳴いている。
温暖化の影響なのか分からないが
今年は本当に異常気象だと思う。
そういえばこのところハエが異常発生している。
人がいる所には特に多い。
しかたなくハエ取り紙をセットした。
薪小屋の強度アップ
朝から怪しい天気。
昨日濡れたものを何とか乾かしたい。
つかぬまの晴れ間見計らって天日干し。
午前中は5月につくった薪小屋と言っても
いまだ薪は入らず物置状態に方杖を入れた。
やはり方杖を入れると強度が全然ちがう。
これなら台風がきても問題ないか?
午後はログハウス内の上部にある
面戸板のわずかな隙間をふさぐ作業。
このところ雨が多くノミが大量発生している。
幸い人間には害がないようだが気持ちいいものではない。
外部からの浸入を防止するためログ材をはじめ
室内の隙間を完全にふさいだ。
巾木の取り付け
土曜日に床張りが終わった。
内壁と床の隙間を塞ぐため巾木を取り付けた。
さらに家らしくなってきた。
やはり手作りの家は愛着がわくことを実感する。
作業後、ログハウス内にバルサンをセット
小さなムカデ、ハエ、蚊、ノミの退治ができた。
昼前に晴れ間がでてきたので
室内のものをすべて外に出し干すことにした。
そのあいだ買い物に出かける。
お店を出て空を見上げると
さっきまで太陽がさんさんと出ていたのに
怪しい雲行きに・・・
やばいと思い急いで家に戻ったが
ポツポツ降り始めたと思ったら
一瞬にしてスコールのような大雨!
当然、干し物はびしょ濡れ。
羽毛の寝袋もあったのに・・・
このところ天候が不安定で本当に困る。
夕方、露天風呂の周囲をブルーシートで囲った。
これから寒くなるので多少の風は防げるだろう。
建築確認・打ち合わせ
仮住まいもほぼ完成し、
母家建築に向け準備を進めている。
差し当たり建築確認申請の許可を得るため
必要書類の確認と設計図についてS産業さんと打合せ。
11月中には着工するため急がなければいけない。
午後は伸ばした軒先部分を強化する
目的で支柱に方杖を入れる作業をした。
支柱、桁、梁には4×4材を使用しているため
接合部分はコーススレッドではなく
座ぐり加工してからボルト止めるすることにした。
最初は座ぐりの位置が定まらずうまくいかなかったが、
数をこなしているうちに慣れてきた。
後半はそれなりに納得?できる仕上がりとなった。
何事も経験である。
素晴らしい天気
丸一日降った雨が止み朝から晴天。
まさに雲ひとつない秋晴れだ。
昨日の雨で上空の汚れが一掃され、
湿度が低いからだろう。
この季節ならではの稀にない青空だ。
空はほんとうに青いと少し黒っぽく見える。
あの時に見た空と同じ色だ。
10数年前アメリカのカルフォルニア州、
ネバダ州、ユタ州を車で旅している時
砂漠地帯のモニュメントバレーで見た空だ。
赤茶けた岩肌と黒味がかった空との
コントラストが強烈だったことを鮮明に覚えている。
湿度が低い砂漠では毎日のことだったが、
日本では年に1~2回見れるか見れないかだと思う。
今日は体育の日とあって近所の運動公園では
イベントが開催されるらしい。
町内アナウンスの声が聞こえてくる。
庭先にある柿の木には橙色の実がぶらさがり、
目の前には稲刈りの終わった田んぼがある。
日本の美しい秋の姿そのものだ。
床張り
予報とおり朝から雨が降り始めた。
肌寒いなか朝食をとったあと
予定通り床張り作業を開始。
さすが50年以上のキャリャアがあるだけに
手際良く作業が進んでいく。
親父以外の3人は助手兼撮影係となった。
現場で仕事する機会は滅多になくなったが
70過ぎの老人とは思えない動きだ。
きっと体が無意識に反応しているのだろう。
丸のこの使い方、接着剤の伸ばし方、
床の張り方すべてが職人技だ。
昼食をはさみ午後3時頃には完成した。
思ったとおり素晴らし出来上がりだ。
わざわざ東京から来てもらった甲斐がある。
手入れをしながら大切に使っていきたい。
2回目の訪問
夕方、両親が東京からやってきた。
ここ大谷木に来るのは2回目となる。
寒くなる前に親父に床張りをお願いしていた。
70過ぎた老体だが本職の技を見ておきたかった。
作業は明朝からなので前泊というわけだ。
日が沈んだ後に
親父は露天の檜風呂に入り妙に喜んでいた。
二人ともあらためてこの場所に感動したようだ。
都会に住む者にとって、自然に囲まれ、
秋の虫音しか聞こえない静かな環境は
心をうつものがあるのだろう。
七輪で夕食を温め、酒を飲んだ。
久々の長距離運転で疲れたことだろう
明日のために早めに休んでもらった。