朝6時過ぎの外気温はマイナス10.7度だった。
ログハウスの室内でもマイナス1.5度。
今冬の最低気温を更新した。
外にある水栓の蛇口から滴る水が
凍っていることは時々あるが、
今朝はハンドルが凍って回らない状態だった。
風呂の残り湯をかけても駄目だった。
予備用の水タンクもカチンコチンだ~
お陰で顔も洗えなかった。
朝一、工務店の方と打合せ。
さすがに外は寒いので室内で話した。
サッシ、構造パネルのサイズについて確認。
間もなく構造パネルが立ち上る。
外壁ができると家らしくなるだろう。
帰宅後、法面の木道つくりを再開。
4メートル延長して全長16メートルを超えた。
ようやく全体の半分近くまできた。
地道に伸ばしていこう。
年: 2011年
トステムショールーム
自宅の近くにあるショールームで打合せ。
15年前自宅を建て替える時に見学した場所だ。
今回は建築デザイナーYさんにメーカーの方をご紹介いただいた。
取り付けるサッシの形状、色、サイズ、仕様を確認。
サッシは外部と内部をつなぐパーツといえばそれまでだが、
現物を見ると細かい部分で進化していた。
例えば、網戸は省スペースのため細かく折って収納できたり、
汚れにくい構造になったり、動作部分がスムーズになったり
常に進化を考えている日本の技術はすごいと思った。
若干の修正箇所があったが、ほぼ確定できた。
スカイデッキ
山を散策した時に一休みする場所をつくることにした。
直径30センチ前後の樹木を井桁で結び、
その上に根太と床をのせる。
名付けてスカイデッキ!
材料は森に溶け込むようできる限り
自然のものを使用したいと思っている。
先日、間伐作業が完了した時に目ぼしい
場所と適当な木をチェックしておいた。
今日は木の間隔、傾斜角度を確認して
必要な材料を割り出した。
早いうちに着手したい。
ソーラーパネル架台の基礎つくり
ログハウスの屋根に6枚、法面に12枚
合計18枚(3.7kw相当)のソーラーパネルを設置する。
法面は地面から高さ300ミリの架台をつくり、
その上にソーラーパネルをのせることにした。
今日は架台の基礎つくり。
独立基礎のため水盛りをして高さを確認し、
決められた場所に穴をあけ、同じ高さの基礎台つくる。
平らな場所なら手慣れた作業だが、
今回設置する法面は50度位の傾斜があるため、
作業しづらく対角線の長さを合わせるのに苦労した。
深さ300ミリの穴を掘る時も足場が悪く、
何度も足を滑らせ下にずり落ちてしまった。
通常は土を固め、砂利を敷き、沓石を置くのが
一般的だが今回は沓石の代わりに
モルタルを流し込み、高低差がある場所は
木枠を立てちょっとプロっぽい?仕上げにした。
使用したセメントは100キロ、砂は200キロ以上!
電動ミキサーがないためモルタルつくりだけでも
なかなかの重労働だった。
本体工事は今日から外壁となる
パネルつくりがスタートした。
2×4材で骨組みをつくり、OSBで壁を張っていく。
外壁の立ち上げ
昨日、つくり上げた外壁を立ち上げた。
在来式ではなく、2×4がどうやって立ち上がるか
興味深かったが何てことはない、
パネル自体の床面を専用ねじで固定するだけだった。
これで強度が出るのか不安だが問題ないとのこと。
正直、在来式のような繊細さはない。
壁が立ち上がると一気に家らしくなる。
窓の入ってない窓枠から外を見てうれしくなった。
本日は南側、西側のパネル3面を立ち上げた。
僕は昨日に続き、ソーラーパネルの架台基礎つくり。
再度、水盛りで高さを確認し、
水平にするため木枠で高さを調整してモルタルを流し込んだ。
薪材大量入手
近所で間伐材を大量に入手できることになった。
昨年、目をつけていた山の地主さんに
お願いすると、すんなりOKがでた。
しかも薪ストーブで使用する薪として
最適なシイ、コナラ、クヌギといった木材だ。
大変ありがたいことだ。
薪ストーブで使用する薪はホームセンターなどで
一束(約10キロ)600円前後で販売されている。
使用量にもよるが、薪代はひと冬で
少なくても10万円程度は掛かるとのこと。
単に暖房器具として考えるとかなり割高なのだ。
まして都会(住宅地)であれば煙、臭いの問題や
薪を保管する場所等を考えると諦めざるを得ない。
従って設置できるのは民家の少ない田舎や別荘地に限られ、
ランニングコストを考えると大人の趣向品ということになる。
ただし、燃料となる薪をタダで入手できれば話は別だ。
揺れ動く美しい炎や薪のはぜる音を聞きながら
至福のひと時を楽しむことができる。
入手できることになった材木は急斜面に倒れており、
しかも直径50センチ以上、20メートルをゆうに超える大木だ。
チェーンソーで切っている最中に動きだし挟み込まれたら
間違いなく軽傷ではすまない。かなりの危険を伴う作業だ。
命知らずで独身の友人が手伝ってくれて助かった。
木材は想像していた以上に大きく、堅く、重かった。
35センチのチェーンソーバーが木の中心まで届かないのだ。
何とか1輪車で運べるよう30センチ(30キロ位)に玉切りした。
今回は車に積めるだけ積めて現場と自宅を2往復した。
自宅に戻って早速薪割りしてみると、
杉とは比較にならない堅さに驚いた。
特にシイは岩石を砕いているかのようだ。
普通の斧だったら太刀打ちできないだろう。
メキシコ製のヘッドだけで3.6キロもある
斧を購入した甲斐があった。
さすがに簡単とはいわないが数回の攻撃で割ることができた。
薪ストーブでは使えない破片を焚き火で燃やしてみると、
火持ちが杉と明らかに違うのがわかる。
来冬の薪ストーブライフが楽しみだな~
本体工事は西側のフレームが立ち上り、
北側に突入。躯体工事が進むと家の大きさを実感できる。
同時に自分で建てられるか心配になってくる。
午後、ソーラーパネルと電気工事をお願いしている
知り合いが現場確認を含めて東京から来てくれた。
気がかりの給湯設備について相談させてもらった。
初期費用とランニングコストを考えながら
最適な設備が見つかるといいが・・・
さらば東京
生まれてから今まで東京人だったが、
移住に伴い住所変更することになった。
地元に戻り区役所で転出届けを提出。
思ったとおり処理は事務的であっけなかった。
これから、ずうっーとなのか、
いづれ東京に戻るかはわからないが、
しばらくは千葉県民だ。
ソーラーパネル設置
昨日からソーラーパネルの設置作業のため
知り合いが泊まり込みで来てくれている。
初日は法面側の架台設置作業。
パネルの架台を設置する下準備として
基礎工事まで済ませておいた。
左右の水平出しがポイントで
水盛りで高さを確認しながら、
モルタルの継ぎ足しを数回行った。
プロなら1回で終わる作業なのだが・・・
精度が気になったがスペーサーで
調整できる範囲でほっとした。
急斜面に足を取られながらも無事完了。
2日目はログハウス側の作業。
垂木の上に架台を固定し、6枚のパネルをのせた。
午後から法面側に12枚のパネルをのせ、
すべてのパネルを結線し接続ユニットに繋げた。
ソーラーパネルは通常屋根上に設置するが、
我が家は集光率アップのため、
屋根上とは別に地面(法面)にも設置した。
メーカーにはない特別仕様の架台を
知り合いのつてで製作してもらった。
無理なお願いにもかかわらず、
柔軟に対応していただいたOさんには大感謝!
来週も配線工事で再び来てもらう予定。
溝掘り
昨日は予報とおり、午前中から雨が降り始め、
午後にはみぞれ、暗くなる頃には雪まじりとなった。
ファミレスで朝食兼打合せのあと、
ホームセンターで畳のサイズと価格を調査。
家に戻ってからプランニングの1日だった。
一夜明け今日もどんよりとした曇り空。
ソーラーパネルの設置が終わったので
ログハウスの周囲を盛土し直した。
温かくなったら芝生を張りたいと思っている。
日当たりの良い南向きなのでうまく育つだろう。
午後から電線を埋設するための側溝掘り作業。
我が家は公道から約20メートルのところに
電線架設ポールが立っており、そこから
30メールの場所にログハウスとソーラーパネルが設置してある。
母屋間の接続を含め、屋外で使用する電線の全長は90メートル!
景観を考えると、家屋に引き込み線や敷地内に
電柱を立てたくないため埋設することにした。
電送距離があり、200ボルト電源のため、
太めの電線と埋設用PF管を用意した。
側溝は深さ、幅ともに30センチで約30メートル掘った。
ユンボ(掘削機)を使用すれば数時間の作業だが
人力だと1日かかりの作業だった。
途中から雨が降り出し合羽を着用して
泥んこになりながらの辛い土木作業だった。
大雪?
昨日はラジオで関東地方に大雪注意報が
出ているとひっきりなしに伝えていたが、
結局、都心では数センチの雪が積もっただけ、
沿岸部は雨にみぞれが少し混じる程度だった。
いつも思うが、わずか数センチの降雪で
大雪注意報って大げさじゃない?
一晩に数十センチ積もる雪国ならわかるけど・・・
降雪注意報くらいでいいのでは、
昔は都心でも数年に1回は
10センチ以上の雪が積もったり、
積もった雪が数日間消えなかった記憶がある。
温暖化の影響なのか、そのようなことはなくなった。
考えてみたら本格的な雪景色をしばらく見ていない。
以前は毎週のようにスキーに行っていたが、
長時間の運転と準備、後片付けが面倒になり
すっかり遠のいてしまった。
前夜に降った雪が止み、翌朝だれも滑っていない
新雪にシュプールを描くのは何とも言えない快感だ。
波乗りと同様に自然を相手にするスポーツは、
ほんとうに良いコンデションで出来るのはごく稀だ。
だからこそ当たった時の感動は言葉では表せないし、
忘れることが出来ない良い思い出となる。
今日は法面の木道を6メートル延長した。
敷地の一番端にあるお隣さんとの境界に到達した。
全長は30メートルを超え、残りは半分位だろうか、
一日中同じことをやるのは飽きるので
作業の合間を縫って地道に伸ばしていこう。