田んぼ 田植え

本日、無風快晴で温かく田植え日よりだ。
近所のJA開店と同時に注文しておいた苗を引き取りに行く。
今回、30㎝×60㎝のケースに入った苗を35枚購入した。
苗は配送も可能だが意外に高いので引き取りにした。
ハイエースの後部に積めるよう4段式(各段30㎝)の
ラックをつくっておいたがいい感じで収まった。
田植え機はお隣さんのものをお借りした。
機械の操作方法、田植えのポイント、注意を聞いてから
いざスタート!
運転自体はさほど難しくはないが真っすぐ田植えするのが
意外と難しい。4列同時に田植えしていくのだが
所々、間隔が狭まったり、広がったりしてしまう。
悪戦苦闘?しながら2時間ちょっとで2反弱(550坪)の田植えが完了!
田植え機が乗用型ではなく歩行型なので深さ、
土の硬さが微妙に違う田んぼの中を歩くのが大変だった。
普段使わない筋肉なのだろうか?足腰が結構疲れた。

イノシシ狩り

南房総に住む友人Eさん宅へ、
彼はプロの猟師で箱罠、くくり罠を使って
害獣とされるイノシシを仕留めている。
もともと房総半島には生息していなかったイノシシだが
狩猟目的で逃がされたのがきっかけで急増したらしい。
雑食で繁殖力が強く、毎年5匹前後の子供が生まれるので
10年近く前から南房総を中心に生息域が広がっている。
全国の農村地域では農作物の被害が深刻化しており
南房総市では害獣として年間を通して狩猟できることになった。
そんなEさんから箱罠に中型のイノシシが
掛ったとの連絡をもらい急遽お手伝いに行ってきた。
ちなみに僕の住む睦沢町にもイノシシは生息しており
裏山でウリ坊サイズ(イノシシの子供)のは数回見かけている。
地元の方から切実な被害状況も聞いており
何とかせねばと昨年、狩猟免許(くくり罠)を取得した。
家づくりが終わり、カフェ&ゲストハウスも開業し
ひと段落したので今冬から本格的に狩猟を始めたいと思っている。
何事も実践で学ぶのが一番手っ取り早い。
てなわけで刺し止め(捕獲した獲物の止めを刺すこと)、
解体方法を勉強させてもらった。
55キロの雌イノシシはまじかで見るとデカイし、迫力満点だ!
人の気配を感じると物凄い勢いでこっちに向かってくる。
箱罠に入っているとはいえ、表情、動きは恐ろしいの一言だ。
その様子は野生動物そのものでペットとは全く違う。
まー相手も命が懸っているので必死に抵抗するのは当たり前だ。
動きを止めるため、まずは危険な口内、次に前足の順で
ワイヤーを掛けていく。身動きができなくなった所を
見計らい急所の心臓を狙って刺し止めする。
一瞬の出来事なのでイノシシも何が起きたのか分からない。
物凄い勢いで血が吹き出る。
数秒後、前足が曲がり、跪くように倒れる。
万事休すだ。
二人ががかりで一輪車にのせ、解体場所まで移動させる。
体をよく洗ってから内臓摘出、皮はぎ、肉の解体が始まる。
大きさによるが解体作業は経験者が一人、助手が二人いて
4時間近く掛る大変な作業だ。
短時間で血抜き、内臓を痛めず摘出することが
肉質、味に大きく影響するので経験がものを言う。
特に皮はぎは経験が必要で地道に少しづつはいでいく。
ちょっと前まで獰猛だった獣が精肉に
変わっていく様子は特定の人しか知らないことだ。
精肉店、スーパーで売られているパックに入った
少量の赤肉とこの塊が同じものとは思えない。
害獣とはいえ感謝して頂かなければ罰が当たる。
お礼にと脚、背肉、アバラ肉の塊を約15キロいただいた。
後日、ジビエ料理にチャレンジしてみよう!
Eさん、今回も貴重な体験をさせてもらい
ありがとうございました。

ジビエ料理

先日、狩猟のお手伝いをしていただいた猪肉を料理した。
前足、後ろ足、ハラ肉、背肉・・・合計15キロ
僕ら夫婦で食べれる量ではないし、冷凍庫にも入らない。
半分はGWにイベントを開催する友人におすそ分けした。
まずは塩、胡椒のみを使用したステーキでいただく。
ん~旨い!当たり前だけど牛でも豚でもないこの味。
まさに猪肉だ。変な臭みは全くない!
とにかく柔らかく、鮮やかなの霜降りをつくるために
人間が配合した特別な餌を与えた〇〇牛とは違うのだ。
まさに肉本来の味だ。噛むごとに口の中に広がる濃厚な味。
背肉の脂もたまらない。一言で言うとしつこくないのだ。
焼き物、炒め物、蒸し物、煮物なんにしても最高!
南房総に住むプロ猟師の友人は猪肉を普及させるため
精肉場所を確保し、本格的に販売を始めることになった。
国内では獣肉扱いで敬遠されがちな猪肉だが
欧米ではジビエ料理=高級料理として認知されている。
変な先入観は捨て、まずは食べてみることが一番だろう。
きっとイメージとは違う味にびっくりするはずだ。

エアコン設置

電気工事をお願いしていたOさんから
中古のエアコンをいただけることになった。
一番肝心なカフェスペースには業務用を設置しているが、
ゲストハウス、プライベートルームは設置するか否か迷っていた。
我が家は正面に田んぼ、裏は山を背負っているので
風さえあれば自然のクーラー、無風でも日陰にいれば何とか耐えられる。
都会で感じるような、まとわりつく不快な暑さではない。
とはいえ、年に数回エアコンが必要なくらい暑い日がある。
特にゲストハウスを使うお客様に小さな子供がいる時は
脱水症状でも起こしたら大変なことになるので
そんな日のためにエアコンを設置することにした。
費用を抑えるため必要部材は予めホームセンターで購入。
自分ではできない特殊な作業を0さんにお願いした。
僕は外壁の穴あけ、エアコン本体の取り付け、
Oさんが専用ホースの接続、ホース内を真空状態にする作業を担当。
僕の要領が悪いこともあり2台設置するのに一日掛ってしまった。
Oさん毎度ありがとうございました。
これで今年の夏はどんなに暑くなっても大丈夫かな?

GWスタート!

絶好な行楽日和でGWが始まった。
暑くも、寒くもなく、湿度低めで出掛けるには申し分ない陽気だ。
でも今年は暦が悪く、中3日平日が入るので海外脱出組が少ないとか?
その分、国内というか近場で過ごす方が多いようだ。
ゲストハウスをオープンして初めてのGW、
お陰さまで休日はすべて予約が入ってくれた。
うれしい限りだ。とは言っても喜んではいられない。
お越しいただくお客様に満足いただけるだろうか?
数ある宿泊施設からゲストハウスsouを選んでくれたのだ。
大半の方が初めて来られるお客様になる。
お客様はどんな場所でどんな料理が出るのか、
サービスはどうだろう・・・いろんな期待をしてくるだろう。
期待を裏切らないのは当たり前、期待以上に満足していただきたい。
やるしかないでしょ!

GW終了!

前半3日と後半4日に分かれた今年のGW
中日は雨で休日になるときっかり五月晴れみたいな。
ここ近年、記憶にある限りでGWの全ての
休日が晴れた年ってないような気がするな・・・
天候に恵まれたこともありカフェ、
ゲストハウスともに連日大賑わいだった。
ピーク時は屋内、屋外すべての場所が埋まり
お客様を長時間お待たせしてしまった。
あらかじめ時間が掛ることをお伝えしていたが申し訳ない限りだ。
厨房の中はてんやわんや、商品はもちろん食材もなくなり
お出しできるものが全てなくなるという想定外の状況となった。
しかしながら大きなトラブルも発生せず、
なんとか初めてのGWを終えることができた。
正直、かなり疲れたが、
お越しいただいた方に美味しかった、いい場所だね、
ゆっくりできた、楽しかったなどのありがたい言葉を多数いただき
疲れが吹っ飛んでしまった。

朝霧

朝起きて外を見ると一面霧で覆われていた。
久々に見る幻想的な風景だ。
うっすらと見える田園風景が絵に書いたように美しい。
霧を見ると7年前ポルトガルを旅したことを思い出す。
大西洋に面した国なので冷たい海水が影響しているからだろうか、
日中晴れていても日が暮れると夜霧がでてくる。
古い街並みが霧に覆われと映画のワンシーンのようだったな・・・
田植えをしてから1ヶ月経過した。
今のところ順調に成長してくれている。
日を増すごとに緑色が濃くなっていくのが分かる。
少し強い風が吹くと稲が波状に揺れ動くようになった。
それだけ背が伸びたことになる。
これから夏に向けグングンと成長してくれるといいが・・・
今から収穫が楽しみだ。

田んぼ 田の草取り

田植えをしてから1ヶ月ちょっと経った。
苗は順調に育ち20センチを超えるくらいの高さになった。
が、しかし問題が・・・
田んぼの中の雑草が半端じゃないのだ。
昨年まで田植えしていたお隣さんに相談すると、
年によって雑草が多い時があるそうだ。
それにしても他の田んぼと比較すると明らかに違う。
原因はふたつ考えられる。
一つは田植え直後に施した除草剤が効いてないことだ。
本来、除草剤は田んぼに水を張った状態で薬を散布する。
そして1週間くらい水の出入口を塞ぎ薬を浸透させる。
途中、雨で水が増えたり、畦に穴が開いたりで水が抜けると
薬の効果が薄れたり、ムラが出ることになる。
二つ目は田んぼの中に高低差があること。
低い場所は水深があり常に水が溜まっているが、
高い場所は水位が下がると水気がなくなる。
水気がなくなると地表に雑草の種が付着する。
つまり同じ水深で常に水が張ってる状態を維持することだ。
この問題はお隣さんも長年苦労していたらしく
代かきの時点でいくら調整してもうまくいかないと言っていた。
恐らく単に高低差だけではなく地質も関係しているのだろう。
同じ粘土質でも粘り気が違うと深さが変わってしまう。
この2点を改善すればいいのだが・・・
特に二つ目は簡単に解決する問題ではない。
そんな訳でここ数日は田んぼの中の雑草取りに専念している。
こらがかなりの重労働なのだ。
とにかく中腰状態での作業はきつい!
水の張ってある場所は土が柔らかく雑草もすぐ抜けるが、
乾いている場所は稲より雑草の方がはるかに多く、
しかも根がしっかり張っているので簡単には引き抜けないのだ。
数時間作業してもほんの僅かな広さしか進まない。
先週からちょこちょこやり始め、ここ2日は朝から晩まで
それでも全体の1/4程度しか終わらない。
夢の中に雑草がでてきそうだ。
フゥー・・・だれか手伝ってくれ~!!

白い花

ここ最近、家の周辺に咲く白い野花を見つけた。
花自体は小さいが細い枝から可愛らしい花が沢山咲いている。
ご年配のお客さんに聞いてみるとすぐに分かった。
卯の花(別名 ウツギ:空木)だそうだ。
夏は来ぬっていう唱歌知らない?と歌まで唄ってくれた。
「卯の花の匂う垣根にホトトギス、
早も来鳴きて忍音もらす、夏は来ぬ・・・」
最近、ホトトギスがよく鳴くなーと思っていたら、
まさにその頃に咲く花だったのだ。
歌詞は5月末から夏に向う田園風景、里山の様子を
書いたもので郷愁を感じる素晴らしい内容だ。
そう言えば昨日、田の草取りをしていたら
すぐ横でカルガモ夫婦がエサ取りをしていた。
時々、首を上げては周囲の様子をうかがう、
オスがメスを守りながら連れ添って動いている。
睦まじい姿を見ていると心が和むね。
田舎っていいな~!

サンシェード用ポール

目の前にある田んぼが日に日に濃い緑色になっていく。
この時期は安定した天候が続いて暑くも寒くもない最高な季節だ。
テラス席に座りゆっくりとカフェを楽しむ方が増えてきた。
でも紫外線が気になる方も多くなってくる。
早いとこサンシェード(日よけ用タープ)を取り付けなければ・・・
そんな訳で昨年、カフェオープン当日に強風で折れた
日よけ用タープのポールを修理というか補強することにした。
アルミ製のポール内部にもう1本ポールを挿入してみた。
当然、重くはなるが移動することはないので関係ない。
とにかく強風に耐えてくれればいいのだ。
どれだけ効果があるかは・・・お楽しみ!