電気工事をお願いしていたOさんから
中古のエアコンをいただけることになった。
一番肝心なカフェスペースには業務用を設置しているが、
ゲストハウス、プライベートルームは設置するか否か迷っていた。
我が家は正面に田んぼ、裏は山を背負っているので
風さえあれば自然のクーラー、無風でも日陰にいれば何とか耐えられる。
都会で感じるような、まとわりつく不快な暑さではない。
とはいえ、年に数回エアコンが必要なくらい暑い日がある。
特にゲストハウスを使うお客様に小さな子供がいる時は
脱水症状でも起こしたら大変なことになるので
そんな日のためにエアコンを設置することにした。
費用を抑えるため必要部材は予めホームセンターで購入。
自分ではできない特殊な作業を0さんにお願いした。
僕は外壁の穴あけ、エアコン本体の取り付け、
Oさんが専用ホースの接続、ホース内を真空状態にする作業を担当。
僕の要領が悪いこともあり2台設置するのに一日掛ってしまった。
Oさん毎度ありがとうございました。
これで今年の夏はどんなに暑くなっても大丈夫かな?
ジビエ料理
先日、狩猟のお手伝いをしていただいた猪肉を料理した。
前足、後ろ足、ハラ肉、背肉・・・合計15キロ
僕ら夫婦で食べれる量ではないし、冷凍庫にも入らない。
半分はGWにイベントを開催する友人におすそ分けした。
まずは塩、胡椒のみを使用したステーキでいただく。
ん~旨い!当たり前だけど牛でも豚でもないこの味。
まさに猪肉だ。変な臭みは全くない!
とにかく柔らかく、鮮やかなの霜降りをつくるために
人間が配合した特別な餌を与えた〇〇牛とは違うのだ。
まさに肉本来の味だ。噛むごとに口の中に広がる濃厚な味。
背肉の脂もたまらない。一言で言うとしつこくないのだ。
焼き物、炒め物、蒸し物、煮物なんにしても最高!
南房総に住むプロ猟師の友人は猪肉を普及させるため
精肉場所を確保し、本格的に販売を始めることになった。
国内では獣肉扱いで敬遠されがちな猪肉だが
欧米ではジビエ料理=高級料理として認知されている。
変な先入観は捨て、まずは食べてみることが一番だろう。
きっとイメージとは違う味にびっくりするはずだ。
イノシシ狩り
南房総に住む友人Eさん宅へ、
彼はプロの猟師で箱罠、くくり罠を使って
害獣とされるイノシシを仕留めている。
もともと房総半島には生息していなかったイノシシだが
狩猟目的で逃がされたのがきっかけで急増したらしい。
雑食で繁殖力が強く、毎年5匹前後の子供が生まれるので
10年近く前から南房総を中心に生息域が広がっている。
全国の農村地域では農作物の被害が深刻化しており
南房総市では害獣として年間を通して狩猟できることになった。
そんなEさんから箱罠に中型のイノシシが
掛ったとの連絡をもらい急遽お手伝いに行ってきた。
ちなみに僕の住む睦沢町にもイノシシは生息しており
裏山でウリ坊サイズ(イノシシの子供)のは数回見かけている。
地元の方から切実な被害状況も聞いており
何とかせねばと昨年、狩猟免許(くくり罠)を取得した。
家づくりが終わり、カフェ&ゲストハウスも開業し
ひと段落したので今冬から本格的に狩猟を始めたいと思っている。
何事も実践で学ぶのが一番手っ取り早い。
てなわけで刺し止め(捕獲した獲物の止めを刺すこと)、
解体方法を勉強させてもらった。
55キロの雌イノシシはまじかで見るとデカイし、迫力満点だ!
人の気配を感じると物凄い勢いでこっちに向かってくる。
箱罠に入っているとはいえ、表情、動きは恐ろしいの一言だ。
その様子は野生動物そのものでペットとは全く違う。
まー相手も命が懸っているので必死に抵抗するのは当たり前だ。
動きを止めるため、まずは危険な口内、次に前足の順で
ワイヤーを掛けていく。身動きができなくなった所を
見計らい急所の心臓を狙って刺し止めする。
一瞬の出来事なのでイノシシも何が起きたのか分からない。
物凄い勢いで血が吹き出る。
数秒後、前足が曲がり、跪くように倒れる。
万事休すだ。
二人ががかりで一輪車にのせ、解体場所まで移動させる。
体をよく洗ってから内臓摘出、皮はぎ、肉の解体が始まる。
大きさによるが解体作業は経験者が一人、助手が二人いて
4時間近く掛る大変な作業だ。
短時間で血抜き、内臓を痛めず摘出することが
肉質、味に大きく影響するので経験がものを言う。
特に皮はぎは経験が必要で地道に少しづつはいでいく。
ちょっと前まで獰猛だった獣が精肉に
変わっていく様子は特定の人しか知らないことだ。
精肉店、スーパーで売られているパックに入った
少量の赤肉とこの塊が同じものとは思えない。
害獣とはいえ感謝して頂かなければ罰が当たる。
お礼にと脚、背肉、アバラ肉の塊を約15キロいただいた。
後日、ジビエ料理にチャレンジしてみよう!
Eさん、今回も貴重な体験をさせてもらい
ありがとうございました。
田んぼ 田植え
本日、無風快晴で温かく田植え日よりだ。
近所のJA開店と同時に注文しておいた苗を引き取りに行く。
今回、30㎝×60㎝のケースに入った苗を35枚購入した。
苗は配送も可能だが意外に高いので引き取りにした。
ハイエースの後部に積めるよう4段式(各段30㎝)の
ラックをつくっておいたがいい感じで収まった。
田植え機はお隣さんのものをお借りした。
機械の操作方法、田植えのポイント、注意を聞いてから
いざスタート!
運転自体はさほど難しくはないが真っすぐ田植えするのが
意外と難しい。4列同時に田植えしていくのだが
所々、間隔が狭まったり、広がったりしてしまう。
悪戦苦闘?しながら2時間ちょっとで2反弱(550坪)の田植えが完了!
田植え機が乗用型ではなく歩行型なので深さ、
土の硬さが微妙に違う田んぼの中を歩くのが大変だった。
普段使わない筋肉なのだろうか?足腰が結構疲れた。
田んぼ 代掻き
田植え前の準備が進んでいる。
田んぼに水を入れてからトラクターで
土を柔らかく、細かくする作業を2回、
そして今日、田植え前の最後の作業”代掻き”をした。
と言っても僕はほとんど見ているだけだけど・・・
トラクターをうまく操り微妙な高さ調整をする。
※水深が同じでないと乾いた時に雑草が出てくる。
田んぼの水量、高さ調整は長年の経験が必要のようだ。
これで田植えの準備が終わった。
僕は畦周辺の草刈りと苗を車で運ぶための
ラックつくり(木工は得意です)を担当した。
来週早々に田植え予定!
田んぼ 肥料撒き
田んぼに水が入り土を掻き回す作業を2回おこなった。
見た目にはいつでも田植えを出来そうだが
さらに土を細かく、柔らかくして馴染ませるとのこと。
代掻きの前に肥料をまくのだがこれがなかなかの重労働だった。
田んぼの中に足を入れるとまさに泥んこで
不慣れな人はまともに歩くこともできないだろう。
そんな状態で重さ20キロの肥料散布機と
20キロの肥料(合計40キロ)を背負っての作業。
肥料はチッソ、リン酸、カリがバランスよく混ざったもので
成長促進、病気の防止が目的らしい。
しかしこの作業、重いし、歩きづらいしで参りました。
小1時間の作業で足腰がくたくたになった。
でもいい運動にはなったかな。
旬もの
近所に住む陶芸家Sさんにタケノコをいただいた。
隣町でお昼に採れたばかりのものだ。
オゥ~!もうそんな時期なのね。
2、3日前に九州産のものをスーパーで見かけたけど
地元千葉で採れるのはもう少し経ってからだと思っていた。
我が家の裏山もチェックしてみよう。
夕方、買い物のついでに近くの海岸へ、
目的は波乗りではなく、ハマグリの採取!
ちょうど潮回りがよく日没前が引き際だった。
平日の夕方なのでサーファーがポツポツいる程度。
人気はなく、当然ハマグリ採りをしている人はいない。
水温は上がっているものの裸足ではちょっと冷たかった。
ズボンを膝上までまくり上げ沖に向かう。
採り方は道具を使わないいつものやり方だ。
両足に力を入れてグリグリと砂に埋めていく。
ポイントは足の裏に気持ちを集中させること。
慣れてくると貝類独特のツルっとした感触が分かるようになる。
見つけたら素早く海中に手を入れて掴み取る。
薄暗くなるまでの30分で中型のハマグリが10個採れた。
※小ぶり(5センチ位まで)のものはリリース
家に戻りさっそく酒蒸しにして一杯やった。
ん~たまらんですな!
言うまでもないが最高に旨かった。
ピザ試食会
本日、開催されたソフトクレイ教室の生徒さん達に
作りたてのピザを試食してもらった。
石窯が温まるまで約1時間掛るが窯内の温度が
300度を超えると3分程度でピザが焼ける。
生地にもこだわった焼きたてのピザ。
マルゲリータ、マリナーラなど数種類のピザをお出しした。
お世辞も多少はあると思うが皆さんに満足していただき良かった。
段取り、手間を考えるとカフェの定番メニューにはできないが
貸し切りイベントや大勢で宿泊の場合はお出しできるので
是非味わっていただきたい思っている。
田んぼ 畦シート
今日は畦道(田んぼと田んぼの間の小道)からの水漏れを防ぐ
畦シートというプラスティック製の壁?を立てた。
高さ35センチ、長さは約60メートル!ある。
すでに田んぼの中には水が入っているので長靴を履いて作業する。
経験者は分かると思うがぬかるみの中で普通に
歩くだけでも結構大変なのだ。気を抜くとつまづき泥んこになる。
土の柔らかい所は手の力でグイッと差し込むだけでいいのだが
堅い所は鍬で掘り込んでからなので意外と時間が掛るのだ。
見た目には簡単そうだけど・・・
実際やってみて気付くことって多いよね。
とりあえず水漏れは防げそうなので一安心かな。
農じさんデビュー!
最近(ちょっと古いか?)農ギャルなんて言葉があるようだが、
僕らも今年からお米作を始めることにした。
場所は我が家の目の前で広さは、2反弱(約550坪)!
何も知らない初心者がうまく出来るかどうか分からないが
とにかく目の前の田んぼなので屋外デッキと言うか、
室内からも稲の育ち具合がチェックできる
素晴らしい好条件なので挑戦してみることにした。
自分で作ったお米をお客さんに味わってもらえる喜び。
まさに地産地消になるしね。
それにしても初心者には広すぎかな?
全国的に農業される方の高齢化が進み、
休耕田が増えているのは確かだ。
労働時間が長い割には利益が少ないため
農業を新たに始める人(特に若者)は減少する一方だ。
生産コストを考えると安価な外国産には敵わないだろう。
残念なことだが農耕民族の日本人が培った
技術、知識が失われていくのは悲しいことだ。
何より世界一美味しい日本のお米を後世に残すためにも、
お米作りに関心を持ち、始めてみたい人を増やしたいところだ。
実際に地主さんのお話を聞くと、
先祖代々続いた稲作を途絶えたくないというのが本音。
でも子供たちは会社勤めなので継ぐ人がいない。
結果、休耕田となり、場合によっては宅地になってしまう。
そんな訳で米作りに関心がある方を募集中!
一緒に美味しいお米を作りましょう!!