獣道

朝から雨が降ったり、止んだりで
はっきりしない天気。季節の変わり目かな?
躯体工事も終盤に入り、高所の作業が多くなってきた。
足元が濡れていると危険なため職人さんも困った様子だ。
小雨降るなか裏山に登ると、獣道を見つけた。
整備中の索道をちょっと入った場所に
人が踏み固めた道とは明らかに違う道筋ができている。
道幅は30センチくらいだろうか、
落ち葉と土で覆われている部分が大半だが、
よーく見ると、所々動物の足跡が残されている。
タヌキやハクビシンより大きいので
多分イノシシだろう。それとも鹿?
家からちょっと離れた道路に
鹿出没注意の標識が立っていたのを思い出した。
人気の全くない山中なので、
動物が住んでいるのは当たり前だ。
いつか狩猟免許を取って罠を仕掛けてみたい。

フレーム工事

月初から家の骨組みとなるフレーム工事が始まったが、
全体の8割くらいが出来あがった。
使用する場所と距離をもとに強度計算され、
2×4から2×12までの材料を巧みに組み上げていく。
最初にフレームが立ち上がった時には、
本当にこれで強度がでるのか正直不安だったが、
2面⇒3面⇒4面⇒室内とフレームが
出来あがるにつれて頑丈になるのが分かり安心した。
今日は屋根のこう配部分の骨組み。
重要な部分であり、熟練の技を必要とする作業だ。
我が家は手前から奥側に向け1.5寸こう配
(1尺で1.5寸上がる傾斜角度)の片流れ屋根だ。
すでに立ち上がっているフレームの上に
緩やかな傾斜の骨組みが立ち上がった。
屋根はまだ無いが、だんだん家らしくなってきたぞー

ソーラーパネル配線工事 2

今日はソーラーパネルに関連する最終工事。
使用状況を確認できるモニターの接続が完了した。
リアルタイムで売電量、消費量、発電量が表示される。
ついでにログハウスの外壁と薪小屋に
屋外コンセントを設置してもらった。
長い延長コードも不要になりすっきりだ。
午後から電話線引き込みの件で
業者の方が現場調査のため訪問。
電線と一緒に埋設したいことを伝えた。
埋設用の保護管を用意すれば可能とのことで良かった。
最初はログハウスに電話線を引き、
母屋ができたら外線は移動させ、
母屋、ログハウス間を内線電話で繋がるよう
あらかじめ配線する予定。

排水溝掘削

午前中、友人と九十九里で波乗り。
どんより曇って、時々小雨が降る天候だったが、
低水温のピークは過ぎたようだ。
とはいえ、ヘッドキャップはまだ必要。
日曜日のわりには人が少なく、サイズもそこそこ、
久々にゆっくりサーフできた。
昼食は白里海岸にあるお気に入りのお店。
値段はちょっと高いが、十分満足できる味とサービス。
この時期はカキフライが絶品!
大粒のカキ2個がひとつのフライに入って
4個(合計8個のカキ)とにかくジューシーで最高なのだ。
午後は排水溝の掘削作業。
このところ続いている雨のせいで
電線を埋めた溝に雨水が溜まってしまった。
溜まった水を排水するため溝を掘ることにした。
一部、岩盤があり手掘りでは厳しい。
知人から借りたハンマードリルに昨日購入した
コールドチゼルを取り付けハツリ作業。
堅い岩盤も軽々と掘削できた。
露天風呂の桶もどかして溝を掘り直した。
水の流れを確認すると、
いい具合に上流から下流に流れている。
その流れを最後まで追っていくと、
あれれ・・・
薪小屋の下に直径5センチ位の穴が開いる。
そこに流れ込んでいるではないか。
でもその水は一体どこに?

ちょっとしてからカミサンが
法面から水が溢れているのに気づいた。
驚いたことに薪小屋の下にできた穴は、
地中を貫通して法面まで繋がっていたのだ。
以前、植えたはずのスイセンの球根が
土とともに流れていた理由がわかった。
このまま、みず道が拡大して
地盤沈下しなければいいのだが・・・

3D画像

午前中は建築施工会社で打合せ。
パソコンのモニターには設計図をもとに
3D化された立体画像が映し出されている。
自由自在に方角を変えるのはもちろん、
室内の細部まで再現できるのだ。
外壁や屋根の形状、色を変えたり、
建具、家具を含む室内をイメージできる。
バーチャルゲームそのものだ。
午後は2回目の薪材運送作業。
30センチ間隔で玉切りした木材を
車に満載して家まで運んだ。
そろそろ薪小屋が割った薪で一杯になる。
新たな保管場所を考えなくては。

真夜中の大雨

天気予報とおり夜半から風雨が強くなり
明け方ピークを迎えた。
木々が揺れてきしむ音、山から流れ込む大量の雨水。
自然の猛威を感じ、同時に恐怖感を覚えた。
昼間ならまだしも、夜中だと不安になる。
暗闇のなか木が倒れたり、土砂崩れが起きたら・・・
余計なことまで考えてしまった。
おかげで寝不足だ。
大雨の中、依頼していた仮設トイレの
屎尿処理業者がやってきた。
もちろんバキュームカーは見たことはあるが、
自宅で処理してもらうのは初めてのこと。
汲み取り時間は3分程度、雨のせいか臭いもなかった。
町の指定業者のため法外な料金ではないはずだが、
時間の割には高額でちょっと驚いた。
ちょっと前までは下水道がない田舎では
汲み取り便所が当り前だったが、
現在は法律で浄化槽の設置が義務付けられている。
仕事内容と需要を考えると妥当な料金なのか。
午後になり雨は止んだが、
母屋の工事は水浸しのため本日中止。

ソーラーパネル配線工事 1

先週に続きソーラーパネル設置のため
東京から知り合いが来てくれている。
今回は太陽光によってつくられた電気を
直流から交流に変換するパワーコンディショナーや
使用電力メーター、ブレーカなどを接続する作業。
ソーラーパネルを設置すると、
電力会社からの送電ラインとソーラーパネルによって
発電された電気を送るラインが必要となり接続も複雑になる。
本職の知り合いがいてくれてほんとうに助かった。
運よく?電力会社の3相引き込み工事も同時にできてた。
接続が完了し、早速発電量を確認すると、
曇が多いながら時々太陽が出る状態で2.6kwを表示した。
快晴なら3kwは超えそうだ。

僕は先日掘った側溝にPF管を入れる作業。
手掘りでは掘れなかった岩盤の部分を
ハンマードリルを借りて掘削した。
それと以前から気になっていた
仮設ポールのガタつきを改善するため、
接地部分にコンクリートを流し込むことにした。
母屋の方は、ゲストルーム北側、回廊側の
フレームを立ち上げた。
全体の60%くらいのフレームが出来あがってきた。

大雪?

昨日はラジオで関東地方に大雪注意報が
出ているとひっきりなしに伝えていたが、
結局、都心では数センチの雪が積もっただけ、
沿岸部は雨にみぞれが少し混じる程度だった。
いつも思うが、わずか数センチの降雪で
大雪注意報って大げさじゃない?
一晩に数十センチ積もる雪国ならわかるけど・・・
降雪注意報くらいでいいのでは、
昔は都心でも数年に1回は
10センチ以上の雪が積もったり、
積もった雪が数日間消えなかった記憶がある。
温暖化の影響なのか、そのようなことはなくなった。
考えてみたら本格的な雪景色をしばらく見ていない。
以前は毎週のようにスキーに行っていたが、
長時間の運転と準備、後片付けが面倒になり
すっかり遠のいてしまった。
前夜に降った雪が止み、翌朝だれも滑っていない
新雪にシュプールを描くのは何とも言えない快感だ。
波乗りと同様に自然を相手にするスポーツは、
ほんとうに良いコンデションで出来るのはごく稀だ。
だからこそ当たった時の感動は言葉では表せないし、
忘れることが出来ない良い思い出となる。
今日は法面の木道を6メートル延長した。
敷地の一番端にあるお隣さんとの境界に到達した。
全長は30メートルを超え、残りは半分位だろうか、
一日中同じことをやるのは飽きるので
作業の合間を縫って地道に伸ばしていこう。

溝掘り

昨日は予報とおり、午前中から雨が降り始め、
午後にはみぞれ、暗くなる頃には雪まじりとなった。
ファミレスで朝食兼打合せのあと、
ホームセンターで畳のサイズと価格を調査。
家に戻ってからプランニングの1日だった。
一夜明け今日もどんよりとした曇り空。
ソーラーパネルの設置が終わったので
ログハウスの周囲を盛土し直した。
温かくなったら芝生を張りたいと思っている。
日当たりの良い南向きなのでうまく育つだろう。
午後から電線を埋設するための側溝掘り作業。
我が家は公道から約20メートルのところに
電線架設ポールが立っており、そこから
30メールの場所にログハウスとソーラーパネルが設置してある。
母屋間の接続を含め、屋外で使用する電線の全長は90メートル!
景観を考えると、家屋に引き込み線や敷地内に
電柱を立てたくないため埋設することにした。
電送距離があり、200ボルト電源のため、
太めの電線と埋設用PF管を用意した。
側溝は深さ、幅ともに30センチで約30メートル掘った。
ユンボ(掘削機)を使用すれば数時間の作業だが
人力だと1日かかりの作業だった。
途中から雨が降り出し合羽を着用して
泥んこになりながらの辛い土木作業だった。

ソーラーパネル設置

昨日からソーラーパネルの設置作業のため
知り合いが泊まり込みで来てくれている。
初日は法面側の架台設置作業。
パネルの架台を設置する下準備として
基礎工事まで済ませておいた。
左右の水平出しがポイントで
水盛りで高さを確認しながら、
モルタルの継ぎ足しを数回行った。
プロなら1回で終わる作業なのだが・・・
精度が気になったがスペーサーで
調整できる範囲でほっとした。
急斜面に足を取られながらも無事完了。
2日目はログハウス側の作業。
垂木の上に架台を固定し、6枚のパネルをのせた。
午後から法面側に12枚のパネルをのせ、
すべてのパネルを結線し接続ユニットに繋げた。

ソーラーパネルは通常屋根上に設置するが、
我が家は集光率アップのため、
屋根上とは別に地面(法面)にも設置した。
メーカーにはない特別仕様の架台を
知り合いのつてで製作してもらった。
無理なお願いにもかかわらず、
柔軟に対応していただいたOさんには大感謝!
来週も配線工事で再び来てもらう予定。