取引先の人と電話で話している途中、地震。最初は「あー地震ですね」なんていいながら仕事の話をしていたのですが、収まるどころか、揺れはどんどんひどくなる…「これは机の下に避難した方がよさそうですね」といって電話を切ったものの、オフィスには私ひとり…棚からファイルは落ちてくるし、ドアを開けようとしても足がフラフラして歩けないし、心臓はバクバクするし、いつまで経っても揺れは収まらないし…何をどうすれば分からず、落ちてきたファイルを冷静を装って棚に戻してみたり。こういうとき、一人だととっても不安です。
窓の外の様子をのぞいてみたら、人で溢れていたので、外に避難したほうがいいの!?と、慌てて荷物をまとめて外へ。たまたま地震のときに近くにいたダンナさんの幼なじみのF君が、私を心配して見に来てくれて、本当に心強かった! 余震も何度もあってすごく怖かったんだけど、誰か知っている人が近くにいるだけでこんなに心強いとは。F君、ありがとうございましたm(_ _)m
落ち着いたら、ちょっと前まで一緒に仕事をしていたJ姉さんが多分電車に乗っていただろうと心配になり、電話してみたけどつながらず…(夜遅くに連絡がつき、途中で電車が止まって最寄り駅で降りて自宅まで歩いて帰ったそうですが、無事でした。)
人形町のお店も建物が古いので、もしかして半壊してるかも…と確認の電話。こちらは固定電話だったので直ぐつながりました。建物も無事で、揺れの方向の関係なのか、棚から食器が落ちてくることもなかったようです。
千葉にいるダンナさんとはまったく連絡がとれず、つながったと思ったら圏外のメッセージ。連絡がとれないことが一番不安になります。山でチェーンソーで倒木作業か何かをしていて、揺れてチェーンソーで怪我をしていたら…とか、木が倒れて下敷きになっていたら…とか、心配したけど、夜中になって携帯の災害伝言板にメッセージが届き、無事が確認できて、一安心。千葉のほうはドコモが一時的に圏外になってしまったようです。
続々とテレビで被害状況が明らかになってきて、今回の地震がとてつもなく恐ろしいものだと分かってきました。続々とニュースで伝えられる地震と津波の被害の惨状に言葉もありません…。本当に、自然の恐ろしさを実感します。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一人でも多くの命が助かることを祈ります。
そして、これ以上何も起こらないことを祈りたいと思います。
月別: 2011年3月
屋根工事(3) – 面戸板
私の不在中の現場の様子です。
大地震の後も余震が続いていたので電車に乗るのはちょっと怖くなり、先週末は大谷木には行かず、東京で久々に義父母と過ごしました。といっても、こんな状況にも関わらず、週明けにレポートの提出依頼があったので、テレビを見ながら黙々とシゴトだったのだけど
テレビからは目も当てられないほどの惨状が映し出され、度々入る地震速報に原発の危機的状況…と情報の嵐に惑わされ、不安な毎日を過ごしていた私だったけど、ダンナさんは大谷木で日常を送っているようす。ちょっぴりうらやましい。テレビやネットがないというのも、時には幸せなのかもしれない。
今日は面戸板が取り付けられ、次はいよいよ野地板が張られます。
屋根工事(4) – 野地板
屋根工事(5) – ルーフィング
屋根工事(6) – 下準備
屋根工事(7) – 煙突開口部
リビング(カフェ部分)には薪ストーブを置きます なので、設置予定の場所の真上に、煙突用の開口を開けてもらいました。
煙突を壁から出してL字に曲げて上げたほう(壁抜きというらしい)が雨漏りしなそうでいいかな、と思ってたんだけど、薪ストーブの排気口から煙突を真っ直ぐ立ち上げて屋根を貫通させたほう(屋根抜き)が、すんなりと煙が上昇して排出されるので理想的だそうです。ただし、屋根を抜く納まりをきちんとしないと雨漏りなどの原因に
…というわけで、金物の職人さんにしっかりとした施工してもらいました。
ちなみに購入予定の薪ストーブはイギリスのチャーンウッド製コーヴェです。シンプルなデザインで、炎が見やすい大きな窓がお気に入りです
枝打ちした枝の整理
樹脂サッシ取り付け
私の不在中の現場の様子です。
南側のサッシには、アメリカ製のインテグリティ・ケースメントを選びました。外側は樹脂、内側は木製のサッシです。アルミサッシはお値段は手頃だけど無機質な感じなので、建物の顔である南側だけ、ちょっぴり奮発してこのサッシにしました。
今日はKさんの指導の下、このサッシを設置したそうです