デザインをどうするか

実際に不動産巡りをしてみると、古民家を改造するのは費用的に難しそう となると、土地を買って家を建てることになるんだけど、カフェ&ゲストハウスとして開業することを考えると、建物のデザインにもこだわりたいな。と思っていた矢先、人形町のお店をデザインしてくれたYさんがたまたまお店に来店 なんてタイミング
これもまた縁だなぁ。と思ったので、さっそくこの計画について話し、年明けにお話を聞いてもらうことになりました。
話を聞いてもらうには、資料をまとめなければ、と、簡単にまとめたのがコレ。

千葉県のいすみ市周辺の里山エリアで、300坪くらいの土地に、自然を生かした「ゆっくりと流れる時間を楽しむ休日」をコンセプトとしたシンプルな住居兼店舗(カフェ&ゲストハウス)を計画中です。
本来はすべてプロの方にお任せして建築すると思いますが、都市計画区域外でであること、家づくり自体も楽しみたいということでハーフビルド(ツーバイフォー)という形をとりますが、基本設計やデザインはプロの方の意見も取り入れたい。

今のところ、決まっているのはこの程度。これを骨にして徐々にやりたいことをまとめていきたいと思います。

施設全体図と間取り案

今日は第1回目のデザインの打ち合わせ。
私の方でラフ案を作って、デザイナーのYさんに手直しいただく形で進めていく予定です。私のラフ案はお披露目するほどのものではないので省略
簡単にまとめると…

  • 全体の敷地を5つのエリアに分ける。(パーキングエリア、ゲストハウス&カフェエリア、BBQエリア、芝生エリア、プライベートエリア)
  • 落ち着いた色使い(ベースカラーはホワイト系、アクセントカラーはダークブラウン系)
  • 平屋でシンプルなデザインと間取り
  • カフェには薪ストーブシーリングファン
  • ウッドデッキに出られるおおきな開口の窓
  • 開放的なバスルーム

…などなど。
イメージが伝わりやすいように、雑誌の切り抜きやらネットの画像を集めてYさんへお渡ししました。
どんなふうにアレンジされて戻ってくるか、ちょっと楽しみです

デザイン案、第1稿

待ちに待ったデザイン案の第1稿ができあがりました 私のラフ案と違って、さすがプロな仕上がりです。
元々、住居と客室の間にカフェ(リビングとキッチン)とバスルームを配置して、お客さんとの距離を置くイメージでいたのですが、間にコリドー(回廊)を挟んではどうか、という提案でした。確かに、横長な平屋よりは、間にコリドーがあったらステキ です。

簡易宿泊業の客室の広さ

簡易宿泊業の開業には、いろいろな条件がありますが、我が家のように、1日1組しかお客さんを泊める予定がないのに「客室の広さが内寸33平米以上」を確保するのはとっても難しいです
色々調べたところ…宿泊組数が1の場合は、宿泊者が専有出来る部分については面積に含
むことが出来そうなので、トイレは算入できそう。でも、リビングやバスルームはオーナーとの共用部扱いになるので算入できないようです。
ロフトは延べ床面積に含められそうなので、ロフトをあわせてなんとか33平米を確保する案で進めたいと思っています。

デザイン案、第2稿


色々とデザイナーのYさんとやりとりし、ほぼ、意見を出し合ったところでデザイン案の第2稿をいただきました
今回はパース図も作っていただいたのですが…イメージどおりで、言うことなし。あえて言うなら、このデザインのとおりにシロウトが作れるのか(セルフビルドですから…)、いくらかかるのか、という点だけ。
あとは買った土地の農地転用が無事終わって、基礎~屋根工事までお願いする予定のS産業さんとうまくすり合わせをしてもらえば、工事に入れるかな

デザインの最終確認

無事、農地転用の許可も下り、そろそろ本格的に建築計画を進めるフェーズに入りました。
デザインナーのYさんに引いてもらった図面を見ながらの最終確認です。要望どおりのとーーーってもいいデザインなんだけど、図面を見ていっそう感じました。
これ、自分たちで作れるのかなぁ。

現地お披露目

建築を本格的に始めるにあたり、デザインナーのYさんにも現地を見てもらうことに。今までも写真で雰囲気を伝えていたのでイメージが違う、ということはないと思うけど…
今回、デザインに関してはデザイナーのYさんと私、施工についてはKさんとダンナさんの2チームに別れて作業を進めているので、全体イメージのすり合わせも行いました。
打ち合わせの後、あいにくの雨の中、現場へ 反応は…ビミョウ 天気がいいととっても気持ちがいい場所なんだけどなぁ。

ショールーム巡り

ゲストハウスのお風呂はやはりこだわりたい。のだけど、予算もあるし…イチから作るのはコストがかかる。絶対外せないのは、北側の山林が一望できる大きな窓 そして、バスルームから外のデッキに出れること。露天風呂のような雰囲気にしたいのです。デザイナーのYさんは、作っちゃえという考えだけど、施工担当のKさんからは、予算のことを考えるとハーフユニットバスを使ってみれば とのアドバイス。実際にどんなもんだかショールームへ現物を見に行くことにした。
あまりニーズがないのか、TOTOのショールームに1点展示されていただけ。広さも2サイズしかないし… なやみどころ ユニットバスよりはいいけど、やっぱりバスタブと床のイメージ違うなぁ。どうしよう。

照明プラン

店舗の照明プランはとっても大事。食事が美味しく見えるのはやっぱり白熱灯だけど、電気代を考えると… 人形町のお店は、ほとんどの照明を白熱灯にしているので、照明だけでとんでもない電力消費量で電気代がハンパないんです
ここ最近のLED電球は、白熱灯のような暖かみのある色も出せるとのことで、今回はほとんどの照明をLEDにする予定です。
LED電球の長所は、なんといっても省電力と長寿命 調べてみると、LED電球の電気代は、7.5Wの一般電球タイプのもので、6時間使用で約1円らしい
それに、LED電球は虫が好んで寄ってくる波長の光を出さないらしいので、我が家みたいな自然いっぱいの場所にはもってこいです。
基本的にはLEDのダウンライト、カフェの部分はペンダントライトにし、照明は最小限にすることにしました。カフェ(サロン)の部分は、薪ストーブを入れるので、調光で暗めにして、炎を楽しめればいいな、と思います。
外照明は、本来なら明るくライトアップするのだろうけど、もともと隠れ家的な施設だし、外を通りがかる、ということもないので、部屋の中から外を見たときに庭がキレイに見えるとか、庭を歩いていて危なくない、という位の照明に落ち着かせたいな、と思っています。

建築費用の見積もり

建築費用の見積もりが出きました、と連絡を受け、午前中半休をとって、朝イチでS産業さんへ 予想通り、予算をかなりオーバー 今の案は、自分たちがやりたいこと満載な案なので、ここから、妥協できる部分を削って予算内に納めなければ。まだまだ先は長そうです