私の不在中の現場の様子です。
ここのところ雨というとゲリラ豪雨ばかり。うちは屋根が大きい(約200平米)うえ片流れなので、大量の雨が滝のように流れてきます その勢いは、地面が削れるほど そして、粘土質の土だから、ドロドロのぬかるみになって車がスタック・・・なんてことになります
先週末にやっと破風板をとりつけたので、今週はさっそく雨どいをつけることに。セレクトしたのはパナソニックのアーキスケアE。色は屋根や破風板と同じブラックです。
デザインを考慮すると、縦といは両サイドだけにしたいところだけど、雨量から計算すると落とし口は4つ必要らしい でも、建物の入口になる回廊の両サイドにも縦といがあるのはイヤだったので、なんとか3本ですむように軒といに勾配つけたり、縦といのパイを大きくしたりして、やや容量オーバーだけどなんとか3本ですむように収めてしまいました。ゲリラ豪雨が長時間続くとあふれちゃうかもしれないけど、まぁ、その時はその時ってことで
今日もダンナさんの両親が手伝いに来てくれたおかげで、順調に軒といの設置が終わったみたいです。いつもありがとうございますm(__)m
月別: 2011年8月
屋根工事(11) – 縦とい
天井工事(3) – 南側の軒天下地
軒天にはブラウンの有孔ボードを設置する予定だったけど、南側は部屋からランマガラスを通して軒天が見えてしまうし、回廊の天井(杉パネル)と材料が違ってしまうのもデザイン的によろしくないということで、急遽、屋外も杉パネルを貼ることにしました かなりの量のパネルを貼らなくちゃいけないので作業は大変だけど、出来あがった時にはきっと「大変だったけど杉パネルにしてよかったね~」となると思います。
今日はその下地材のケイカルボードの設置。でも・・・化粧梁があるのでところどころ垂木が化粧梁に隠れてしまって打ち付けるところがなく、補強用の桟を入れるハメに これが結構面倒みたいで、ダンナさん、へたばってました がんばってー
天井工事(4) – タイベック貼付
天井も同じく下地材を打ち付けてから杉パネルを貼る予定だけど、室内の天井は屋根の熱気を少しでも遮断できるように、裏にタイベックシートを貼ることにしました。タイベックのサイトを読むと、夏は屋根からの熱を遮断し、冬は屋根から熱を逃さない効果があるそうです
ベニア板の4辺に両面テープを貼って、タイベックシートをベニア板に合せてカット&貼付けます。こういう単純作業は私の担当 壁材や梁を塗装したときもそうだったけど、淡々とひたすら同じ作業をするのって結構つらい なんといっても暑いしね…早く涼しくなって欲しいなぁ~。
天井工事(5) – 桟入れ
天井工事(6) – 天井下地
サッシ工事(9) – 特注サッシの木枠塗装
今日は人形町のお店がお盆休みなので、両親がそろって遊びに来てくれました 母は何回か遊びに来てくれてたけど、父はいつも「家も建ってないのに行ってもしょうがないだろう」なーんて悪態をついていて、多分、今日来ることになったのも、母が1回くらい行きなさいよ とお尻をたたいたんだろうと思う
着いたとたん、「テレビはないの」「えー。ご飯は外で食べるのか」なんて言っていた父だったけど、なんだかんだ気に入ってくれたみたいで「こんなにいいところだと思ってなかった 」とか「外で食べるとご飯が一段と美味しいなぁ」なんて言って、しまいには日帰りの予定だったのに、泊まってくれました
昼は親子3人でサッシの木枠を塗装。めちゃくちゃ暑かったのでみんな汗だくだったけど、作業を終えてドン冷えにしたスイカを皆で頬張ったときは、なんだか子供の頃の夏を思い出しました。
天井工事(7) – 回廊の軒天下地
天井工事(8) – 天井裏の換気
我が家は1.5寸勾配の垂木の間に断熱材を入れる屋根断熱で、天井材を垂木に直接打ち付ける勾配天井。
本来、小屋裏(屋根と部屋の天井との間の仕切られた空間)がなければ、通気は考えなくてもいいとされているらしいけど、真夏の屋根の温度は尋常ではなく、それを断熱材だけで遮断するのは無理だと思うし、周りのお友だちも「ロフトはカッコはいいけど暑くて夏は過ごせないよ」と言っていたので、屋根からの熱風を天井下地のタイベックで遮断しつつ、屋根勾配に沿って熱風が流れて(暖かい空気は上に向かって流れるので)南側の軒換気材から出す…という予定でした。
が・・・
説明不足もあり、躯体工事をお願いした工務店さんが垂木の間全部に、ご丁寧に面戸板をつけてくれていて… 外そうにもガッツリ固定されてて外せず、結局、穴を開けて通気することになってしまいました
最初は木工用ホールソーで挑戦。時間がかかる上、釘に当たったとたん、刃がダメになっちゃいました 次は電動ドリル。せっかく貼った断熱材がドリルに巻き付き、断熱材がとれちゃうわ、穴が小さすぎてたくさん開けなきゃいけないわでNG 結局、厚板用の自由錐(キリ)を使うことに。厚板用といっても28mmまでで、面戸板(ツーバイ材)の厚さ38mmには足りないので、両側から攻めなくちゃいけません それでもこれが一番よさそうです。
自由錐は今回初めて見た道具なのですが、なかなかのスグレモノ。電動ドリルにつけて使います。仕組みはコンパスと同じで、エンピツ部分が刃になっている感じ。センター部が錐でもう一つの刃が円を描くようにその周りを回って削っていきます センターはやや長めになっているので、裏からはその穴にセンターを合わせれば、位置はそれほどずれずに両側からカットして切り落とせます。
ただ、ダンナさんの様子をみていると、どうも扱いづらそう 刃が動くから、力を入れながらバランスをとるのが難しいみたいで、なんか刃がブレてる。切り落とした木片も、ホールソーは綺麗な面だったけど、自由錐はギザギザ。見えない部分だから穴さえ開けられればそれでいいけど、バランスくずしてケガしないように気をつけてね 今週末は涼しいからいいけど、暑い中やってたらボーっとしてケガしそう