ふきのとうがあちこちに!


今日はずっと気になっていた、法面の草がボーボーに生えている部分の草むしり
草刈機どころか剪定ばさみもなかったので、地道に花ばさみでちょきちょき雑草を除去してたら、続々とふきのとうを発見 こんな身近で山菜がとれるなんて、うれしくなっちゃう
法面は何にも使い道がないよ…と悲観してたけど、がんばった甲斐がありました。草むしりをしたら平坦な部分が出てきたんです 切り株を除去して耕せば、畑にできるかも
…ということで、次回は切り株の抜根に挑戦です
しかし、花ばさみでこれだけの雑草を切るって大変。手に力はいらなくなっちゃいました。親指の付け根が筋肉痛です

日本タンポポ

午後は大谷木へ。前の田んぼでは田植えが始まりました。同時に、カエルの鳴き声がどんどん大きくなってきます でも、なぜだか心地いいんだなぁ。これが。そのうち雑音に感じてくるのかしら
柿の木にも新しい葉が芽吹き、タンポポも咲き始めました。たくましい雑草も日ごとに成長しています 早く草刈機を買わなくっちゃ。

この間、ガンコ山のマスターにタンポポの見分け方を教えてもらったので、咲いているタンポポをチェックしてみた。ほとんどが、数が少なくなったといわれている日本タンポポ 家づくりが始まったらユンボで削る予定の場所に生息しているので、種をとって別の場所に繁殖させなくっちゃ。
花も観察してみた。西洋タンポポのほうが花びらが細いけど数が多くてボリュームがある感じ。日本タンポポは花びらの数は少ないけど1枚1枚が大きいかなぁ。
自然の中にいると色々と新しい発見があって楽しいデス 都会に住んでるとタンポポのガクを見るなんてことしないもんなぁ。そういえば最近、都会ではタンポポ見かけないかも 子供のころは、綿ぼうしに息かけて飛ばしたりしたなぁ。

日本タンポポと西洋タンポポ
ガク片(茎と花の接続部分)が反り返って下を向いているのが西洋タンポポ。反対にガク片がピタッとくっついて上を向いているのが日本タンポポ。さらに、日本タンポポは春にしか開花しないけど、西洋タンポポは春から秋まで随時開花するそうです。

別名:-
科名:キク科科
多年草

ニワゼキショウ(庭石菖)

あちこちに群生して咲いていたかわいらしい野草。

別名:ナンキンアヤメ
科名:アヤメ科
多年草
一日花ですが、次々と咲く上、群生しているのできれい 花色は白とピンクと二種類あるようですが、我が家にはなぜか白しかありません。縞々の小さな球形は、花が散った後にできる実。繁殖力が強いそうなので、タネを採取してみたいと思います。

シロツメクサ(白詰草)

昔懐かしいクローバー 子供の頃、よく王冠とか作ったなぁ。砂を盛り土した部分にも生えていたので、よっぽど強い植物のようです。

別名:クローバー
科名:マメ科
多年草
シロツメクサの名前は江戸時代にオランダからガラスの器を運んだとき、割れないように詰め物として入っていたから、だそうです
四つ葉のクローバーを見つけると幸運が訪れるというのは有名な話ですね

アカツメクサ(赤詰草)

シロツメクサ(クローバー)の色が赤いだけ、と思っていたのですが…見比べると葉っぱの形が違う いわゆるクローバーの形じゃなくて細長い。葉っぱにはテントウムシがたくさんいました。

別名:ムラサキツメクサ(紫詰草)、赤クローバー
科名:マメ科
多年草
シロツメクサ(クローバー)に比べて草丈が高い分、草の量が増えるから緑肥作りにはいいらしい。

テントウムシ
アブラムシやハダニなどを捕食する益虫。模様が28個あるテントウムシダマシはテントウムシに似ているけれど、ナス科の植物の葉を食する害虫です

ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)

人間は食べないけどヘビが実を食べるからなのか それともヘビがいそうな湿ったところに生えているからか 「オニ」とか「イヌ」とか「ヘビ」とか名前につくと、似た形をしているけど食べられない植物のことを指しますね。「イヌ」は犬じゃなくて否かしら

別名:-
科名:バラ科
多年草
半日陰のやや湿った環境を好むらしい。うちでも、まさにそんな場所に生えてました。最初、ヘビイチゴだと思っていたのですが、調べたらヘビイチゴは実に光沢がなく、ガクも小さめ。我が家に生えていたのは、光沢があってガクも大きかったので、ヤブヘビイチゴでした。

ノアザミ(野薊)

鮮やかな紫色が緑によく映える、ノアザミ。きれいだなぁと思っても葉を触るときは注意 トゲトゲしているので、痛いです

別名:-
科名:キク科
多年草
アザミ類の大半は夏から秋にかけて開花しますが、ノアザミは春に咲きます。春にアザミを見かけたら、ノアザミと思っていいらしい。タンポポと同じように冬は地面に葉を広げていて、鋸歯の先端は棘状になっているので、トゲトゲしています。

ラショウモンカズラ(羅生門葛)

紫の小さな花が房のように咲いていました。数はすくなかったけど、野花にしては大きな花だったので、結構目立ってた

別名:-
科名:シソ科
多年草
京都の羅生門で渡辺綱(頼光)が鬼退治をしたときに切り落とした鬼の腕に見立てた名前だそうです。ちょっとコワイ シソ科の茎は四角らしい。今後チェックしてみよう

ヒレハリソウ(鰭玻璃草)

薄紫色の釣鐘状の小さな花が房のように咲いていました。

別名:コンフリー
科名:ムラサキ科
多年草
魔法の草、奇跡の草と言われるほど生育が旺盛で場所を選ばず育つが、やや湿り気のある場所を好むらしい。ことごとく、我が家には「湿気」が好きな植物が多い
コンフリーは古くから薬草として珍重されてきたのですが、近年、肝障害の事例が海外で多く報告されているそうで、摂取が規制されているそうです

イモカタバミ(芋片喰)

ところどころに濃いピンク色のカワイイ花が群生していました 花だけじゃなく、葉もハート形でカワイイ でも…葉っぱの裏に黄色い粉がふいているような… どうやらサビ病という病気のようです。来週、草刈機が届くので、雑草刈りをして環境をよくしなくっちゃ

別名:フシネハナカタバミ
科名:カタバミ科
多年草
カタバミ(片喰)という名前は、夜になると葉が閉じて片方だけ食べられたような形になることから由来しているそう。 また、根っこが芋状になっているカタバミだから「イモカタバミ」です。かわいい花なのにヘンテコな名前です

イモカタバミとムラサキカタバミ(紫片喰)の見分け方
色が薄くておしべの葯(やく)が白なのがムラサキカタバミ、色が濃くておしべの葯が黄色なのがイモカタバミです