アマガエル


畑のお手入れをしていたら、枝豆の葉っぱにアマガエルが。カメラを近づけたらチラリとこっちを向いて、目が合いました
朝方や日が暮れ始めるとき、雨が降りそうなときに田んぼでグワッグワッと大合唱してるのが、このアマガエルたち。風情のある鳴き声です。
先月はすごい勢いで鳴いていたのに、ここのところ落ち着いたなぁ…と思っていたら、どうやら先月はの季節だった様子。ちっちゃな子ガエルがあちこちでピョンピョン跳ねてます。ちなみにこのアマガエル、まわりの色で体色が変化するそうです
対して、堰から聞こえてくるウシガエルの鳴き声は、風情とはほど遠く騒音のよう…グォーグォーといびきのような低音の声が一日中聞こえます。どうにかならないかなぁ。

アリに噛まれたッ!

畑の周りに雑草が生い茂っていて、草払い機で草刈りしてもあっという間に大きくなっちゃうので、今日は根っこからやっつけようと、ひたすら雑草抜きをしていたら、どうやら根っこにアリの巣があったようで、根っこを引っこ抜いた瞬間、大量のアリが… 長袖に長ズボン、地下足袋で完全防備していたので気にせず作業を進めていたら、太ももがイタッ どこからかアリが入って、噛まれたようです
作業が終わって噛まれたところを見てみたら、びっくり。蚊に刺されたときよりもずっと腫れてます。痒いというか、チクチク痛いというか…噛まれたとこの周り10cmくらいがぷっくりと腫れてしまいました 虫さされの度に腫れて水ぶくれやしこりができてしまう体質なので、ステロイドと抗生物質と抗ヒスタミン剤配合の塗り薬を常備してる私。今回も早めにお薬を塗って対処。少ししたら腫れも引きました。でもぶり返すんだよねぇ、虫さされのかゆみって ちゃんと虫さされ対策してたのになぁ。今度からアリにも注意しなくちゃ。
後日、ネットで畑にいるアリのこと調べたら、「アリはアブラムシの分泌液(密)をもらい、その代わりにアリはアブラムシを外敵(テントウムシなど)から守る共生関係にある」という記述が
なんてこと じゃあ間接的に害虫じゃない アリがたかっている植物にはアブラムシがいるってことか…はやく退治しなくっちゃ アリの巣コ●リ買ってこようかな でもこれって無農薬じゃなくなっちゃうのかなぁ

はぐれボタル

夜、ランタンを灯しながらくつろいでいたら、ほんわりとした明かりがちらほら。
ホタルだぁ
ホタルといえば、環境のバロメータ。きれいな水がある場所にしかいないから、ここにはいないと思ってた。だからダンナさんと二人で大喜び
この間、ガンコ山ではぐれボタルを見つけたとき、マスターが「平家ボタルは多少水が汚れていてもいるよ」と言ってたので、きっと平家ボタルだと思う。でも、自宅のお庭でホタルが見れるなんてこの上ない贅沢 欲を言えばもっとたくさん飛んでいるといいなぁ
後日、ネットで調べてみたら、源氏ボタルはエサとなるカワニナが住めるようなきれいな川沿いにしかいないけど、平家ボタルはモノアラガイやタニシがいる田んぼ付近にも現れるとか ちょっと嬉しい話を見つけました
ちなみに、ホタルは湿度が高いときによく見られるそう。雨あがりで蒸し暑かったから出てきたのかな。また蒸し暑くて無風の夜に観察しなくっちゃ。

源氏ボタルと平家ボタルの見分け方
平家ボタルのほうが一回り小さく、全長1cmくらい。赤い背中の部分の模様がダイヤなら源氏ボタル縦の線なら平家ボタル。光る間隔も源氏ボタルは2~4秒に1回、平家ボタルのほうが1~2秒間に1回と点滅が早いそうです。

暮らしてみないと分からない!?

週末、田舎暮らし(といってもまだ家はないけど)を初めて半年。暮らしてみないと分からないことにたくさん気づきました。
雑草は刈っても刈っても生えてくるけど、同じ種類のものがまた生えてくるだけじゃなく、季節によって違う種類の雑草が生えてくること。春先の雑草と、今の雑草は全然種類が違う
虫たちも同じで、湿度の多かった梅雨時期はムカデダンゴムシが多かったけど、日差しの強い今の時期は、羽アリがたくさん飛んでます。玉虫もどこからともなくやってきて、薪に卵を植え付けている様子。
5月頃はアマガエル、6月はウシガエル、今の時期はセミと、聞こえてくる虫の鳴き声も季節を感じさせてくれます
何もない静かな場所…と思ってたけど、生き物は驚くほどたくさん住んでます しかも都会では見たことないような虫たちが。

ショウジョウトンボ


ショウジョウトンボ。頭の先から尾っぽ(?)の先まで、真っ赤っか でも、いわゆる”赤とんぼ”の仲間ではないそうです
「ショウジョウ(猩々)」は、酒をよく飲む想像上の動物のことで、大酒飲みという意味でも使われるらしく、酔っ払った様子から「深紅」を想像させる言葉らしい。
近くにシオカラトンボも飛んでいたから、隣に止まらないかなぁ…としばらくシャッターチャンスを狙っていたけど、そうはうまくいきません… 赤白2頭(トンボの数え方は「頭」です)が並んでると様になると思ったんだけどなぁ。残念。

ヤブ蚊に刺されて、病院へ

一昨日、ダンナさんの竹やぶの整備を手伝ったときに蚊に3カ所くらい刺されたらしく、昨日から腕がパンパンに腫れてしまいました 長袖着てたんだけどなぁ。薄地じゃダメなのかしら…
蚊以外にもアリやダニに刺されると、まず間違いなく腫れて水ぶくれやしこりができちゃうアレルギー体質の私。いつも皮膚科でもらった薬を持ち歩いているのですが…今回はそれでは効かず かかりつけの皮膚科に行って抗生物質をもらうハメに。。。こんなんで病院に行く私が田舎に住めるのかぁとまた不安になってしまったのでした。ちなみにダンナさんも数十カ所刺されてたけど、腫れることはなくちょっと赤くなっただけだったそう…いいなぁ。
虫さされ予防のために長袖長ズボンで重装備すると、夏のキョーレツな日差し熱中症になりそうだし、かといって薄手の生地だと服の上からも刺されちゃうし、困ったモノです。虫除け効果のある作業着、あれば売れると思うんだけどな。

カマキリ


虫嫌いの私だけど、見るだけならもう大丈夫。この頃、免疫ついてきました
今日、目の前に現れたのは10cmくらいの大きなカマキリ。Oさんがちょっかい出してたから、威嚇してます
カマキリは肉食昆虫で、植物についた害虫を食べてくれる益虫です。カマキリさん、にっくき害虫をどんどん食べちゃって

彼岸花


秋分の日を中心に前後3日の1週間は秋の彼岸です。コンビニにおはぎが並ぶ季節です
今週、大谷木で目についたのが、彼岸花
名前の由来通り、ちょうどお彼岸に咲きました。キレイです…といいたいところだけど、私はちょっと苦手
枝も葉も節もなく、花だけが咲いてて、毒々しい色とカタチ。どうしても不気味な感じがするんだなぁ それに、生き方もちょっと怪しい。花が枯れてから葉っぱがでてくるとか、根っこには毒があるとか、ね。

狩をする蜂、ジガバチ


ハチをみると「刺される」と思って逃げ回ってたけど、ハチが攻撃するのは、巣を守るためと自分自身を守るためだけ、何もしなければ刺されないよ、と聞いてから、飛んでてても気にしないようにしてる。慣れてきたとはいえ、ブンブン音がすると、ちょっとビビるけど
でも、スズメバチは別格 見かけたら、即、静か~にその場を去ります。
最近、よく見かけるのが、黒くて細長いハチ
シャクトリムシやらバッタやらを抱えてやってきて、ダンナさんの作業靴やらござの中に虫を置いている様子。調べてみると…

ジガバチ(似我蜂)
黒色で細長く、腹部の上部が赤い。産卵前に、幼虫のための食料にする獲物を麻酔機能のある毒針で刺し(腐らないように殺さない)、巣を作って獲物を運び入れ、産卵する。巣は作るが単独で生活する。人間を攻撃することはないが、素手でつかんだりすると刺されることがある。

ホッ。とりあえず害はないハチみたい。産む前に子どものために食糧を用意してる…なんて聞いたら、退治する気になれません。しかもシャクトリムシやバッタを捕まえてくれるんなら、益虫です
ついでに、刺すハチについても調べてみた。
刺すのはメスのハチだけ。へぇ~。針は産卵管由来の器官だから、オスには針はないらしい。知らなかった
刺すハチの代表は、アシナガバチスズメバチミツバチマルハナバチといった社会性のハチ。巣や自分の身を守る為に攻撃してくるとか その他にも刺すハチ(ジガバチやクマバチなど)はいるけど、よほどのこと(手で触るとか)をしないと刺さないらしい。ふむふむ。
社会性のハチが怖いのは、攻撃するときにフェロモンを発し、そのフェロモンで仲間が寄ってくること 巣の近くには絶対に近寄らないように。特に繁殖期に当たる8月から10月は要注意 ハチの被害もこの3ヶ月に集中するらしい。なるほど、だから最近ハチをよく見かけるのね
やっぱり、ハチ、怖い…

どんどん増える彼岸花


法面の部分に、続々と彼岸花が咲きました。毎週末、大谷木に来る度に増えてます。最初はひょろひょろとしててキレイとは思えなかった彼岸花だけど、これだけ群生してるとなかなか”サマ”になりますねー 秋の田園風景といったところでしょうか。
法面の下のほうに群生してうから、多分、うちの前に広がる田んぼのあぜに植えたものが広がっているんじゃないかな。ちなみに、田んぼの畦に植えるとモグラ除けになるらしい。(根っこの毒を食べて死んじゃうのかな
もうちょっとお手入れすれば、もっときれいに群生させられるかなぁ。時間ができたら、球根を取り出して分球して植え直してみようっと。