外壁工事(1) – ハウスラッピング・その1


私の不在中の現場の様子です。
ハウスラッピングの作業をひとりでしようとしたけどうまくできなかったようで、義父の助けを借りて作業をしたみたい 2日間も手伝ってくれたおかげで、3段目まで張り終えたようです。

外壁工事(2) – ハウスラッピング・その2


我が家は南向き、ガンガンに日が照りつける環境なので、透湿・防水・遮熱の機能を備える「タイベック シルバー」を使うことにしました。
まずはシートの下の位置にあたる部分に両面のブチルテープをぐるーっと1周、貼っておきます。
貼り終えたら、シートの端をひとりが持ち、もうひとりがロールを持って、墨だしした位置にあわせてクルクルと壁に巻き付けるようにシートを当てていきます。あまり長くするとシートがばたついちゃうので、お互いの手を伸ばして届くくらいの距離、4mくらいずつ作業するとやりやすいかな。

ふたりでシートをピン!と張った状態で、念のために平行を確認してから、両端と真ん中をタッカーで留めてから、その間を埋めるように100mmくらいの間隔でしっかりシートの上部を留めていきます。
出隅(山折り部分)や入隅(谷折り部分)は都度、木片などでしっかり角にシートを押しつけて角を出します

針がしっかり打ち込めなかったら、かなづちでしっかりと打ち込みます 上が固定されたら、ブチルテープの剥離紙を剥がして、シワにならないようにシートを張りながら下部分を貼り付けたら、ひとまず作業完了。これをひたすら繰り返します。
そして、1周おわったらまたブチルテープを貼るところから繰り返し
・・・という具合にどんどん家をシートでグルグル巻きにしていきます。
この作業の注意点は、シートを継ぎ足す場合は、重ねしろ(左右)は150mmとってテープで確実に留めること、段の重ねしろ(上下)は90mmとること。あとは一枚続きで長ーく巻いていると、微妙に角度がずれてくるので、墨だしをしっかりして平行に貼ること、かな。
4段目を貼っている途中で、シートがなくなってしまったので作業は一旦中止 急いで追加注文しました。続きは来週、かな

外壁工事(3) – 胴縁の取付・その1


私の不在中の現場の様子です。
防湿シートの上に厚さ15mm幅45mmの胴縁を取り付けます。胴縁の役割は、通気層を確保し、湿気を軒裏へ逃がすこと。なので、開口部まわりの胴縁はぴったりくっつけず、30mmほど通気用の隙間をあけて取り付けが必要です
我が家の外壁は横張りなので、胴縁は縦方向に取り付けます。オークションで入手した中古のエアー釘打ち機が調子いいらしく、作業も順調に進んでいるようです

外壁工事(2) – ハウスラッピング続き・その3


追加注文したタイベックが届いたので今週はハウスラッピングの続き。前回ほとんど貼り終えたのですが、残っているのは最上段。ここは梁の凸凹や屋根の傾斜を考慮して型取りをしてから貼る作業なので、少々面倒なのだ それに、上向いて作業するのは結構ツライ 手もずーーっと上にあげてなくちゃいけないし。肩を亜脱臼して治ったばかりなのにこんな作業をしていたからまた調子悪くなってきた・・・
わたしたちは二人とも背が高いので足場の最上段に乗って背伸びすればなんとか軒天まで手が届くけど、背が低かったら届かないんじゃないかなぁ。
そういえば、型をとっているとき、中にキイロスズメバチが入ってきた。ダンナさんいわく、ここ数日、毎日のように来てウロウロしているみたい 何もしなければ向こうから攻撃してくることはないので放ってるけど、巣でも作られたらタイヘンなので、近いうちにトラップをしかけなくちゃ

外壁工事(4) – 外壁材の買い付け


外壁は、あいじゃくり加工された杉板をずらして重ねて下見張りする予定です。コストを下げるために、某ホームセンターで見つけた、ログハウスの屋根の下地材で使った杉荒板*1を買おうとしたら、在庫がないと言われ急遽ネットで探すことに。でも、これが結果オーライで、とってもいい業者さんを見つけることが出来ました 楽天にも出店しているイーウッド(以奈場木材)さんです。大量に購入するということで、色々相談に乗ってくれました。杉材もピンキリで・・・節アリ/ナシ粗/超かんな仕上げなどがあり、、実物を見てみないと違いが分からないから選べない・・・
というわけで、今日は会社を休んで、2トントラックをレンタルし、ダンナさんと外壁用の杉板を買い付けに成田まで行ってきました
実際に見てみると、某ホームセンターで買う予定だった杉材とは比べものにならないほどいいモノでした 東西の壁は節アリ・粗かんな仕上げ・半乾燥品のお買い得品(3.09平米で3,290円)を、南と回廊は建物の顔でもあるので、ちょっと奮発して節ナシ・超かんな仕上げ・人工乾燥・反り止め溝加工付きの高級品(3.09平米で7,650円)をセレクトしました
全部で41束、205本 運ぶのもひと苦労で腕がパンパンになりました。疲れた~。

  • 注1表面仕上げや乾燥処理をしていない削っただけの木材

外壁工事(5) – 外壁材の下塗り・その1


外壁に選んだ塗料は、オスモのウッドステインプロテクター。色はローズウッドです。撥水性に優れ、防腐、防藻、防カビだけでなく、UVカット効果もあるそうです。キシラデコールは3回塗りだけど、オスモは2回塗りで効果も長持ちするらしいので、値段は高いけどオスモをセレクトしました。
ログハウスの床を塗る時にローラーを使って大失敗したので、今回はきちんと塗りかたをチェックしてから作業開始。オスモのマニュアルどおり、硬い刷毛でうすーく、塗っていきます。すぐかすれちゃうので、結構手間がかかる。塗るというより、ゴシゴシ押しつける感じ。しかも、濃い色を選んだのに、塗れているんだかよく分からないほど色が付かないし・・・乾いたら色が濃くなるのかなぁ どのくらいの量を塗れば薄塗りなのかイマイチよく分からない・・・
夜、オスモのHPをチェックしたら「プレーナー仕上げの場合は1Lで約12平米塗装できます。1平米に約84gを2回に分けて塗布します。(1回目塗り50g、2回目34g)」とあったので、計算してみると・・・1束は約3平米だから250mLで、1回目が150、2回目100か・・・多分塗る量が多すぎる気がする・・・明日は量りながら塗ってみようっと。
結局、ダンナさんとふたりで1時間強作業して塗れたのは4束…1/10の量です。しかも結構手首痛いし 二度塗りのことを考えたらちょっと苦痛に思えてきました・・・ 作業中に歌でも歌わないとやりきれない感じです

雨対策


昨日の夜から。せっかく昨日塗装した壁材に雨がかかってしまって水玉模様になってしまいました 乾いたら元に戻るかしら
今日も引き続き塗装する予定だったけど、残りの壁材にも雨がかかってしまったので乾燥するまで作業はおあずけです
これから梅雨になるし、まだ特注サッシは入りそうにないので、とりあえず雨よけ&日よけにブルーシートをかけてみました。

午後はOさんがバリ島みやげを届けに来てくれました。天気も良くなったので、ついでに北側のサッシ周りの防水テープ貼りもお手伝い 私は、軒下に入る部分の防水シートを化粧梁のところでカットする作業。背伸びしてやっと手が届くくらいのところの作業なので、肩が疲れた・・・
夜は銭湯に行って、外食してOさんとダンナさんはすっかりいい気分になっていました。たまにはこんな日もいいよね。

外壁工事(3) – 胴縁の取付・その2

北側の外壁は、日当たりもあまりよくないし、1/4くらい地下に入ったような環境なので、サイディングかガルバなどの耐久性がよくてメンテしやすい素材にしようと思ってたんだけど、震災の影響で欲しい材料が手に入らなかったり、コストが高かったり・・・ どれも一長一短でコレという決め手がない デザイナーのYさんは4面とも木がいいというし、耐久性がないといってもちゃんとメンテすれば10年くらいはもってくれるだろうし、コストは一番安くすむし・・・というところで、ダンナさんと協議した結果、4面とも杉の下見張りにすることにしました
というわけで、今日は保留にしていた北側の胴縁の取り付け作業です。Oさんにもサッシ周りの胴縁の取り付けを手伝ってもらいました。今日は日差しも強くて夏のような陽気 汗だくでの作業となりました。Oさん、いつもありがとうございます
エアー釘打ち機が壊れてなければ、作業もはかどったんだろうけど、壊れて修理に出してるので、スリムビス&電動ドライバーで地道に取り付け 作業時間も手間も倍以上、いや、5倍は違うなぁ。エアー釘打ち機は偉大だ
GW10連休の間に外壁を貼り終える予定だったけど、胴縁の取り付け中にエアー釘打ち機が壊れてしまったせいで、結局1枚も張れずに終わってしまった・・・
これから梅雨&暑くなるというのに、早く張らなくっちゃ。

外壁工事(3) – 胴縁の取付・その3


私の不在中の現場の様子です。
北側の残っていた部分の胴縁の取り付けが終わりました。
4面とも杉の下見張りにすることに決めて胴縁を取り付けしたものの、北側は壁高が4500mmもあるので、メンテ(再塗装)の都度、足場が必須になってしまうということに気がつき、やっぱりガルバリウムにすることにしました。チューオーのセンターストライプだと、ウレタンが入っていて厚みが18mmあるので、取り付けた胴縁のサイズで問題なく施工できそうです。

外壁工事(5) – 外壁材の下塗り・その2


前回は刷毛で塗装してかなり時間がかかってしまいました オスモのHPの動画を見たら専用コテを使って簡単そうに塗れていたので、専用コテを使うことにしました。使って正解 一度にたくさんの面が塗れるし、伸びもいい 値段はちょっと高いけど、スペア部分が交換できるので、長い目でみたら経済的じゃないかな
コテバケに塗料をちょっとつけて、チョンチョンと配り塗りをしてから、押しつけるように塗り伸ばすように塗るのがコツのようです。あと、乾燥しやすいのか、すぐに粘度が高くなっちゃうので、塗料缶から少しづつ塗料を小出しにすること。一度にたくさんの塗料を出して作業をしていると、すぐにネバネバになっちゃって塗りにくくなっちゃいます
心配していた色も、ちゃんと濃いいい感じの色になりました。前回は、塗料の混ぜ方が足りなかったみたいです