屋根工事(1) – 垂木がけ


ここのところ、たびたび雨が降るので少し壁工事に時間がかかってしまいました やっと、今日から屋根工事が始まります
まずは垂木がけ。水平な部材である桁に垂木がかかる部分に、勾配にあわせて切り欠きを施したものを次々と乗せていました。ずいぶん家らしくなったなぁ~
夕方、屋根工事が終わった後の工事についてKさんを交えて打ち合わせ。
S産業さんにお願いしているのは屋根工事までなので、その後はダンナさんと私で作らなくてはいけないのです ふたりとも完全なド素人なので、質問しまくり。今後、S産業さんでハーフビルドで家を建てたい、という人が現れたときのために、ドキュメントにしておこうかな、と思ってます。だからと言っては何ですが…Kさん、今度も色々とおしえてくださいっ よろしくお願いします。。。

屋根工事(2) – 梁


私の不在中の現場の様子です。
今日はが届いたそうです。プレカットの無垢の米松です。結構重くってダンナさんも屋根に上げる作業を手伝ったみたい。

屋根工事(3) – 面戸板


私の不在中の現場の様子です。
大地震の後も余震が続いていたので電車に乗るのはちょっと怖くなり、先週末は大谷木には行かず、東京で久々に義父母と過ごしました。といっても、こんな状況にも関わらず、週明けにレポートの提出依頼があったので、テレビを見ながら黙々とシゴトだったのだけど
テレビからは目も当てられないほどの惨状が映し出され、度々入る地震速報に原発の危機的状況…と情報の嵐に惑わされ、不安な毎日を過ごしていた私だったけど、ダンナさんは大谷木で日常を送っているようす。ちょっぴりうらやましい。テレビやネットがないというのも、時には幸せなのかもしれない。
今日は面戸板が取り付けられ、次はいよいよ野地板が張られます。

屋根工事(4) – 野地板


2週間ぶりの大谷木。テレビもネットもないので情報に惑わされることもなく、天気も穏やかで、昨日までの不安な日々は夢だったのか、と錯覚してしまうほど、ここはいつもと変わらない。
家のほうは、野地板が張られていました 今日は軒先に水切り金具の取り付け。いよいよ来週からガリバリウムの屋根を葺く予定です
屋根に上ってみると、広~い 1.5寸勾配で傾斜も緩いから、屋根で一息、なーんていうこともできるかな
花壇にはスイセンやクロッカスが咲き始めました
1日も早く暖かい春が来ますように。

屋根工事(5) – ルーフィング


私の不在中の現場の様子です。
せっかく野地板を張ったのに、雨が降ってしまって作業がのびのびになっていたルーフィング(防水シート)作業。やっと、今日張り終えました。これからは雨が降っても大丈夫でーす

屋根工事(6) – 下準備


私の不在中の現場の様子です。
ガリバリウムの屋根材を屋根に上げてるところの写真です。どういうふうに上げるのかと思っていたら、3人がかりでロープで持ち上げたそうです 1枚何キロくらいあるのかな 長さ9メートル、幅40センチのガルバリウム材。全部で50枚。お疲れさまです…

屋根工事(7) – 煙突開口部


リビング(カフェ部分)には薪ストーブを置きます なので、設置予定の場所の真上に、煙突用の開口を開けてもらいました。
煙突を壁から出してL字に曲げて上げたほう(壁抜きというらしい)が雨漏りしなそうでいいかな、と思ってたんだけど、薪ストーブの排気口から煙突を真っ直ぐ立ち上げて屋根を貫通させたほう(屋根抜き)が、すんなりと煙が上昇して排出されるので理想的だそうです。ただし、屋根を抜く納まりをきちんとしないと雨漏りなどの原因に
…というわけで、金物の職人さんにしっかりとした施工してもらいました。
ちなみに購入予定の薪ストーブはイギリスのチャーンウッド製コーヴェです。シンプルなデザインで、炎が見やすい大きな窓がお気に入りです

屋根工事(8) – 防水テスト


ガリバリウムの屋根もすべて葺き終わり、今日は防水テストです。高圧で水を噴射させて、雨漏りしないかを確認します。煙突周りも丁寧にチェックしてもらいました。もちろん、問題なしです
これで、S産業さんにお願いしていた躯体工事は終了 工事を始めるまでは時間がかかっちゃったけど、いざ始めてみると早いものであっという間でした。色々とありがとうございましたm(_ _)m
来週から、平日はダンナさんがひとりぼっちで作業することになるけど、大丈夫かしら

屋根工事(9) – 破風と鼻隠し


今週はOさんが手伝いに来てくれたので、ずっと後回しになっていた破風*1鼻隠し*2の取り付けを手伝ってもらうことにしました
当初、ツーバイ材に腐食剤入りの塗料を塗ったものを使おうと思ってたけど、鼻隠しや破風板は雨にさらされる場所だし、耐久性があったほうがいいと、窯業系の材料を使うことにしました。セレクトしたのはニチハの「アウティ」色は屋根の色にあわせてブラックです。
ずっと作業が後回しになっていたのは、この材料が重いから 2人で両端をもって重量挙げのように持ち上げ、もう1人が打ち付ける、という3人体制じゃないと、作業ができないのです…
3人いたおかげで、実質1日でぐるーっと1周、仮止めができました 仮止めさえできれば、あとはダンナさんがひとりで地道に残りを固定するだけです
破風と鼻隠しがついたら、屋根周りがとても引き締まり、重厚感が出てきました

  • 注1はふ:桁の先端部を隠すために取り付ける板のこと。雨樋がつかない部分。
  • 注2はなかくし:垂木の先端部を隠すために取り付ける板のこと。雨樋がつく部分。

屋根工事(10) – 軒とい


私の不在中の現場の様子です。
ここのところ雨というとゲリラ豪雨ばかり。うちは屋根が大きい(約200平米)うえ片流れなので、大量の雨が滝のように流れてきます その勢いは、地面が削れるほど そして、粘土質の土だから、ドロドロのぬかるみになって車がスタック・・・なんてことになります
先週末にやっと破風板をとりつけたので、今週はさっそく雨どいをつけることに。セレクトしたのはパナソニックのアーキスケアE。色は屋根や破風板と同じブラックです。
デザインを考慮すると、縦といは両サイドだけにしたいところだけど、雨量から計算すると落とし口は4つ必要らしい でも、建物の入口になる回廊の両サイドにも縦といがあるのはイヤだったので、なんとか3本ですむように軒といに勾配つけたり、縦といのパイを大きくしたりして、やや容量オーバーだけどなんとか3本ですむように収めてしまいました。ゲリラ豪雨が長時間続くとあふれちゃうかもしれないけど、まぁ、その時はその時ってことで
今日もダンナさんの両親が手伝いに来てくれたおかげで、順調に軒といの設置が終わったみたいです。いつもありがとうございますm(__)m