ナス(2010年栽培日記)

プランターで始めたナスづくり。虫にやられ、キョウレツな日差しにやられ、どうなることかと思ったけど、畑に植えかえてからなんとか収穫できました。畑の力はすごい

2010/08/31

今朝は濃霧で、昼の暑さが嘘のような肌寒さ クモの巣にも朝露がついて、ちょっと幻想的な朝でした。でも、朝ご飯を食べたらすっかりいつも通りの日差し まだまだ、秋は遠そうです。
大谷木での朝の恒例作業、野良まわり。水やりしたり、葉っぱの様子をみたり、虫退治したり、収穫したり…やることはいっぱい。ついつい虫退治に夢中になって、気がついたら1時間くらいすぐ経っちゃいます。麦わら帽子に長袖シャツ、首にはタオルを巻いているのに、真っ黒に日焼けしちゃうんだから、困ったもんです…
2度目は必ず収穫するぞ と意気込んで世話しただけあって、立派に育ってくれたのが、ナス
収穫できたのはまだひとつだけだけど、続々と花も咲いてるので期待大。ちゃんと長花柱花になってるし、水も肥料も問題ないみたい。ちなみに、短花柱花だと、落花して実がならなかったり、曲がったナスになっちゃうそうです
とにかく、ナスの栽培で最も重要なことは、水を切らさないようにすること。水が足りないと、皮が厚くなったり、実が硬くなったり、前回失敗しちゃったみたいな日焼け果になったり…そういう意味では、プランターよりも畑で育てたほうが、水切れになりにくくていいのかも。

2010/08/10

カメムシ&水不足で全滅してしまったナス、なんとか生き返ったようで開花してくれました
手塩にかけて、水やりだの虫のチェックだのした甲斐がありました このまま元気になってくれますように。
ここのところ、野良まわりをする度にカメムシを見つけては捕殺を繰り返してるので、前みたいに茎にゾロゾロッといることはなく、ポツポツいるくらい。やっぱ日々の努力、ですねぇ。


2010/07/04

先週収穫予定だったナス、あまり大きくなっていなかったのでもう少し待ってみよう、と思っていたら…1週間も畑に行けずお手入れができなかったせいで、かじられたみたいになってました ピーマン同様、日焼け果になってしまったみたい。実も固くなっていたので、水分不足かな… やっぱり野良まわりは3日以上あけるとダメみたいです
実もなくなっちゃったので、秋ナスに期待して更新剪定*1というのを、思い切ってやってみました。といってもほとんどの葉っぱが虫にくわれちゃっているので、枝が一本…という寂しい状況 新しい枝や葉がでてくるか心配です…
プランターより畑のほうが生育がいいと思い、ついでに畑に植え替え。生き返ってくれるといいんだけど…


2010/06/21

どうなることやらと思っていたナス、なんとか結実してくれました。でもなんだかイビツ… 誰かさんの性格みたいに曲がってます 飼い主、もとい、育て主に似るのかなぁ
もうちょっと大きくなったら収穫します


2010/06/06

カメムシのせいで株元が枯れたようになったナス。追肥したおかげか、はたまた不織布をかけたおかげか、一番花が咲きました
ナスは、花の雄しべと雌しべを見ると、栄養状態が分かるんです 今回咲いた花は合格 雌しべ(真ん中の柱のようなもの)が雄しべ(回りの黄色い部分)より長ければ、元気な証拠。雌しべ(花柱)が長い花、つまり「長花柱花」というらしいです。逆に短くて雄しべの中に雌しべが入り込んでしまっているような状態だったら、水不足か日照不足、栄養不足とのこと。花が咲いたらしっかり観察しなくちゃです。
花の下の枝は風通しをよくするために元気そうな2~3本残してハサミで切って、わき芽を取り除いてから、水をたーーっぷりあげておきました。花が咲いてから15~25日で収穫できるらしいけど、ピーマンと同じく最初の実は早めに収穫したほうがいいらしいので、6月末に収穫しまーす


2010/05/31

昨日は雨だったせいか、この間たくさんいた灰色のカメムシは見当たらず。そのかわり、カメムシがいた株元が枯れているかも… つぼみにも変化がないし、もしかして栄養が回ってないのなぁ 実なりに期待はできなさそうだけど、とりあえず追肥をして、カメムシがいないかチェックをした後、家にあった不織布(ふしょくふ)を掛けておきました。
しばらくして見てみると 不織布にカメムシが付いてる でももう大丈夫。中には入れないよ~だ


2010/05/24

この間、植え付けしたナスの苗。順調に大きくなっているのですが…茎の根元をよく見ると灰色のカメムシが並んでる… 指でピンッとはじき飛ばしたけど、しばらくするとまたカメムシが並んでるし 無農薬で育てるつもりだから、早めに寒冷紗を掛けて飛来を防ごうと思ってます。

ホオズキカメムシ
被害:幼虫も成虫もナス科の植物から吸汁。特に幼虫は茎に群がる。

2010/04/30

苗購入、植木鉢に鉢上げ

  • 注1古い葉や茎を切り落として、株の若返りを促す作業のこと。太い枝を半分から3分の1くらい切りつめる
************ 投稿日: カテゴリー 09.栽培日記

唐辛子(2010年栽培日記)

手がかからず、虫も付かず、大量収穫、保存も可能、さらに売ってるのより味も香りも辛さもよいんだから、言うことナシ ぜったい毎年作ります

2010/08/31

真っ赤に色づいた唐辛子、いよいよ収穫でーーす
収穫した唐辛子でペペロンチーノを作ろうと、さやに包丁をいれ、種を取ろうと爪でしごいたところ…
爪の間がヒリヒリと燃えるよう…
そう、育てた唐辛子の名前は「げきから」。その名のとおり、激辛みたいです… いつも入れる量は1さやだけど、辛すぎるかも…と、1/4しか入れなかったのn、それでもかなり辛かった 辛いモノ好きのダンナさんが「この唐辛子なかなか辛いね。」と感心するほど。上出来に育ったようです

2010/08/18

唐辛子が、一見腐ってしまったかのような、ドス黒い色に変色してきました。もうすぐ収穫できそう
新たな花もちらほら咲いてます。


2010/08/09

いつの間にか、唐辛子の実がたくさんぶら下がってました 通常、唐辛子は上向きに実がなるらしいんだけど、この品種は下向いて実がなるそうです。
葉っぱが茂ってるから気がつかなかった~というほど、手抜きで育てても虫もつきにくく丈夫な唐辛子、緑も鮮やかでキレイだから観賞用にもオススメです。
ただ、オフィスに置いて育てているほうは花はたくさん咲いたけど、あまり結実してくれなかったので、太陽の光が重要なのかも。


2010/07/15

東京のオフィスの窓際で栽培している唐辛子に、ちーーーちゃな実がつきました。ちっちゃいけれど、ちゃーんと唐辛子の雰囲気持ってます 早く大きくなるといいなぁ。

先週、続々と落花してしまった唐辛子の花 液肥をあげたら、短花柱花が改善されましたぁ 今度の花は、ちゃんと雌しべがひょっこり出てて、「長花柱花」になっています。受粉してくれるように、枝を軽く揺らしておきました。


2010/07/08

唐辛子はたくさん苗が育ったので、半分は大谷木のお庭、半分は東京のオフィスの窓際で栽培中。大谷木に持って行った苗はすくすく元気に育ってるけど、オフィスのほうは日当たりが悪いのか、せっかく咲いた花がほとんど落花してしまいました
落ちた花をよーく見てみると、雌しべがちっちゃすぎて見えません… 雄しべより雌しべが短い「短花柱花」です。日当たり不足温度過剰(30℃以上に弱いらしい)、栄養不足が原因とのこと。
ここのところ東京はジメジメと蒸し暑い夜が続いていたから元気がなくなってしまったのかも 今日はカラッとした陽気なので、たっぷりと陽の光と、液肥もたっぷりあげました。残りのつぼみはちゃんと咲いてくれるといいな。


2010/07/03

唐辛子の花が咲きました 当たり前と言われれば当たり前だけど、ピーマンの花とそっくりです 唐辛子のほうがスマートで可憐な感じ、かな
雄しべより雌しべが長い『長花柱花』になっていたので、栄養状態も大丈夫な様子 結実してくれるといいな。


2010/06/23

まいた種すべてが発芽し、その後も順調に育っている唐辛子。ひとつのポットに2株鉢上げしたものも、1株だけのものも、さほど変わりなく成長してくれました
そして…全部の苗に花芽が出ました そろそろ定植してあげないと。でも9株もあるんだよねぇ。1株あたり100本くらい収穫できるらしいから、900本 そんなにできてもなぁ。初めての育苗でこんなにうまくできるとは思わなかったからなぁ。どうしよう。畑も大きくないしなぁ。キッチンガーデンやっているお友達に配っちゃおうかな。


2010/05/26

そろそろ本葉4枚になったので育苗用ポットに鉢上げ。12個タネをまいて、全部発芽して、ほとんどが同じように元気に育っていたから、間引けず… 間引きはある意味残酷な作業。残す苗を元気に育てるため、と割り切りが必要ですね
少し用土が湿っているほうが根が傷みにくいので、朝軽く水やりをして、夕方、鉢上げ作業。なるべく根を傷つけないように、ていねいに根をほぐし、培養土を入れて湿らせたポットに、根をなるべく下向きにして移植。根の周囲に用土を詰めて霧吹きで水をやり、かるく押えて完了 根付くまではの数日は、直射日光の当たらない室内で管理します。
結局、やや徒長気味の3つをのぞいて全部を移植。生育の違いをみるために、ひとつのポットに2株鉢上げもしてみます
いい苗がつくれれば野菜づくりはほぼ成功と言われているらしいので、いい苗に育ってくれればいいな


2010/05/20

GW中の水切れにも耐えた唐辛子。
その後も順調に育ち、ちょっとキュウクツな感じになってきました。そろそろ大きいポットに植え替えないと
紙のポットは中の土が乾燥しやすいようなので、保湿&地温を上げるためにも、黒のビニールポットがいいかも、です。

タネ情報
渡辺採種場「げきから」
赤とうはもちろん、青とうからすでに辛みを持つ激辛とうがらし!

  • 草勢、草丈ともに中位の早生種です。
  • 葉は中位の大きさで剣葉です。
  • 果は下向きにつき、長さ12cm位の細長果です。
  • 果の曲がりは少なく、着果数の多い豊産種です。
  • 果の辛みは青とうのうちからあり、さらに赤とうになるとその辛さを増し、激辛となります。その為利用期間が広く、また市場性からみても有利な品種です。

播種:4月~5月
定植:6月
収穫:9月下旬~11月上旬

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