裏山を整備するにあたって、事前に地主さんに許可をいただいていたのですが「木を切ったら危なくないのか、ちょっと心配になって…」というご連絡をいただきました 確かに、私たちも初めてこの裏山を見たとき、がけ崩れしたり木が倒れてきたりしないか、心配だったし、気になるのは当然でしょう。
でも、今のまま放置しておくことが一番よくない。このことを理解いただくには、説明資料が必要だろうと林野庁のサイトなどから抜粋して分かりやすくリライトした資料を作りました。今週末にこの資料を持って説明に伺う予定です。それから、間伐計画については都度ご報告し、万が一何らかの損害が発生しても責任を問わないこと、といった覚え書きも交わす予定。ちょっとでも安心してくださるといいのですが…
間伐の目的
杉や桧などの人工林は間伐作業を行うことにより健全に生育します。また、適切に間伐すれば、地表に十分な陽光が入ることで草や低木が育ち、地表の土が雨風などから守られ、枯れた草木は肥料となり豊富な土壌が保全されます。
間伐を行わないと
間伐をせずにそのままにしておくと、光が入らないために下草が生えず、地表の土がそのまま露出し、雨水が表土を直撃し、根までがむき出しとなります。木の根を張らす力や水を蓄える力が弱いため、洪水・山崩れ・倒木といった災害を引き起こす原因にもなります。
竹が増えることのデメリット
竹の地下茎は30cmと浅く、広葉樹のような大きな治水効果はありません。また、竹は繁殖力が旺盛なため、手入れをしないと周辺に広がり生態系に悪影響を及ぼします。竹が密集すると下草が生えなくなり、腐葉土などの水を蓄える層がなくなるため保水力が低下します。その結果、土砂の流出や地滑りの原因となると考えられています。
現状
先日、電柱の設置のために西側の山の一部を間伐した際、下草がほとんど生えておらず、地表の土や木の根の一部が露出してしまっている状態であることが確認できました。また、杉や竹が乱立していることから、土壌の保水力が低下している可能性が高いと考えられます。間伐に対してご不安はあるとは思いますが、枝打ちや間伐等の手入れを適切に行うことで、健全な里山に復活させることができると考えます。ただし、間伐・竹の伐採をすることは、自然災害を完全に防止するものではありませんので、その点はご理解ください。
年: 2010年
屋根完成!
今日は君津のジョイフル本田で材料を買いだししてからガンコ山へ
いよいよ屋根の完成です 野地板を張って終わりにするか、トタン板にするか、アスファルトシングルにするか迷ったけど、棟(屋根の一番上の部分)の仕舞い方がラクだということで、アスファルトシングルを貼ることにしました。
屋根担当はすっかり高所作業に慣れたOさんとダンナさん。屋根の外側から、順番に重ねて専用釘を打ち付けます。が 一番短い25mmの釘を買ってきたんだけど、野地板+防水シート+アスファルトシングルだけなので、うっすら天井に釘が出てる… 野地板に厚いものを使うか、もしくは天井板を貼ったほうがよさそうです。今回はそれほど目立たないので、そのままにしておくことにしました。
私はというと、床下の水はけのわるいぬかるみ部分の改善。まず溜まっている水を除去してから、おがくずをまいて平らにし、さらに土固め材(まさ王)をまいて平らにならします。表面がくずれないようにやさしく、表面がぬれて色が変わる程度に水をまきます。1時間くらいすると表面が硬化してくるので、今度は全体に水が浸透するようにたくさんまきます。といっても、水をかけすぎると床下は水が抜けないので、ちょっとずつ様子をみながらまきます。あとは踏まないように放っておくだけです。カンタンカンタン
夜は Mr.G が弓ぎりの火おこしを教えてくれました。そのヘンに落ちている杉を拾ってきて、なたとナイフをつかって道具を作るところから。最初はちょっと板が厚すぎて苦労してたけど、板を薄くしたらあっという間に火が付きました すご~い
私もダンナさんも挑戦 煙は出るんだけど火種までできず またリベンジしようっと。無心になれるのでなかなか面白い遊びになりそうです
もうすぐ完成!
とうとう完成!
ヒメイワダレソウ
裏山の間伐をしたら、下草となるヒメイワダレソウやシバザクラ、リュウノヒゲといった根を張る植物を植えて斜面部の土流れ対応をします、と約束したので、さっそくヒメイワダレソウをネット注文しました。
裏山の中腹部に植えてみたけど、日陰だから育つかちょっと心配…うまく活着してくれればいいんだけど。
庭石菖の採種
すっかり枯れてしまった庭石菖。種もはじける寸前だったので、根元から切って白い紙の上に広げて、指でかるくつぶしたり、つまようじでほじくりながら採種。バニラビーンズのような小さな種なので、目が疲れました 結構たくさんとれたので、来年、庭が完成したころに種をまいて、群生させたいな
シュガーラスク
冷凍しておいたフランスパンをトーストしてみたけれど、味が落ちていたので、ラスクにしました。少し焼きすぎて固くなっちゃいました
材料(10切れ分)
- 薄く切ったフランスパン : 10切れ
- グラニュー糖 : 20g
- バター : 15g
- シナモン : お好みで
作り方(約30分)
- 室温に戻したバターとグラニュー糖を小さなボウルに入れ、よくすり合わせます。
- 5mmほどに薄く切ったフランスパンを、120℃のオーブンで10分焼いて水分を飛ばします。
- 1を表面にたっぷり塗ります。お好みでシナモンパウダーを振りかけて。
- さらに120℃のオーブンで10分焼きます。
- あら熱をとってできあがり。湿気やすいのでタッパなどにいれて早めに食べましょう
アマガエル
畑のお手入れをしていたら、枝豆の葉っぱにアマガエルが。カメラを近づけたらチラリとこっちを向いて、目が合いました
朝方や日が暮れ始めるとき、雨が降りそうなときに田んぼでグワッグワッと大合唱してるのが、このアマガエルたち。風情のある鳴き声です。
先月はすごい勢いで鳴いていたのに、ここのところ落ち着いたなぁ…と思っていたら、どうやら先月は恋の季節だった様子。ちっちゃな子ガエルがあちこちでピョンピョン跳ねてます。ちなみにこのアマガエル、まわりの色で体色が変化するそうです
対して、堰から聞こえてくるウシガエルの鳴き声は、風情とはほど遠く騒音のよう…グォーグォーといびきのような低音の声が一日中聞こえます。どうにかならないかなぁ。
柿の実がつきました
移植した柿は、整枝してしまったので花も実もほとんどならなかったけど、もう1本の柿はすごく元気で、たくさんの実がつきました。いまのところ虫もあまりついていないので、たくさん収穫できるかな
期待しつつ、収穫時期のことをネットでちょっと調べてみたら…青い実ができても、落ちることがよくあると書いてあるじゃあないですかっ
未受粉のもの(単為結果)は自然に落ちる(生理落下)とも。さらに「花をたくさんつけたままだと樹勢が衰えて大量の生理落果をもたらします。一枝に一つ花を残すよう摘花します。」
えぇぇ~
知らなかった…花がいっぱい咲いて喜んでた…お手入れしてあげなくちゃダメだったのか…
でも、こう書いてあるのも発見。「6月の上旬になると、木の体力以上に付いた実は自然に落下する。落ち始めると1週間の間ほどで実を落とす。これは生理落下といい、よくへタムシの被害と間違われるが余分な実を付ける事を防ぐ現象であるから心配は要らない。」
どちらにしても”いまさら”なので、自然のまま何もお手入れしないとどんな感じなのかを観察することにしよう(ってただの手抜きなんだけどね)
里芋(2010年栽培日記)
結局、無残にもカラスについばまれてしまいました。留守がちで人の気配がなかったからカラスに狙われちゃったのかな
草刈りをしていたら、里芋から葉っぱが出ていました 大きな葉っぱを持ったカエルのイラストを思い出させる、かわいらしい葉っぱです
里芋の葉っぱは突然の夕立の時に傘がわりになる、なーんて言われているほど大きいのは知っていたけれど、出たばっかりでこんなに大きいなんて。もう15cmくらいはあります 袋、もっと大きいのじゃなきゃダメだったかなぁ
冬にスーパーで買った里芋を少し残して放っておいたら芽が出始めていたので、
里芋を袋栽培してみることに
根巻き用のジュート布をミシンで袋状に縫ったものに、半分くらいまで元肥と培養土を入れて袋の口を丸め、芽を上にして植え付け、水やりして植え付け完了
丸めた口を少しずつ伸ばせば、カンタンに土を増やせるので、土寄せが必要なイモ類には袋栽培は適しているそうです。ただ、ジュート袋だと土がすぐ乾燥しそうなので、過湿が好きな里芋にはどうかなぁ…それに買ってきた種イモじゃないから病気になるかも
乾燥しすぎないように、半日は日陰になる柿の木の根元付近に置いて様子を見ることにします。