デッキ作り(4) – 床板張り(1)

今週の作業はいよいよデッキの床板貼り
ウリンとかサイプレスといったウッドデッキ材を使おうかとも思ったけど、結構お値段が張るし、今回は根太などの基礎材で使ったACQ材*1を使うことにしました。
まずは材料をカット。今回から丸ノコがあるので、作業がずいぶんラクになりました 柱の部分の切り欠きは、後で現物合わせ。
それから、防腐防虫塗料の塗布。デッキ用の塗料を使おうと思ったけど、高かったから下塗りは基礎でも使ったクレオトップ(ブラウン)を使います。塗りやすくてムラになりにくく、色も濃いめで私の好み ちょっと匂うけど乾けば収まるので屋外利用なら問題なし。デッキが完成して、材料が完全に乾いたら油性のキシラデコールで仕上げ塗装予定です。

いよいよ、実際に床板を張っていきま~す
基礎の木材と床板の接触部分には、屋根で使う予定のアスファルトシングルを小さく切って挟み、基礎パッキン代わりに。これ、微妙なガタツキの調整もできてGoodでした
等間隔に床板を貼るために、5mm厚のベニア板をはさんで隣の床板に押し当てます。釘の位置を揃えるために、端材に釘打ちする部分をエンピツで罫書いたものを作って、物差し代わりにして釘の打つ位置を決め、フロアーネイルを打っていきます。

なるべく状態のいい材料を選んで買ったつもりだったけど…実際に張ってみると、結構反りが… 反りがひどいものはフロアネイルでは浮いてきそうなので、コーススレッド*2で打ち込みました。
床板を半分貼ったら、ここから先は床板の方向を縦にします。最後にまたクレオトップを塗装。塗ってすぐは赤っぽい色ですが、乾くと渋めの茶色になります

  • 注1SPF材に防腐剤を加圧注入したもの
  • 注2ピッチ間が長く、ネジ山が高いビス。保持力は釘の約5倍あるそうです。

デッキ作り(5) – 床板張り(2)


昨日に引き続き、早朝から床板を張る作業です。
おおよその長さに切った材を張っていきます。作業にも慣れて、どんどん張れるんだけど、材料が正確にまっすぐ切れていないから、ログハウスと平行に張った最後の床板と平行にならず、よーーーく見ると、ガタガタです… 写真ではキレイに見えるから、ま、これくらいはよしとしましょう
デッキの端はエンピツで罫書いて、丸ノコで一気に切り揃えます。角は危なくないようにジグソーで丸く仕上げました。
今日張った部分にクレオトップを塗装して今日の作業は終了。乾いたら全体に仕上げ塗料を塗ってできあがり 手すりはつけると狭く感じるので、今のところつけない予定です。
私は今日は東京に戻ってお仕事なので、あとの作業はダンナさんにお任せ、です。いよいよ来週は屋根工事。秋雨シーズンの前に終わらせたいな

奥に見えるのは、テストで作ったブランコ。といっても、牽引ストラップをぶらさげてあまった端材を引っかけただけです ストラップが短かすぎだけど、なかなかいい感じ ちゃんとしたロープを買ってくれば、ブランコも楽しめそう。ハンモックもいいな

屋根工事(1) – 下地材張り&鼻隠し取り付け


平日にダンナさんが杉のあいじゃくり板を張っていてくれたので、今日はその上にOSBを張ります。ガンコ山で建てたログは杉板+防水シート+アスファルトシングルという構造にしたら、アスファルトシングルをとめるネジが杉板を突き破って部屋にうっすら出ちゃったので、今回は2重にすることにしました。ついでに、効果があるかは分からないけど、断熱材代わりに薄い銀マットを入れてみます。
お昼近くに、ガンコ山で一緒にログハウスを建てたOさん、Hさん、Aさんが手伝いに来てくれました。
OさんとHさんには、伸ばした軒(ウッドデッキの上)の部分の野地板張りを手伝ってもらいました。が、なぜか張っていくたびだんだん斜めに…屋根の梁がちゃんと四角くなっていないみたい さすが、手作り…現物合わせで材料をカットして、張っていったら、なんとかなったけど、半分しか進みませんでした。
ダンナさんと私は、ある程度屋根を張り終えたところで、鼻隠しの取り付け。鼻隠しは軒先に取り付けられる横に長い板のことで、垂木の先端部(鼻)を隠すために取り付けます。垂木の長さがビミョウに違う(長さというか角度のせいかも)ってデコボコしててまっすぐ打ち付けられず、長い垂木を現物合わせでカットして取り付けたのですが…よーく見ると、クネクネしてます。まぁご愛敬ってことで。
ちなみに、
正面側の隠し板、破風板(垂木や桁などの鼻を隠す板)は、今回、垂木を面合わせしたので、取り付けませんでした。
Aさんには、家のことにかかりきりで、ついつい後回しになっていた法面の草刈りをお願いしました。重労働をお願いしちゃってごめんなさい おかげさまで、すっかりキレイになりました。
で、ダンナさんが刈った草を集めていたら…マムシの子供(体長20cmくらい)を発見。アオダイショウと違って目がコワイってば しかも、ダンナさん曰く、威嚇してきたらしい… 見かけたら、イヤでも退治せねば 小さいのにかわいそうだよ~とみんなに言われても、大きくなってこっちが咬まれたらタイヘン。と言い聞かせて鍬で一撃。ごめんね。

屋根工事(2) – 下地材張り仕上げ


今日も暑い中、みんなで作業。Oさん、Hさん、ダンナさんはデッキ側の屋根の下地材を張る作業の続き。Aさんは裏山の笹竹の伐採。私は枝打ちしたまま山積みになっていた枝木を、薪用に切り揃える作業。みんな黙々と作業をした1日でした
現物合わせをしながら野地板を切っては張る作業は、なかなか計算通りに行かず、四苦八苦したみたい どうにか下地材を張り終えたら、最後にジグソーで面があうように切り揃えます。鼻隠しも一緒に削れちゃったりしたけど、塗料を塗ってごまかしました
これで屋根の下地はなんとか完了 みんなが手伝ってくれたおかげで、助かりました。二人でこの作業をしていたら…間違いなく、大げんかしてたでしょう

屋根工事(3) – 水切り金具取り付け


今日はダンナさんと二人で水切り金具(軒先、ケラバ)の取り付け。買ってきた金具は長さが屋根とあっていないから、まずはサイズ合わせです。金属用の刃をつけたジグソーで切るんだけど、暴れちゃってなかなか上手く切れず…木材の加工も難しいけど、金属も難しい グラインダーとか弓ノコのほうがきれいに切れるかも
継ぎ足す部分は、流れてきた雨が入らないように、屋根の上方のケラバを上にかぶせて固定します。
なんとかできた と思ったら、今度は隅の加工が難しい…切れ目や折り目を入れて挟み込んだけど、ビミョウな隙間が…仕上がりが汚くなっちゃった
買ってきたものをつけるだけ、と思っていた水切りの取り付け。甘かった… 勉強不足を反省
東京に帰ってからネットで調べたら、ケラバを付けるためには、ケラバ桟木という木材を取り付けなくちゃいけなかったみたい うちのログハウスのケラバの中は、空洞です…大丈夫かなぁ

屋根工事(4) – 防水シート張り


今日も朝から作業。といっても私はちょっぴり寝坊。起きたときには防水シートの仮止めはほぼ終わってた 朝ご飯を食べて、野良まわりをしてから、私も作業をお手伝い。
ダンナさんが仮止めした防水シートをタッカーでていねいに止めて、水切りの部分はコーキング。防水シートは結構やわで破れやすいから、ソロリソロリと足元に気をつけて歩きます。

秋とは思えない強烈な日差しで、防水シートを張った屋根はめちゃくちゃ熱い タッカーを打ち込もうと屋根に手を当てると、ヤケドしそうなほどです こんな調子で作業をしてたら、熱中症になりそうです
ひと仕事すんだら私は東京に戻ってお仕事。あとの作業(アスファルトシングル張り)はダンナさんにお任せです。倒れない程度にがんばってね~

屋根工事(5) – アスファルトシングル張り


私が東京で仕事をしている間に、ダンナさんが3日かけてアスファルトシングルを張ってくれました
ガンコ山でログハウスを建てたときは、専用の釘(シングル釘)で打ち付けただけだったんだけど、ここは台風の南風が強いと聞いたので、接着剤(シングルセメント)も併用して、念入りに張ることにしました。

ガンコ山で余ったアスファルトシングルも使ったら、色がまだらになっちゃったけど、しばらくしたら同じように色がぬけちゃうと思うので、ま、よしとしましょう。
日照り続きでアスファルトがめちゃくちゃ熱くなっちゃって、溶けて足袋にくっついてしまうほどだったとか。(ダンナさん談)翌日から雨が続く予報だったから、日が暮れてもヘッドランプをつけて作業してたみたい。お疲れさまでした

床下地張り&Tバー作り


朝、東京は雨。大谷木に向かう。午前中は晴れていたみたいだけど、到着してまもなく雨が降ってきました。
ランチを食べて、さっそく作業開始。ダンナさんは、建具を取り付けるためのTバー作り。私は、床の下地(OSB)を張っていきます。
床下地が張り終わったら、今度は南側に追加予定の窓の作製。事前に窓にする部分のログ材3段分はチェーンソーで切り取っておいたので、その部分にあうように、寸法を測ってから作業開始です
窓枠はSPF材(1×4)を使って、上下の板をルーターで溝を切り、アクリルボードをはめ込んで…
という工程で、ルーターが壊れちゃった…
急遽予定変更、すでに溝を掘ってあった下板だけ使い、上枠は材を2分割に切って挟み込むことにしました。
丸ノコで材料を切っても、なんだか垂直に切れなくて、力の入れ方かなぁ、と思いながらふと丸ノコを見たら 刃が垂直じゃないじゃん そりゃー垂直に切れないはずだよ…ガイドでは90度になってたけどね 刃とガイドをサシガネをあてて垂直に調整して切ったら、はい、ちゃんと垂直にキレイに切れました。道具は調整が大切ですね。

建具作り


窓枠はSPF材(1×4)を使って、上下の板をルーターで溝を切り、アクリルボードをはめ込んで…
という工程で、ルーターが壊れちゃった…
仕方がないので、すでに掘ってあった下板だけ使い、上枠は材を2分割に切って挟み込むことにしました。左右も同様に2枚の材で挟み込み、スリムビスで固定します。
ガタツキがでないように、クランプでしっかり挟み込みながらドライバで打ち込み、完成でーす

建具取り付け


午前中雨が降っていたけれど、午後には徐々に日差しがでてきて、真っ青な空が広がりました。
今日は建具の取り付け。まずは東側(裏側)の窓。化粧板もつけて、順調に進みます
が、玄関側の窓を取り付けようとしたら…壁が曲がってる
取り付け用のTバーをなんとか押し込み、曲がりを矯正しながらなんとか窓は取り付けられたものの、ドアは重いからダンナさんと私だけではなかなか微調整ができず、建て付けが悪くてドアがきちんと閉まらない…日も暮れてきたので、続きは明日