外壁に選んだ塗料は、オスモのウッドステインプロテクター。色はローズウッドです。撥水性に優れ、防腐、防藻、防カビだけでなく、UVカット効果もあるそうです。キシラデコールは3回塗りだけど、オスモは2回塗りで効果も長持ちするらしいので、値段は高いけどオスモをセレクトしました。
ログハウスの床を塗る時にローラーを使って大失敗したので、今回はきちんと塗りかたをチェックしてから作業開始。オスモのマニュアルどおり、硬い刷毛でうすーく、塗っていきます。すぐかすれちゃうので、結構手間がかかる。塗るというより、ゴシゴシ押しつける感じ。しかも、濃い色を選んだのに、塗れているんだかよく分からないほど色が付かないし・・・乾いたら色が濃くなるのかなぁ どのくらいの量を塗れば薄塗りなのかイマイチよく分からない・・・
夜、オスモのHPをチェックしたら「プレーナー仕上げの場合は1Lで約12平米塗装できます。1平米に約84gを2回に分けて塗布します。(1回目塗り50g、2回目34g)」とあったので、計算してみると・・・1束は約3平米だから250mLで、1回目が150、2回目100か・・・多分塗る量が多すぎる気がする・・・明日は量りながら塗ってみようっと。
結局、ダンナさんとふたりで1時間強作業して塗れたのは4束…1/10の量です。しかも結構手首痛いし 二度塗りのことを考えたらちょっと苦痛に思えてきました・・・ 作業中に歌でも歌わないとやりきれない感じです
ケヤキの製材見学
ご近所さんにいただいたケヤキを預けていた製材所のSさんから、今日の9時から製材するとの連絡をいただいたので、見学に行きました
現場から運び出すために半分で切ってしまったので、長さ約2.5mの丸太が2本です。厚さ約10cmで4枚ずつ、計8枚を皮つきで引いてもらいます
まず、丸太の表面をチェックし、節など飛び出ている部分をチェーンソーでカット。その後、工場へ運んで台車に乗せ、その上で丸太をコロコロ転がしながら、一番うまく板を切りだせる位置をチェックしている様子でした。(木取りという作業らしく、この読みでいかに無駄なく木を使えるかが決まるらしい)その後、超巨大なノコギリ(帯鋸製材機)が凄い音を出しながら動き出し、丸太を爪のようなもので引っかけて台車からちょっぴり飛び出させて、その部分を巨大ノコギリで切っていきます。奥さんとの息がぴったりで、黙々と作業している姿が職人さんだぁとダンナさんと二人で感心しきりでした。実際に出来上がった一枚板は想像以上にキレイな木目が出て、いいテーブルになりそうです
Sさん曰く、真っすぐに見える木でも、引いた瞬間から反ってしまって暴れちゃう木もあるそうなんだけど、わたしたちのケヤキは切った板同士がピッタリとくっついていたので、なかなかいい木だそうです とはいえ、木は生き物だから多少反ってしまうのは当たり前。割れてしまったりすることもあるそうです 乾燥期間が終わったら、またその反りを直すために製材してもらい、テーブルやカウンターの天板にする予定 今から楽しみだなぁ。
近々、我が家にこの8枚のケヤキ板が届く予定です。ベンチだとか本棚なんかで使いつつ、3年待ちたいと思います
偵察!?
梅の剪定
移植したあと、ずっとお手入れもせずにいた梅。気がついたらホウキのように枝は伸びきり、葉はボーボー状態 よく見るとカイガラムシやアブラムシもついてました
根元の枝、虫のついた枝、交差している枝、ひこばえを剪定し、垂直に上に伸びた徒長枝はバランスをみながら思い切り付け根から切り落とし、水平方向に伸びた枝は半分くらいに切ってみました。本来は、新芽が出たら芽のうちに摘んでおく(芽摘み)と枝が長く伸びることがないようです。
ずいぶんスッキリしたけど、切りすぎかなぁ でも「桜切るバカ、梅切らぬバカ」っていうくらいだからきっと大丈夫だよね これで風通しがよくなって健康になればいいんだけど。
キュウリの育て方
基本情報
ウリ科
病害虫:アブラムシ、ウリハムシなど。うどんこ病、べと病、つる割れ病など。
コンパニオンプランツ:ネギ類、マリーゴールド
連作障害:2~3年
ワンポイント:風でつるが揺れないようにこまめに誘引して水切れに注意して育てる
苗の用意
本葉が3~4枚に育った、節と節の間が狭い苗を買いましょう。節木した苗が病気に強いのでオススメです。
定植
根は浅く広がるので、元肥は全面施肥にし、高畝にして水はけをよくします。ネットを風で倒れないようにしっかり立て、ツルが伸びてきたら誘引します。キュウリは水を好むので、水切れは厳禁根元を敷きワラなどでマルチングしておきましょう。
摘芯
親ヅルの株元から4~5節までに出る子ヅルは摘み取り、それ以上の子ヅルは本葉2枚を残して摘芯してあげましょう。親ヅルは支柱の高さまで育ったら摘芯します。
追肥
植え付け後は3週間ごとに少量を追肥します。
収穫
開花後、1週間~10日で収穫できます。果実が弓のように曲がったり形がイビツな場合は、水分もしくは肥料が不足しているサイン 速効性の液肥を施し、水やりをしましょう。
ゴーヤの育て方
基本情報
ウリ科
病害虫:病気になりにくく、害虫もつきにくい。
コンパニオンプランツ:ネギ類
連作障害:1~2年
ワンポイント:日当たりと水はけのよい場所であればほとんど世話なしで育てられる。
育苗
ゴーヤを種から育てるときは、ちょっとコツが必要です。発芽温度が25℃と高いので、暖かくなってから種まきします。また、殻が硬いので、種のはじっこをハサミで少しカットし、水に一晩漬けること これをやると発芽が早くなります。出てきた根っこが下になるように1.5cmくらいの深さに植えます。苗を買う場合は、茎が太くてしっかりしていて、葉っぱの色が濃くて鮮やかな苗を選びましょう。
定植
本葉2~4枚出て来たら定植のタイミング。ツルを広げて育つので株間は大きくとって植え付けます。幅65センチのプランターなら2株。鉢底石を敷き、元肥入りの培養土を使って浅植えします。ネットを風で倒れないようにしっかり立て、ツルが伸びてきたら誘引します。ゴーヤは水を好むので、水切れは厳禁根元を敷きワラなどでマルチングしておきましょう。
摘芯
基本的に整枝は不要ですが、8~10葉くらいの位置で摘芯してあげると、子ヅルや孫ツルが育ちます。親ヅルより子ヅルや孫ヅルの方が実を良くつけるので、沢山収穫できるようになります
追肥
1番花に実がつき始めたら1回目の追肥のタイミング。肥料切れしないよう、2週間ごとに少量を追肥します。
開花
雄花の芯のオシベは黄色、雌花の芯のメシベは黄緑色をしています。雄花のおしべでトントンと雌花のめしべをなでて人工授粉させると、確実に実をならせることができます。
収穫
ゴーヤの表面のイボイボがふくらんできたら(開花から2週~3週が目安)収穫します。20cmくらいで収穫してあげるとたくさん収穫できます。オレンジ色に熟してしまうまで放っておくと、採種もできます。赤いドロドロした部分を取り除きいて種を取りだし、乾かして保存します。
パセリの育て方
基本情報
セリ科
病害虫:ほとんど病気は発生しませんが、アブラムシ、キアゲハの幼虫、ナメクジなどの害虫がよくつきます。
コンパニオンプランツ:ナス
連作障害:1年
ワンポイント:乾燥に弱いので水切れに注意し、夏場は直射日光を避けて半日陰で育てます。
育苗
種からも育てられますが、収穫までに2ヶ月以上かかるので、苗を買ってくるのがオススメです。
定植
パセリの根は、まっすぐに深く伸びる性質があるのでプランターで育てる場合は深めの鉢に植え付けましょう。植え付け後2~3日は直射日光に当たらない場所で育て、その後は日当たりのよい場所で育てます。
追肥
生育期間が長いので、2週間に1回くらいの頻度で少量の追肥をします。
水やり
水切れすると葉っぱが黄色くなり風味が落ちます 土の表面が乾いたら、水をたっぷりあげましょう。
収穫
本葉が15枚以上になったら、下の方の外側の葉から、葉柄をあまり残さないように、元の方から切って収穫します。一度にたくさん葉を摘んでしまうと株が弱るので、1株に8枚以上葉を残しましょう。花がつくと葉が堅くなり香りも弱まるので、花茎は付け根から切り落とします。
注意事項
夏の西日にとても弱いので、鉢を移動するか日よけをします。冬は室内の温かい窓辺などで育ててあげると翌年も収穫できます。春と秋はキアゲハの幼虫に注意 見つけたら即、退治です
旬のたけのこ、孟宗竹
朝、ケヤキをくださったYさんが自転車でやってきた。見ると、カゴにはたけのこ 昨日いらしたときに、たけのこの話をしたから掘ってきてくれたんだそうです 田舎のこういう人間関係ってありがたいです。そのうち何かお役に立てればいいな、と思います。
さっそく、頭を少し切り落として縦に切れ目をいれ、ぬかと赤唐辛子を加えて丸ごと焚き火でゆがきます。中まで火が通って柔らかくなったら自然冷却。これでゆでたけのこのできあがり。今回はシンプルに田舎煮にしました。めちゃくちゃ柔らかくって美味しかったです 東京でも生たけのこを手に入れることはできるけど、さすがにさっき掘ったばかり、という新鮮なたけのこは手に入らない 旬のものを食べて季節を感じる。とっても贅沢なことですね
Yさんに「あれも東京だと高いでしょ 堰の際に生えてるの、菖蒲だよ。」とも教えてもらいました。1日早いけど、母も遊びに来てたので今夜は菖蒲湯にしました 根っこからいい香りがして、これまたちょっぴり贅沢な気分になりました。でも、空が曇って星があまり見えなかったのが残念だったな
バジルの育て方
基本情報
シソ科
病害虫:ヨトウムシ
コンパニオンプランツ:トマト
連作障害:出にくい
ワンポイント:つぼみは早めに摘芯し、若芽を伸ばして育てる
育苗
バジルの育苗はとっても簡単。種を水につけておき、2日ほどして根が伸びてきたら土に浅埋めすればOKです。気をつけることは種まきのタイミングだけ。発芽温度が20℃以上なので、暖かくなってきたら種まきしましょう。
定植
本葉が5~6枚になった頃、植え付けます。低温に弱いので十分に暖かくなったら植え付けましょう。乾燥しないように藁などでマルチングしておきます。
摘芯
本葉10枚(高さ15cm)くらいに育ったら、摘芯も兼ねて先端を収穫します。ここで葉っぱだけを収穫していると、わき芽が育たないために枝数が増えず、収穫量が増えません 切った枝を挿し木すれば、株を増やすこともできます
追肥
2週間に1度、速効性の液体肥料を施します。栽培期間が長いので肥料切れに注意しましょう。
収穫
花が咲くと葉っぱが固くなってしまうので、花芽がついたら枝ごと収穫してしまいます。切ったところから新しい葉が育つので思い切って切りましょう。
採種
十分収穫したら花を咲かせて種を収穫しましょう。また、刈り取った株を干しておくとハエよけになるらしいです。
ミニトマトの育て方
基本情報
ナス科
病害虫:アブラムシなど。害虫はつきやすい。
コンパニオンプランツ:バジル、ラッカセイ、ニラ
連作障害:3~4年
ワンポイント:多湿に注意し乾燥気味に育てる
苗の用意
節と節の間が狭く、茎が太くてまっすぐで、1番花が咲きそうな苗を選びます。連作する場合は病気に強い接木した苗のほうが安心。
定植
つぼみが通路側に来る方向に苗を向け、子葉や最初の葉が埋まるほど深めに植え付けたら、1mくらいの支柱を1本、つぼみの反対側にまっすぐに立てて8の字で軽く支柱と茎を結びます。トマトにはアブラムシがつきやすいらしいのですが、支柱をアルミホイルで巻いておくと、アブラムシ対策になります トマトは、やや乾燥気味に育てた方が甘くて味の濃いトマトになるので、根元はマルチングしておきます。
誘引
背が伸びてきたら都度、支柱に茎を結び、茎をまっすぐに保ちます。
水やり
乾燥気味で育てます。水は葉が丸まってくるまであげなくても大丈夫。
わき芽かき
下葉(根元の方の葉っぱ)やわき芽は早めに摘みます。わき芽は晴れた日に手で折って取ること。わき芽を放っておくと、どれが主枝か分からなくなるくらい葉が茂り、果実のつきが悪くなってしまいます。もし、わき芽が成長してしまったら、取った枝を畑にさしておくと、新たな株ができます。それくらい、トマトは強いです
追肥
1番果がピンポン玉くらいになったら1回目の追肥のタイミング。その後は2~3週間ごとに追肥します。肥料を与えすぎると、実つきが悪くなるので量は少量で。化成肥料ではなく、油かすなどの有機肥料を与えた方が実が甘くなるそうです。
摘芯
支柱より大きくなってきたら、最上段の花の上2枚の葉を残して摘芯します。
収穫
開花後35日くらいたつと、主枝に近い果実から赤くなっていきます。真っ赤に完熟した実から順次収穫します。ヘタの上のふくらんだあたりから、清潔なハサミで切ります。完熟した実をそのままにしておくと、皮が破れたり、落ちたりするのでこまめに収穫します。タバコガの幼虫が実に穴をあけることがあるので、虫がいないかどうかもチェックしましょう。
注意事項
収穫時期が近づいたときに雨に濡れると、トマトが割れてしまいます。雨があたらないようにビニールなどで雨よけをすれば予防できます。