ホトケノザ(仏の座)


法面のところどころに、ピンクの花が群生しています。ヒメオドリコソウかと思っていたら、ホトケノザでした。去年は気づかなかった
ヒメオドリコソウは葉っぱが赤紫色でギュッと詰まった感じなんだけど、こっちは葉っぱも鮮やかな緑で、スラリとした印象です。
茎を取り巻くようについた葉っぱが、仏さまの座っている蓮の花の形に似ているからホトケノザと命名されたそうですが、個人的には、こっちのほうが踊り子のように見えるな。スカートをヒラヒラさせて、フレンチカンカンみたい。
別名:サンガイグサ
科名:シソ科
越年草
ちなみに、春の七草の「ホトケノザ」とは違う植物で、これは食べられないそうです。紛らわしい…
似たお花…ヒメオドリコソウ

ナズナ(薺)


法面にたくさん生えているこの花。子供の頃、よく公園で見かけたなぁ。ハート型の部分を手で引っ張って下に垂らして、デンデン太鼓みたいにクルクル茎を回すと、シャラシャラと音がしたっけ。上手く剥がせないと音が鳴らなくて、女の子同士で張り合ってたなぁ。今はそんな遊びしてる子は皆無だと思うけど
当時、ペンペン草って呼んでたけど、本当は何という花だっけ ネットで調べたらナズナでした 春の七草の、ナズナ。知らなかった…
別名:ペンペングサ
科名:アブラナ科
越年草
ちなみに、「ペンペン」は三味線の音から来ていて、ハート型の部分(果実なんだそうです )が三味線の撥(ばち)に似ているからだそうです てっきり「ペンペン」という音がするから、だと思い込んでた

コハコベ(小繁縷)


去年の初夏、裏山の斜面に土流れ予防のためにヒメイワダレソウを植えました。粘土質で急斜面なので、あまり増えてくれず、かろうじて生きている感じ また苗を植えなくちゃ、と思っていたのですが、法面に似た花を発見。これを移植したらどうかなーと思っています。
地面に這うように葉を茂らせ、とっても小さくて可憐な白い花を咲かせているこの花は、コハコベ。よーく見ないと、花だと気がつかないかも。5mmもないかな 緑色の葉っぱの中にちらほら白く見える姿が、星空に光る星みたいです。
写真では10枚の花びらがあるように見えますが、実は5枚の花びらで、それぞれ2つに深く裂けているそうです。茎は赤紫色をしています
別名:ハコベラ
科名:ナデシコ科
越年草

タチツボスミレ


スミレにはたくさんの種類があるそうですが、その中でも日本に多いのが、このタチツボスミレです。ハート型の丸こい葉っぱと、ひょろりと長ーい茎、ややうつむき加減な薄紫色の花。なんだか控えめな印象のお花です
別名:-
科名:スミレ科
多年草
ちなみに、スミレのタネにはアリが好きな物質(エライオソーム)が含まれていて、アリがタネを運ぶことで、テリトリーを広げるんだそうです 控えめな見た目とは裏腹に、何気にしたたかなスミレなのでした。

太陽光で売電開始!


3月だというのに、ここのところ寒い日が続いています。今朝も0度しかなくて、植木鉢の土には3cmほどの霜柱が立っていました でも寒いのは朝だけで、いつも通りおひさまが出てきたらポカポカ暖かくなります。せっかくだから、おひさまのパワーを生かさなくっちゃと、太陽光発電の導入を決めました
先週の月曜日に太陽光パネルの最終工事が終わって売電が開始され、ログハウスの中には、太陽電池が発電した直流(DC)の電気を交流(AC)に変換する「パワーコンディショナ」、発電量などが分かるモニター計測ユニットが設置されました。お弁当箱くらいの大きさだと思ってたけど、やたら大きくて、コードもたくさん… できれば隠したい感じです しかも、携帯が入りにくくなったような気も…
でも、意外と音は、気にならなかったです。高周波は歳をとると聞こえなくなる、というのは、本当かもしれません

パワコンについている小さいパネルには、リアルタイムで発電量が表示されます。我が家は3.7kWのパネルを設置したので、100%稼働していると3.700と表示される、という仕組みです。写真を撮ったときは3.175なので、稼働率は85.8%です
モニターのほうはもっと詳しい情報がでます。時間帯別に発電量と消費量売電量と買電量が一目で分かるグラフなどなど。デジタルフォトフレームにもなるそうです
緑の部分は、売った電気の量。緑がどんどん増えていくと、チャリンチャリンとお小遣いをもらっているようで(実際にそうなんだけど)なんだか嬉しい気分です

屋根工事(1) – 垂木がけ


ここのところ、たびたび雨が降るので少し壁工事に時間がかかってしまいました やっと、今日から屋根工事が始まります
まずは垂木がけ。水平な部材である桁に垂木がかかる部分に、勾配にあわせて切り欠きを施したものを次々と乗せていました。ずいぶん家らしくなったなぁ~
夕方、屋根工事が終わった後の工事についてKさんを交えて打ち合わせ。
S産業さんにお願いしているのは屋根工事までなので、その後はダンナさんと私で作らなくてはいけないのです ふたりとも完全なド素人なので、質問しまくり。今後、S産業さんでハーフビルドで家を建てたい、という人が現れたときのために、ドキュメントにしておこうかな、と思ってます。だからと言っては何ですが…Kさん、今度も色々とおしえてくださいっ よろしくお願いします。。。

流れ星

昨日は新月。新月のときは、地球と太陽の間に月が位置している、つまり、地球から見て月の裏側にしか太陽の光があたらないので、月が見えず、空は暗くなります
今日はそれに加えて雲が少なく、冬で空気も澄んでいたこともあり、空にはたくさんの星が でも、星座には詳しくないので、分かるのは北斗七星オリオン座くらいです
星座早見表でも買って勉強しようかな… そう思いつつ、しばらく空を眺めていると、明るい光がポッと現れ、スッと流れていきました 思わず「流れ星」と叫んでしまったわたし。流れ星って何回見ても興奮・感激してしまいます
流れ星の正体は、宇宙の小さなチリ。すごい速度でチリが大気圏に突入したときに、摩擦で発生する光が見えているんだそうです 流れ星には、決まった時期に現れるものもあります。それが、時々ニュースなんかで耳にする流星群。次に観測できそうな流星群は、こと座流星群(4/23頃)だそうです。チェックしておこうっと
満天の星空といえば、その昔ノースカリフォルニアの山奥で見た星空が忘れられません。空が明るく見えるほどの星の数で、星ってこんなにたくさんあるんだ と感激したなぁ。
国立天文台(ほしぞら情報 / 天文カレンダー

************ 投稿日: カテゴリー 13.その他

屋根工事(2) – 梁


私の不在中の現場の様子です。
今日はが届いたそうです。プレカットの無垢の米松です。結構重くってダンナさんも屋根に上げる作業を手伝ったみたい。

巨大地震…

取引先の人と電話で話している途中、地震。最初は「あー地震ですね」なんていいながら仕事の話をしていたのですが、収まるどころか、揺れはどんどんひどくなる…「これは机の下に避難した方がよさそうですね」といって電話を切ったものの、オフィスには私ひとり…棚からファイルは落ちてくるし、ドアを開けようとしても足がフラフラして歩けないし、心臓はバクバクするし、いつまで経っても揺れは収まらないし…何をどうすれば分からず、落ちてきたファイルを冷静を装って棚に戻してみたり。こういうとき、一人だととっても不安です。
窓の外の様子をのぞいてみたら、人で溢れていたので、外に避難したほうがいいの!?と、慌てて荷物をまとめて外へ。たまたま地震のときに近くにいたダンナさんの幼なじみのF君が、私を心配して見に来てくれて、本当に心強かった! 余震も何度もあってすごく怖かったんだけど、誰か知っている人が近くにいるだけでこんなに心強いとは。F君、ありがとうございましたm(_ _)m
落ち着いたら、ちょっと前まで一緒に仕事をしていたJ姉さんが多分電車に乗っていただろうと心配になり、電話してみたけどつながらず…(夜遅くに連絡がつき、途中で電車が止まって最寄り駅で降りて自宅まで歩いて帰ったそうですが、無事でした。)
人形町のお店も建物が古いので、もしかして半壊してるかも…と確認の電話。こちらは固定電話だったので直ぐつながりました。建物も無事で、揺れの方向の関係なのか、棚から食器が落ちてくることもなかったようです。
千葉にいるダンナさんとはまったく連絡がとれず、つながったと思ったら圏外のメッセージ。連絡がとれないことが一番不安になります。山でチェーンソーで倒木作業か何かをしていて、揺れてチェーンソーで怪我をしていたら…とか、木が倒れて下敷きになっていたら…とか、心配したけど、夜中になって携帯の災害伝言板にメッセージが届き、無事が確認できて、一安心。千葉のほうはドコモが一時的に圏外になってしまったようです。
続々とテレビで被害状況が明らかになってきて、今回の地震がとてつもなく恐ろしいものだと分かってきました。続々とニュースで伝えられる地震と津波の被害の惨状に言葉もありません…。本当に、自然の恐ろしさを実感します。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一人でも多くの命が助かることを祈ります。
そして、これ以上何も起こらないことを祈りたいと思います。

************ 投稿日: カテゴリー 13.その他

屋根工事(3) – 面戸板


私の不在中の現場の様子です。
大地震の後も余震が続いていたので電車に乗るのはちょっと怖くなり、先週末は大谷木には行かず、東京で久々に義父母と過ごしました。といっても、こんな状況にも関わらず、週明けにレポートの提出依頼があったので、テレビを見ながら黙々とシゴトだったのだけど
テレビからは目も当てられないほどの惨状が映し出され、度々入る地震速報に原発の危機的状況…と情報の嵐に惑わされ、不安な毎日を過ごしていた私だったけど、ダンナさんは大谷木で日常を送っているようす。ちょっぴりうらやましい。テレビやネットがないというのも、時には幸せなのかもしれない。
今日は面戸板が取り付けられ、次はいよいよ野地板が張られます。