私が東京で仕事をしている間に、ダンナさんが3日かけてアスファルトシングルを張ってくれました
ガンコ山でログハウスを建てたときは、専用の釘(シングル釘)で打ち付けただけだったんだけど、ここは台風の南風が強いと聞いたので、接着剤(シングルセメント)も併用して、念入りに張ることにしました。
ガンコ山で余ったアスファルトシングルも使ったら、色がまだらになっちゃったけど、しばらくしたら同じように色がぬけちゃうと思うので、ま、よしとしましょう。
日照り続きでアスファルトがめちゃくちゃ熱くなっちゃって、溶けて足袋にくっついてしまうほどだったとか。(ダンナさん談)翌日から雨が続く予報だったから、日が暮れてもヘッドランプをつけて作業してたみたい。お疲れさまでした
狩をする蜂、ジガバチ
ハチをみると「刺される」と思って逃げ回ってたけど、ハチが攻撃するのは、巣を守るためと自分自身を守るためだけ、何もしなければ刺されないよ、と聞いてから、飛んでてても気にしないようにしてる。慣れてきたとはいえ、ブンブン音がすると、ちょっとビビるけど
でも、スズメバチは別格 見かけたら、即、静か~にその場を去ります。
最近、よく見かけるのが、黒くて細長いハチ。
シャクトリムシやらバッタやらを抱えてやってきて、ダンナさんの作業靴やらござの中に虫を置いている様子。調べてみると…
ジガバチ(似我蜂)
黒色で細長く、腹部の上部が赤い。産卵前に、幼虫のための食料にする獲物を麻酔機能のある毒針で刺し(腐らないように殺さない)、巣を作って獲物を運び入れ、産卵する。巣は作るが単独で生活する。人間を攻撃することはないが、素手でつかんだりすると刺されることがある。
ホッ。とりあえず害はないハチみたい。産む前に子どものために食糧を用意してる…なんて聞いたら、退治する気になれません。しかもシャクトリムシやバッタを捕まえてくれるんなら、益虫です
ついでに、刺すハチについても調べてみた。
刺すのはメスのハチだけ。へぇ~。針は産卵管由来の器官だから、オスには針はないらしい。知らなかった
刺すハチの代表は、アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチ、マルハナバチといった社会性のハチ。巣や自分の身を守る為に攻撃してくるとか その他にも刺すハチ(ジガバチやクマバチなど)はいるけど、よほどのこと(手で触るとか)をしないと刺さないらしい。ふむふむ。
社会性のハチが怖いのは、攻撃するときにフェロモンを発し、そのフェロモンで仲間が寄ってくること 巣の近くには絶対に近寄らないように。特に繁殖期に当たる8月から10月は要注意 ハチの被害もこの3ヶ月に集中するらしい。なるほど、だから最近ハチをよく見かけるのね
やっぱり、ハチ、怖い…
彼岸花
屋根工事(4) – 防水シート張り
今日も朝から作業。といっても私はちょっぴり寝坊。起きたときには防水シートの仮止めはほぼ終わってた 朝ご飯を食べて、野良まわりをしてから、私も作業をお手伝い。
ダンナさんが仮止めした防水シートをタッカーでていねいに止めて、水切りの部分はコーキング。防水シートは結構やわで破れやすいから、ソロリソロリと足元に気をつけて歩きます。
秋とは思えない強烈な日差しで、防水シートを張った屋根はめちゃくちゃ熱い タッカーを打ち込もうと屋根に手を当てると、ヤケドしそうなほどです こんな調子で作業をしてたら、熱中症になりそうです
ひと仕事すんだら私は東京に戻ってお仕事。あとの作業(アスファルトシングル張り)はダンナさんにお任せです。倒れない程度にがんばってね~
屋根工事(3) – 水切り金具取り付け
今日はダンナさんと二人で水切り金具(軒先、ケラバ)の取り付け。買ってきた金具は長さが屋根とあっていないから、まずはサイズ合わせです。金属用の刃をつけたジグソーで切るんだけど、暴れちゃってなかなか上手く切れず…木材の加工も難しいけど、金属も難しい グラインダーとか弓ノコのほうがきれいに切れるかも
継ぎ足す部分は、流れてきた雨が入らないように、屋根の上方のケラバを上にかぶせて固定します。
なんとかできた と思ったら、今度は隅の加工が難しい…切れ目や折り目を入れて挟み込んだけど、ビミョウな隙間が…仕上がりが汚くなっちゃった
買ってきたものをつけるだけ、と思っていた水切りの取り付け。甘かった… 勉強不足を反省
東京に帰ってからネットで調べたら、ケラバを付けるためには、ケラバ桟木という木材を取り付けなくちゃいけなかったみたい うちのログハウスのケラバの中は、空洞です…大丈夫かなぁ
屋根工事(2) – 下地材張り仕上げ
屋根工事(1) – 下地材張り&鼻隠し取り付け
平日にダンナさんが杉のあいじゃくり板を張っていてくれたので、今日はその上にOSBを張ります。ガンコ山で建てたログは杉板+防水シート+アスファルトシングルという構造にしたら、アスファルトシングルをとめるネジが杉板を突き破って部屋にうっすら出ちゃったので、今回は2重にすることにしました。ついでに、効果があるかは分からないけど、断熱材代わりに薄い銀マットを入れてみます。
お昼近くに、ガンコ山で一緒にログハウスを建てたOさん、Hさん、Aさんが手伝いに来てくれました。
OさんとHさんには、伸ばした軒(ウッドデッキの上)の部分の野地板張りを手伝ってもらいました。が、なぜか張っていくたびだんだん斜めに…屋根の梁がちゃんと四角くなっていないみたい さすが、手作り…現物合わせで材料をカットして、張っていったら、なんとかなったけど、半分しか進みませんでした。
ダンナさんと私は、ある程度屋根を張り終えたところで、鼻隠しの取り付け。鼻隠しは軒先に取り付けられる横に長い板のことで、垂木の先端部(鼻)を隠すために取り付けます。垂木の長さがビミョウに違う(長さというか角度のせいかも)ってデコボコしててまっすぐ打ち付けられず、長い垂木を現物合わせでカットして取り付けたのですが…よーく見ると、クネクネしてます。まぁご愛敬ってことで。
ちなみに、
正面側の隠し板、破風板(垂木や桁などの鼻を隠す板)は、今回、垂木を面合わせしたので、取り付けませんでした。
Aさんには、家のことにかかりきりで、ついつい後回しになっていた法面の草刈りをお願いしました。重労働をお願いしちゃってごめんなさい おかげさまで、すっかりキレイになりました。
で、ダンナさんが刈った草を集めていたら…マムシの子供(体長20cmくらい)を発見。アオダイショウと違って目がコワイってば しかも、ダンナさん曰く、威嚇してきたらしい… 見かけたら、イヤでも退治せねば 小さいのにかわいそうだよ~とみんなに言われても、大きくなってこっちが咬まれたらタイヘン。と言い聞かせて鍬で一撃。ごめんね。
はちみつパン
メゾンカイザーのエクメックが大好物です 自分でも作ってみようと、フランスパンの生地にはちみつを入れて水分を多めにして焼いてみました。エクメックの味にはならなかったけど皮はパリパリ、中はふんわりもちもちで甘く、美味しく焼き上がりました
材料(6個分、1個=190kcal)
- 準強力粉 : 300g
- イースト : 小さじ1/2
- 塩 : 5g
- はちみつ : 10g
- ぬるま湯 : 190cc
作り方(約5時間)
- 190ccのお湯(夏25℃、冬35℃、春秋30℃)ではちみつを溶いておきます。
- イーストを小さじ1杯のお湯(夏25℃、冬35℃、春秋30℃)で溶いておきます。
- ボウルに準強力粉、塩、イースト液、はちみつを溶いたお湯を入れてゴムベラで混ぜ合わせます。
- 粉っぽさがなくなったら濡れ布巾をかけて10分ほど寝かせます。
- 5分ほど生地をこねたら、ひとまとめに丸めてボウルごとビニール袋に入れて3時間ほど発酵させます。(一次発酵)
- パンマットの上に生地を置き、手のひらで押して広げて6等分にカードで切り分けます。
- それぞれをもう一度軽く丸めなおし、濡れ布巾をかけて10分おきます。(ベンチタイム)
- オーブンシートを敷いた天板にのせ、30℃で40分、最終発酵させます。
- 230℃にオーブンを予熱しておきます。
- 強力粉を茶こしで軽く振り、クープを入れて切れ目にオリーブオイルを垂らし、水を2~3回吹きかけてオーブンへ。
- 210℃に温度を落として20分焼きます。途中、オーブンを開けて中に霧吹きで水を2~3回吹きかけると、皮がパリパリになります。
クープナイフがなければ、両刃のカミソリでもOK。ナイフは濡らしておくと切りやすいです ナイフは立てずに「寝かして勢いよく削ぐ」ように入れます。
デッキ作り(5) – 床板張り(2)
昨日に引き続き、早朝から床板を張る作業です。
おおよその長さに切った材を張っていきます。作業にも慣れて、どんどん張れるんだけど、材料が正確にまっすぐ切れていないから、ログハウスと平行に張った最後の床板と平行にならず、よーーーく見ると、ガタガタです… 写真ではキレイに見えるから、ま、これくらいはよしとしましょう
デッキの端はエンピツで罫書いて、丸ノコで一気に切り揃えます。角は危なくないようにジグソーで丸く仕上げました。
今日張った部分にクレオトップを塗装して今日の作業は終了。乾いたら全体に仕上げ塗料を塗ってできあがり 手すりはつけると狭く感じるので、今のところつけない予定です。
私は今日は東京に戻ってお仕事なので、あとの作業はダンナさんにお任せ、です。いよいよ来週は屋根工事。秋雨シーズンの前に終わらせたいな
奥に見えるのは、テストで作ったブランコ。といっても、牽引ストラップをぶらさげてあまった端材を引っかけただけです ストラップが短かすぎだけど、なかなかいい感じ ちゃんとしたロープを買ってくれば、ブランコも楽しめそう。ハンモックもいいな
デッキ作り(4) – 床板張り(1)
今週の作業はいよいよデッキの床板貼り
ウリンとかサイプレスといったウッドデッキ材を使おうかとも思ったけど、結構お値段が張るし、今回は根太などの基礎材で使ったACQ材*1を使うことにしました。
まずは材料をカット。今回から丸ノコがあるので、作業がずいぶんラクになりました 柱の部分の切り欠きは、後で現物合わせ。
それから、防腐防虫塗料の塗布。デッキ用の塗料を使おうと思ったけど、高かったから下塗りは基礎でも使ったクレオトップ(ブラウン)を使います。塗りやすくてムラになりにくく、色も濃いめで私の好み ちょっと匂うけど乾けば収まるので屋外利用なら問題なし。デッキが完成して、材料が完全に乾いたら油性のキシラデコールで仕上げ塗装予定です。
いよいよ、実際に床板を張っていきま~す
基礎の木材と床板の接触部分には、屋根で使う予定のアスファルトシングルを小さく切って挟み、基礎パッキン代わりに。これ、微妙なガタツキの調整もできてGoodでした
等間隔に床板を貼るために、5mm厚のベニア板をはさんで隣の床板に押し当てます。釘の位置を揃えるために、端材に釘打ちする部分をエンピツで罫書いたものを作って、物差し代わりにして釘の打つ位置を決め、フロアーネイルを打っていきます。
なるべく状態のいい材料を選んで買ったつもりだったけど…実際に張ってみると、結構反りが… 反りがひどいものはフロアネイルでは浮いてきそうなので、コーススレッド*2で打ち込みました。
床板を半分貼ったら、ここから先は床板の方向を縦にします。最後にまたクレオトップを塗装。塗ってすぐは赤っぽい色ですが、乾くと渋めの茶色になります