ビスコッティ


ビスコッティ*1はイタリア、トスカーナ地方のクッキー。とっても堅くてコーヒーに浸して柔らかくしながらいただくお菓子、というイメージだけど、サクサクした食感の柔らかめのビスコッティのレシピを見つけました。甘食のような懐かしい味で、手軽に作れるのでリピ決定です

材料

  • 薄力粉 120g
  • 砂糖(グラニュー糖) 30g
  • 砂糖(中ざら糖) 大さじ15g
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 卵 1個
  • 牛乳(普通) 小さじ1

作り方

  1. ボールにグラニュー糖(大さじ3)、ふるった薄力粉(120g)とベーキングパウダー(小さじ1)を入れて混ぜ合わせます。
  2. 溶き卵(1個)と牛乳(小さじ1)を加えてゴムべらで切るようにして混ぜ合わせます。(粉っぽくても粉が全部まとまったらOK)
  3. 天板にオーブンシートを敷いて薄力粉を軽く振り、2の生地をひとつにまとめて置きます。
  4. 生地を厚さ1cmくらいの長方形に伸ばし、上部にも薄力粉を軽く振ります。
  5. 180度のオーブンで20分焼きます。
  6. 5の粗熱がとれたら、1cmくらの幅に切り、カットした面が上になるように再度天板に並べ、150℃のオーブンで10分程焼く。カリッときつね色になればOK。
  7. 網に乗せて完全に冷ましたらできあがり。

生地はまとまればOK。こねすぎに注意してください。1回目の焼きのとき、焼きすぎて固くならないように様子をみながら焼いてください。
2度目の火入れのときに低温で長めに焼けば、ガリガリの堅めの食感にもアレンジできます

  • 注1Biscotto は2度火を入れる、という意味

りんごのスコーン


りんごの季節。スーパーにはたくさんのりんごが並ぶけれど、最近は甘いりんごばかりで「紅玉」みたいな甘酸っぱいりんごってあまり売ってない 露店の八百屋さんで紅玉をみかけて即買いしちゃいました お菓子作りならやっぱりこれじゃなくちゃね。
今日作ったのは、型で抜かずに生地を包丁で切る四角いスコーン。焼きたては外はカリッと、中フワッと、甘さ控えめのオトナの味です。

材料

  • りんご  1/2個
  • 卵  1/2個
  • 牛乳(普通) 75cc
  • 薄力粉 200g
  • 砂糖(グラニュー糖) 45g
  • ベーキングパウダー 大さじ1
  • バター 25g
    (ドレ)

  • 卵黄 0.5個
  • 塩 ひとつまみ
    (ジャム)

  • りんご 0.5個
  • 砂糖(グラニュー糖) 30g(りんごの30%)
  • レモン汁 少々
  • シナモン お好みで

作り方

  1. りんご(1個)は皮をむいて芯を取り、半分に切って、半分は1cm角に、もう半分は2mmの銀杏切りにする。
  2. 1cm角に切ったりんご(スコーンの具)はラップをして冷蔵庫へ。銀杏切りにしたりんご(ジャム用)は砂糖(30g)をふりかけておく。
  3. 卵(1個)は卵黄と卵白を分け、卵黄の半分はドレ用に塩をひとつまみと水小さじ1加えておく。残りの卵黄と卵白、牛乳(75cc)を混ぜ合わせる。
  4. フードプロセッサに、小麦粉(200g)、砂糖(45g)、ベーキングパウダー(大さじ1)、1cm角に切ったバター(25g)を入れ、バターの塊がなくなってさらさらの粉状になるまで数回オンオフを繰り返す。
  5. ボウルに4を入れ、3の卵液、冷蔵庫で冷やしておいた角切りりんごを加え、木べらで混ぜ合わせる。
  6. 生地がまとまったら、ビニール袋に入れて平らにならし、冷蔵庫で1時間寝かす。(少々粉が残っていてもOK。粘りが出る前に混ぜ終えること)
  7. オーブンを240度に温めておく。
  8. ジャム用のりんごは水分が出てきていたら、レモン汁をお好みで加えてレンジで5分ほど加熱し、柔らかくなったらフォークで荒くつぶす。
  9. あら熱がとれたらお好みでシナモンを加え、冷蔵庫で冷やしておく。
  10. 生地を冷蔵庫から出してまな板に乗せ、ビニール袋の横を切って上部分だけ切り取り、小麦粉(分量外)を軽くふるう。裏返してまた小麦粉(分量外)を軽くふるう。
  11. 生地を3cm角くらいに包丁で切る。
  12. 表面にドレを刷毛で塗り、240度で15分焼く。
  13. (冷凍保存するスコーンは焼き目がうっすらついたくらいで焼きを止めること。)

りんごのかわりにかぼちゃやチョコ、さつまいも、栗、クリームチーズ、ベーコン&ペッパー、バジル&トマトなどでも。

床張り


床材は、桜(カバ)のタイル状のものを使用します。ダンナさんのお父さんのツテで安く手に入りました。実は、ダンナさんのお父さんは床職人。せっかくだから床張りも教えてもらおうと、手伝ってもらうことにしました。お母さんも一緒に来てくれて、家族4人で床張り作業です なかなかこんな機会ないから、すごくいい記念になりました
お父さんは仕事を始めたとたん、すっかり職人の顔。淡々と仕事をこなす姿はなかなかカッコよかったです。カンタンそうにやってた接着剤を床にのばす作業も、実際にやってみると粘性が強いから力もいるし、なかなかうっすらとまんべんなく塗れない どうしても厚ぼったくなっちゃって、施工上は問題はないんだけど、最低限必要な量を塗れば、使う量も抑えられるからコストも下がる。このヘンの違いがプロの仕事なんだろうなぁ。
それに、床材もいきなり角から張るんじゃなくて、まず1列ならべて、半端になるサイズを調べてた。なるほど、そうすればタイルの目が中心に来るもんね 私がガンコ山で床を張ったときは、そんなことを考えずに奥から順に張っていったら、結局、最後に3cmの隙間ができちゃって、仕方なく野地板張ったもんなぁ
お父さんのおかげで、5時間足らずでキレイに床が張れました。二人ともありがとうございました ペコリ。

またしても雨・・・


昨日の夜からずっと本降りの雨。こんな日は晴耕雨読。本を読んで過ごすのが田舎暮らし…と言いたいところだけど、ただただ、ゴロゴロして一日を過ごしました ずっと、平日は東京で仕事して週末はログハウス作りと、めくるめく毎日だったから、久しぶりにカラダを休めた~って感じ。ちっちゃくても家があるだけでなんか落ち着くなぁ
ずいぶん近くでキーキーと小鳥がさえずっていたから窓をのぞくと、ゆずの木に小鳥(モズかな)が留まってました。首をすくめて、ちょっと寒そう。

キンモクセイでお茶?


昨日の雨で、ぜーーんぶ花が散ってしまいました でも、ちょうど運良く地面にビニールシートを敷いてたから、その上に落ちた花は土もつかず、きれいな状態 手作り石けんに花をいれるのもいいかなぁと思ったけど、今日は天気もいいし、干して「桂花茶」というお茶を作ってみました。
桂花はキンモクセイのこと よく聞く「桂花烏龍茶」は香りづけにキンモクセイを使った烏龍茶だそうです。知らなかった
いわゆるハーブティなのでそのまま飲むには苦みがあるので、はちみつをいれたり、烏龍茶や緑茶にひとつまみ浮かべて飲んでもおいしいらしいです。

建築確認申請

今日はS産業さんと母家の建築について打ち合わせ。
簡易宿泊施設の許可を受けるには、建築確認申請の検査済み証がいるということで、サッシやお風呂など、詳細はまだ詰められていないけれど、とりいそぎ、建築確認申請を出すことにしました。
梁については、後で化粧梁をつけるのは労力もかかるので、フレーム工事の際に、プレカットした米松の無垢材を入れてもらうことで合意しました。ホッ 梁があるとないとでは、見た目が変わるから、絶対に入れたかったのです

ぶり縄

今日はOさんとHさんが不要になった大きめのファミリーテントを持ってきてくれて、設営してくれました。もうログハウスに泊まれるんだけど…もうちょっと早かったら…嬉しかったな…
今日の私の仕事は焚き火。ずーーっと山積みにしたまま放置していた、裏山の整備で出た枝打ちした枝を片付けです。今日は1日中、ひたすら焚き火。ログハウスも暑さも一段落したしね
焚き火といえば、焼き芋でしょう 熾火になった端っこの灰の中に、ホイルに巻いたさつまいもをつっこんでおくだけ。ホクホクの焼き芋を期待していたんだけど、水分が抜け過ぎちゃったのか、パサパサで味もイマイチでした
濡れた新聞紙に包んでからホイルに包むといいらしい。メモメモ

ダンナさんはというと、引き続き裏山の整備。笹竹や雑木の間伐やら、草刈りやら…1本のロープと2本の棒だけで木に登る「ぶり縄」で、杉の木の枝打ちも。
地下足袋履いて、ぶり縄で高い杉の木に登って枝打ちしているダンナさんの姿はすっかり木こり。半年前まではサラリーマンだったとは思えません 人間関係のストレスからも解放されて、楽しそう。やっぱ、野生人ですね、うちのダンナさんは。

柿の収穫


あれだけたくさん花が咲いて実がついていた柿の木だけど、気がついたら10個くらいしか残っていない状態になっていまいました カラスに持って行かれているのかなぁ~とダンナさんと話していたら、朝、カラスが飛んできて近くの木に留まってこっちの様子を伺ってた。犯人はどうやらカラス…
カラスに食べられる前に食べなくちゃ ひとつ試食。まだ熟してなくて固かったけど、みずみずしくて甘みもあった。今週末が食べ頃かなぁ それにしても、庭で穫れた果物をいただけるなんて、この上ない贅沢です。

シラサギ


我が家に訪ねてきたお友だちは、みんな、田んぼにいる白い鳥を見て「白鳥がいるの」とか「あ、ツルだ」と言います 私も初めて見たときは、白鳥と思ったけど、これはサギ。スッと歩く姿が気品があってカッコイイ鳥です。
水辺でじっと立ち止まってたかと思うと、2~3歩、そろりそろりと歩き、また止まって…「だるまさんが転んだ」を一人でやってるみたいでちょっと滑稽 と思ったら、急にクチバシで地面を突いてエサをついばんでました。獲物を狙ってたみたい。
ちなみに、シラサギという名前のサギがいるわけではなく、白い色をしたサギ類のことをシラサギと呼ぶらしい。今日、田んぼで見かけたのは、くちばしが真っ黄色で長いから「ダイサギ」かな あと、白鳥は飛ぶときに首をまっすぐ伸ばして飛ぶけど、サギは首をS字にすくめて飛ぶらしいです。

和栗モンブラン


秋の味覚の代表ともいえる。千葉産の旬の生栗を使ってモンブランを作りました
スポンジやタルトがベースのモンブランが多いけど、私が好きなのはメレンゲ サクサクした食感のメレンゲと、濃厚なマロンクリームが相性がいいんです

材料

    (渋皮煮)

  • 栗 : 250g
  • 砂糖 : 125g
  • 水 : 3カップ
  • ラム酒 : 大さじ2
    (メレンゲ生地シュクセ)

  • 卵白 : 1個分
  • グラニュー糖 : 20g
  • 粉砂糖 : 15g
  • アーモンドプードル : 20g
  • 小麦粉 : 5g
    (マロンクリーム)

  • マロンペースト : 150g
  • バター : 30g
  • 生クリーム : 大さじ2
  • ラム酒 : 大さじ1
    (生クリーム)

  • 生クリーム 100mL
  • 砂糖 : 大さじ1
  • ラム酒 : お好みで

作り方

    (渋皮煮)

  1. 圧力鍋に栗を入れ、かぶるくらいたっぷりの水(分量外)を入れます。
  2. 高圧で加熱し、蒸気が上がってきたら弱火にして2分加熱します。
  3. 火をとめ、急速冷却します。
  4. 煮た栗が冷める前に、鬼皮をむきます。
  5. 沸騰したお湯にむき栗を入れ、煮立ったらお湯を捨てます。これを1〜2回くりかえし、アク抜きをします。(ゆでこぼし)
  6. 渋皮の毛が気になるようでしたら布巾などで取ります。
  7. 圧力鍋に砂糖を水3カップで煮とかし、栗を入れます。
  8. 低圧で加熱します。噴いたらすぐに火をとめ、自然に圧力が下がるまで冷ましたらラム酒を入れます。
    (メレンゲ生地)

  9. 卵白を軽くほぐしてからグラニュー糖を2~3回に分けて加え、ハンドミキサーでしっかり泡立てます。
  10. 粉砂糖、アーモンドプードル、小麦粉をあわせ、ふるったものを9に一気に加え、すくうように混ぜます。
  11. 絞り袋に入れ、クッキングシートに5cmくらいの円に絞り出し、100度で2時間焼きます。
    (マロンクリーム)

  12. できあがった渋皮煮のうち150gをブレンダーなどでペースト状にしてから裏ごししてマロンペーストを作ります。
  13. ボウルにバターを入れ、室温に戻して練り、マロンペースト、生クリーム、ラム酒を入れてなめらかになるまで混ぜます。
    (生クリーム)

  14. 別のボウルに生クリームと砂糖を入れ8分立てします。
    (飾り付け)

  15. メレンゲ台のうえに半分に切った渋皮煮、生クリーム、マロンクリームをそれぞれ絞り出して飾り付けし、粉砂糖を振ったらできあがり。

渋皮煮は多く作っておけば、冷蔵庫で2ヶ月以上もちます。
スポンジ台はタルト生地でもスポンジケーキでもバターケーキでもホットケーキなんかでもOKです。