タチツボスミレ


スミレにはたくさんの種類があるそうですが、その中でも日本に多いのが、このタチツボスミレです。ハート型の丸こい葉っぱと、ひょろりと長ーい茎、ややうつむき加減な薄紫色の花。なんだか控えめな印象のお花です
別名:-
科名:スミレ科
多年草
ちなみに、スミレのタネにはアリが好きな物質(エライオソーム)が含まれていて、アリがタネを運ぶことで、テリトリーを広げるんだそうです 控えめな見た目とは裏腹に、何気にしたたかなスミレなのでした。

ツクシ(土筆)


地元の班長さんが4月から変わったと聞き、ご挨拶に。途中、道端にずらーーーっと整列するように生えているツクシを発見
ツクシはスギナの胞子*1で、春早くに現れ、ツクシが枯れてからスギナが現れるそうです。
我が家の法面は日当たりがいいせいか、もうスギナでいっぱい ツクシには気がつかなかったなぁ・・・
スギナは酸性土壌を好むので、石灰などを撒いて土をアルカリ性に変えてしまえば退治できる、とネットに出ていたけれど、焚き火した後の灰を撒いた場所にもバッチリ生えてます・・・ 草木灰はアルカリ性のはずなんだけど
しかも、スギナは根っこを切っても、切ったところからまた芽が出るらしい・・・ こうなったらもう除草剤しか方法はありません。生えてきたら、抜かずに地道に除草剤で処理していこうと思います。

  • 注1胞子:花の開かない植物がふえるのに必要な細胞のこと

カラスノエンドウ(烏野豌豆)


急に法面が緑に染まった理由はこのカラスノエンドウ。ひざくらいまで背丈が伸び、あちこちに鮮やかなピンク色の花を咲かせています。花が咲き終わって豆がついたとき、そのさやが黒くてカラスの羽のようなのでこの名前がついたそうです。
よーく観察すると、アリがちらほら。花の下のあたりの葉のつけ根にある黒い斑点から蜜を分泌してアリを呼び寄せ、害虫を追い払ってくれるんだそうです ボディーガードといったところかな
別名:ヤハズエンドウ
科名:マメ科
越年草

ニワトリ乱入!?


朝、電車で大谷木に向かっていると、ダンナさんから写メが。
「お隣のニワトリが脱走してきてタマゴを産んでったよ
私が到着しても、ニワトリが3羽、家の周りをウロウロしていました 人を怖がることなく、水を飲んだり土をつついて虫をついばんだりしていたから、時々放し飼いにしてるのかな 当たり前だけど、産みたてのタマゴはあたたかかったそうです

トウダイグサ(灯台草)


法面の雑草がすさまじい勢いで伸びているので、そろそろ草刈りしなくちゃ。でも、その前に根っこから枯らしてしまいたいものだけ除草剤でやっつけることにしました。対象は「ギシギシ」「イヌムギ」「スイバ」「ノボロギク」「オニノゲシ」。どれも背丈が高く、茎が太くてカワイクない植物です・・・
ひとつひとつ、スプレーでシュッシュと吹きかけていたら、見たことない植物を発見。幾何学的な美しさに思わずパチリ
これは草 それとも花 ネットで調べてみると「トウダイグサ」という野草らしい。
別名:沢漆(サワウルシ)、鈴振り花(スズフリバナ)
科名:トウダイグサ科
越年草
灯台(昔の室内照明器具。木製の棒の上に皿をのせ、油を注いで紐状の灯心に火を付けて明かりをとっていた)に見立てて命名されたそうです。茎や葉から出る白い乳液は有毒だそうで、皮膚にふれるとかぶれるらしい 気をつけなくっちゃ。

オオジシバリ(大地縛り)


タンポポの群生をよーく見てみると、タンポポじゃない花がちらほら咲いているのを見つけました。調べてみると・・・
名前はオオジシバリ(大地縛り)。すごい名前だ・・・ 地面を縛っているように地に這った茎から根を出すから、らしいデス。
別名:ツルニガナ(蔓苦菜)
科名:キク科
多年草

ノビル(野蒜)


昨日、ガンコ山でも収穫したノビル。我が家の法面にもたーーくさん生えていました さっそくスコップを持ってきて収穫。泥を洗い流して水に浸し、しばらくおいてから、1枚だけ皮を剥いで、ひげをとったら下ごしらえ完了。軽くゆでて酢味噌和えにしていただきまーす
別名:
科名:ユリ科
越年草

オニタビラコ(鬼田平子)


ここ1週間で急に増えたのがこのオニタビラコ。ひょろひょろっと長い茎の先にタンポポに似た小さな花をたくさん咲かせてます。もうちょっと背が低ければかわいいのにな…
科名:キク科
越年草

キュウリグサ(胡瓜草)


2mmくらいのちっちゃな水色の花がちらほら。よーく見ると、真ん中が黄色くて可憐でかわいい花です。ネットで調べてみると、名前は「キュウリグサ 葉をもむとキュウリのようなにおいがするから・・・なんて単純な・・・ オオイヌノフグリといい、かわいい花なのにヘンな名前をつけられてかわいそう。でも、花言葉は「愛しい人へ」とか「真実の愛」だって
科名:ムラサキ科
2年草

カタバミ(片喰)


去年調べたイモカタバミよりもひとまわり小さくて黄色い、カタバミもちらほら見かけます。
カタバミの葉っぱにはシュウ酸が多く含まれているので、金属を磨くとピカピカになるんだとか。とくに鏡がキレイになるらしいので、今度試してみよう
別名:黄金草
科名:カタバミ科
多年草