スミレにはたくさんの種類があるそうですが、その中でも日本に多いのが、このタチツボスミレです。ハート型の丸こい葉っぱと、ひょろりと長ーい茎、ややうつむき加減な薄紫色の花。なんだか控えめな印象のお花です
別名:-
科名:スミレ科
多年草
ちなみに、スミレのタネにはアリが好きな物質(エライオソーム)が含まれていて、アリがタネを運ぶことで、テリトリーを広げるんだそうです 控えめな見た目とは裏腹に、何気にしたたかなスミレなのでした。
カテゴリー: 11.生き物たち
我が家で見かけるたくさんの生き物たちです。
ツクシ(土筆)
地元の班長さんが4月から変わったと聞き、ご挨拶に。途中、道端にずらーーーっと整列するように生えているツクシを発見
ツクシはスギナの胞子*1で、春早くに現れ、ツクシが枯れてからスギナが現れるそうです。
我が家の法面は日当たりがいいせいか、もうスギナでいっぱい ツクシには気がつかなかったなぁ・・・
スギナは酸性土壌を好むので、石灰などを撒いて土をアルカリ性に変えてしまえば退治できる、とネットに出ていたけれど、焚き火した後の灰を撒いた場所にもバッチリ生えてます・・・ 草木灰はアルカリ性のはずなんだけど
しかも、スギナは根っこを切っても、切ったところからまた芽が出るらしい・・・ こうなったらもう除草剤しか方法はありません。生えてきたら、抜かずに地道に除草剤で処理していこうと思います。
- 注1胞子:花の開かない植物がふえるのに必要な細胞のこと
カラスノエンドウ(烏野豌豆)
ニワトリ乱入!?
トウダイグサ(灯台草)
法面の雑草がすさまじい勢いで伸びているので、そろそろ草刈りしなくちゃ。でも、その前に根っこから枯らしてしまいたいものだけ除草剤でやっつけることにしました。対象は「ギシギシ」「イヌムギ」「スイバ」「ノボロギク」「オニノゲシ」。どれも背丈が高く、茎が太くてカワイクない植物です・・・
ひとつひとつ、スプレーでシュッシュと吹きかけていたら、見たことない植物を発見。幾何学的な美しさに思わずパチリ
これは草 それとも花 ネットで調べてみると「トウダイグサ」という野草らしい。
別名:沢漆(サワウルシ)、鈴振り花(スズフリバナ)
科名:トウダイグサ科
越年草
灯台(昔の室内照明器具。木製の棒の上に皿をのせ、油を注いで紐状の灯心に火を付けて明かりをとっていた)に見立てて命名されたそうです。茎や葉から出る白い乳液は有毒だそうで、皮膚にふれるとかぶれるらしい 気をつけなくっちゃ。
オオジシバリ(大地縛り)
ノビル(野蒜)
オニタビラコ(鬼田平子)
キュウリグサ(胡瓜草)
2mmくらいのちっちゃな水色の花がちらほら。よーく見ると、真ん中が黄色くて可憐でかわいい花です。ネットで調べてみると、名前は「キュウリグサ」 葉をもむとキュウリのようなにおいがするから・・・なんて単純な・・・ オオイヌノフグリといい、かわいい花なのにヘンな名前をつけられてかわいそう。でも、花言葉は「愛しい人へ」とか「真実の愛」だって
科名:ムラサキ科
2年草
カタバミ(片喰)
去年調べたイモカタバミよりもひとまわり小さくて黄色い、カタバミもちらほら見かけます。
カタバミの葉っぱにはシュウ酸が多く含まれているので、金属を磨くとピカピカになるんだとか。とくに鏡がキレイになるらしいので、今度試してみよう
別名:黄金草
科名:カタバミ科
多年草